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みなさん、こんにちは!株が大好き 横山利香です♪
世界中から注目が集まっていた米国の大統領選挙ですが、トランプ前大統領が返り咲く結果となりましたーーー
2016年の大統領選挙でトランプ大統領に決まった時は日本の株式市場に動揺が走って暴落しましたが、トランプ大統領の4年間を見ているからか、はたまた物価高への苛立ちか、2024年は日経平均株価が1,000円を超える大幅高になりました。
しかし、2020年の大統領選挙で民主党バイデン大統領を選んだのに、結局トランプ前大統領を選ぶわけですから、人間とは都合のいい生き物ですね。
さて、11月になってようやく朝晩が寒くなり、日本も冬が近づいてきていると感じますね。2024年も残すところ2ヶ月を切って気になることと言えば、あと1週間ほど続きますが、国内企業の決算が続々と発表されていて、どの銘柄を選べばよいのか?ということではないでしょうか。
そこで、今回は中間決算で銘柄を選ぶ際のポイントを伝授したいと思います。
見るポイントとしては、想定為替レートをどの水準に設定しているのかです。前回の決算発表時には、ドル円では145~148円くらいが多かったように思われます。
これを踏まえてドル円の動きを振り返ると、今夏にはドル円が1米ドル140円前後でしたが、今は150円超まで円安が進行しています。もしドル円が140円前後であれば為替差損が発生した可能性が高いですが、150円超まで円安が進行したおかげで為替差益が発生している企業もあり、想定していたほど業績が悪くない企業が多く、今回の決算シーズンは思った以上によかったというのが私の個人的な印象です。
ただ、前回8月頃の決算発表の時に、すでにドル円が1米ドル161円台から円高進行に動いていました。円高にトレンドが転換している可能性が見受けられたにも関わらず、想定為替レートを円安水準に設定している企業がちらほら見受けられました。そうした企業は今回の決算で厳しい内容を強いられています。
想定為替レートの水準で何を見たいのかというと、企業のスタンスです。どちらかと言えば想定為替レートを円高水準に設定している企業の方が保守的と考えられるでしょう。
米国も政権交代となり、これから円安が進行するのか、それとも円高が進行するのかは誰にもわかりませんから、為替によって業績が左右される企業が保守的な姿勢であるほど、私たち個人投資家が損をする確率は小さいということです。
前回の決算に比べて、保守的な想定為替レートに設定しているのか、そして、想定為替レートの平均値がどのあたりになるのかを確認して、企業のスタンスが保守的かどうかを見極めて、次の決算発表にいかしましょう!
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