13日の金曜日が・・・



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みなさん、こんにちは!株が大好き 横山利香です♪

 

早いもので2024年ももう12月になりました。あっという間すぎて恐ろしいですー

 

さて、来週は12月2週目にあたりますので、メジャーSQ週になります。メジャーSQ週といえば、日経平均が乱高下する場合が多くありますから若干注意です。

 

メジャーSQという言葉を耳にしたことがある人も多いかと思いますが、日経225先物などの株価指数先物取引または株価指数のオプション取引などを、最終的な決済期日前で決済するための「特別な価格」のことを指しています。

 

12月は13日の金曜日がメジャーSQですね・・・映画ではありませんが不吉ですね。この日を境に、日経平均の現物と先物の価格に乖離が生じます。具体的には現物よりも先物ほうが安くなります。

 

先物だけが安いからオトクというわけではありません。最近はまた株主優待を新設する企業が出てきていますが、ここ数年は業績が好調な時には配当金を実施する企業が増えてきています。株主優待はそこそこコストがかかるというデメリットもあるでしょう。

 

では、現物と先物が同じ価格水準に戻ることはないのかといえば、同じ価格水準にある時期がくれば戻ります。具体的には配当金の権利付き最終売買日の翌日の権利落ち日です。

 

2024年12月の大納会は30日月曜日ですから、26日木曜日が権利付き最終売買日になり、翌日の27日が権利落ち日になります。

 

そして、どのくらい差が出るのかといえば、配当金の分だけ先物のほうが安くなります。

 

来週13日の金曜日から先物ほうが配当金の分だけ安くなり、27日の権利落ちで同じ水準に落ち着きます。ですから、どのくらい配当落ちするのかは、先物と現物の価格差を見れば計算できることになります。

 

なので、メジャーSQ週にあらかじめやっておきたいこととしては、次の二つです。

 

①SQ値前に決済するので水曜日あたりが乱高下しやすいので注意しておく

②SQでどのくらい現物と先物に価格差が生じるか確認しておく

 

私のようにあまり株主優待や配当金にこだわっていないような人は、つい権利落ち日がいつなのか忘れてしまいがちです・・・

12月は株主優待や配当金の権利取りが比較的多い月なので、配当落ち日を忘れても焦らなくて済むように、どの程度配当落ちするのかをあらかじめ価格差から知っておくといいですよ!

 

 

最後にお知らせです。

 

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横山 利香

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)。テクニカル分析や四季報の分析をもとにした「テクノファンダメンタル投資」で安定的に利益を上げる現役トレーダー。