サービスを利用すると未公開株が貰える?!前澤氏が手掛けるカブアンドとは?



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




 

こんにちは、夢幻です。

11月の最終週(11/25~11/29日)の相場は横ばい、日経平均株価の先週末比は75円安の38208円となりました。

アメリカ市場はNYダウやS&P500が高値更新していますが、日本のマーケットはやはり弱い印象です。

月足で見ても11月は陰線&前月比マイナスで11月の下げ幅は900円程となりました。

11月はアノマリーで見ると比較的上昇する事が多いようですが、あてが外れた形となっています。

しかし、これでも日経平均は年初から5000円程上げてる事を考えるともう一伸びを期待するものなかなか難しいのかもしれませんね。

ところで、ちょっと投資家界隈で話題になっている”カブアンド”というサービスをご存じでしょうか?

これは、ZOZOの前社長の前澤友作氏が新たに手掛ける新会社のサービス名です。

ZOZOをYahooに売却してからは新たに新会社を手掛ける事はなかった前澤氏ですが、今回いよいよ本腰を入れて経営に参画するようです。

提供するサービスは、現時点では電気・ガス・モバイル通信・ひかり回線・ウォーターサーバー・ふるさと納税の6つで、主に生活に密着したインフラ事業となっています。

もちろんこれらの事業はいずれもインフラが必要ですから、それは自社でサービスを持つのではなく、サービス事体をそれぞれのサービス提供事業者(パートナー事業者)から卸してきて、サービスを提供します。

そして、カブアンドが提供するこれらのサービスを利用すると、カブアンドの株(正確には株式引換券)が貰え、これが他のサービスとの差別化の要となっています。

一つ例を挙げると、モバイル通信サービスが分かりやすいでしょうか。

現在、自社でインフラを持っている大手キャリア(MNO)はドコモ・AU・ソフトバンク・楽天の4社のみです。

これらの業者から通信回線を間借りしてサービスを提供する通信事業者をMVNOと呼びますが、これは俗に”格安SIM”サービスと呼ばれるものです。

カブアンドのモバイル通信サービスはいわゆるこの格安SIMサービスで、契約プラン毎に料金が決まっており、月のデータ使用料が3GBなら980円、20GBなら1980円といった5つのプランがあります。

そして、例えば20GBの月額1980円(税込み2178円)のプランでは、月に217枚の株(株引換券)が貰えます。(詳細は上の画像:カブアンドモバイルのページより引用)

当然ながら貰える株式は未公開株になりますが、評価額を基準としてもらえる株(株引換券)が決まり、大体217円分の株が貰えるそうです。

これは俗に言うと”ポイント”のようなもので、いわゆるオマケです。

ポイントはその企業のみで使える金券(電子マネー)ですが、カブアンドではポイントではなく代わりに株が貰えるというわけです。

実際にサービス利用者に株を配布するなんて事が出来るのか?
そんな事を考えた人も前例もありませんから、まったく新しい試みといえます。

前例がないため、この自社株をサービス利用者に配る事が法律的にも問題ないかを確認したり、事業の仕組みを作る専門チームを構築したりと、立ち上げには数年の時間を要したそう。

こんなサービスを手掛ける事にしたのには理念があって、そのテーマは『国民総株主』

つまり、日本国民が日本企業の株式を持って、資本家となる事です。

その為に、身銭を切るのではなく、日常的に使ってるサービスを”乗り換える”事でおまけとして株が貰える事で、株主になるハードルを下げ、株を持つ人を増やすのが狙いとのこと。

実際に株を持つ事で、株や投資を身近に感じてもらうのが大切だと前澤氏は考えているようです。

カブアンドは将来上場を目指していて、もし上場すると、世界的にも類を見ない株主数を持つ上場企業になるそうです(笑)

こういった試みがどのように受け入れられ普及していくのか?

成功事例が出来ればポイントが普及したように、株配布が普及する可能性もあり、投資の間口も広がっていくのかもしれません。

カブアンドの今後に注目したいと思います。

では次回もお楽しみに!

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。