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みなさん、こんにちは!株が大好き 横山利香です♪
1月23、24日に行われた日銀会合では、0.25%の利上げが決まりました。これにより政策金利は0.5%になりましたが、なんと17年ぶりの水準だそうです。
17年前というと2007~2008年頃になるわけですが、リーマンショック前にちょっとした株や不動産のミニバブルが発生していた頃になりそうです。
そこで、今日は十数年ぶりに訪れている金利上昇時代の株式投資について考えてみたいと思います。
まず金利が上昇してウハウハになるのは金融機関です。ちょっと前まではゼロ金利を強いられていましたので、私たち預金者は銀行に預けても金利がつかない状況が長らく続いていました。
最近の金利上昇で少しずつ預金金利は上昇していますが、それでも1%を下回る水準ですから、受け取れる利子は正直スズメの涙程度。ないよりあった方がいいレベルでしかありません。
金融機関は必要な顧客にお金を貸し出しています。イメージしやすいところでは住宅ローンです。ローン金利が今、金利上昇とともに急ピッチで上昇しています。顧客から金利を手数料として受け取ることで金融機関は収益を上げますので、通常は金利が上昇すればするほど儲かります。
では、借りている側の立場になってみましょう。たとえば、変動金利でローンを借りている人達の大半が今「どこまで金利が上昇するんだろう・・・」と不安に思っているでしょう。なぜなら、金利が上昇してローンの支払いが増えれば、私たちが日常生活で使えるお金が減ることになります。
これは企業も同じです。企業は日々の活動を行うための運転資金や設備投資のために、金融機関から資金を借ります。借りるということは返済をしなければなりません。つまり、借入金が多い企業ほど支払うコストが増えるため、企業業績を下押しするリスクがあるということになります。
金利上昇局面でも好調な業績を維持できる企業はあります。ただ、2007年、2008年を振り返ると、利上げを行うことの弊害がいずれは出てくるということです。今日明日という話ではありません。
ただ、私たちは儲かるとつい気が大きくなってしまうので、金融引き締め局面こそ調子に乗らず淡々と売買していくことが重要だと思います。
最後に・・・
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