日産と本田の経営統合騒動どうなる？【横山利香】

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みなさん、こんにちは！株が大好き　横山利香です♪

日本海側はもちろんのこと九州や四国まで、全国的に最強寒波による豪雪が続いているというニュースが流れていますが、みなさんのお住まいの地域は雪が降っていますか？

東京はと言えば最強寒波の影響で最低気温がゼロ度ほどで寒いのですが、雪予報でもまったく降らなかったので、今年は雪が降らなさそうです。東京は積雪数センチで交通が麻痺するので、降らないに越したことはないのです・・・

さて、株式投資家のみならず、自動車愛好家からも注目を集めていると言えば、日産自動車（7201）と本田技研工業（7267）の経営統合騒動でしょう。

昨年末の12月に経営統合に向けた協議入りを発表しましたが、その後わずか1カ月ちょっとで、なんと日産自動車が基本合意書を撤回する方針を固めたという報道が流れています。ちょっと前には、合流予定だった三菱自動車工業（7211）が取り止めるという報道が流れていましたね。

背景としては、シャープに味を占めたのでしょうか、鴻海が日産自動車を狙っているというような報道が出ていたので、鴻海はマズイ！？という思惑があちらこちらであったのかもしれません。

当初は持ち株会社の設立を予定していました。統合比率を巡って当初から日産自動車が不満を抱いていたのに、子会社化の提案が出てきたので決裂したとのことです。

広告では「やっちゃえ日産」でしたが、本当に「やっちゃったね日産」という感じではないでしょうか。

そもそも日産自動車は過去に経営難に陥り、1999年にルノーが筆頭株主となって助かりました。その後、運よくEV（電気自動車）ブームの波に乗っかって一命をとりとめた感じでしたが、EVブームの失速や中国経済の停滞とともに再び経営難に陥ってしまったという感じです。

そもそも日産自動車の最近の決算は、為替レートなど将来の見通しがちょっと微妙で、どちらかと言えば緩めの数字を出してくる感じは否めませんでした。景気がいい時はそれでもいいんですけど、いったん景気が落ち着いてくると、もともとが緩めなので下方修正を余儀なくされやすいという感じになってしまうのでしょう。それでも緩いのは、数字か経営のセンスがちょっと欠けているのかなと思います。

さて、ここからの気になることはと言えば、そもそもが甘い見通しということで経営難に陥ること2回目なので、経営陣は総とっかえレベルのリストラ案でないと、周りからの理解も得られるかな！？

そして、2026年3月の社債償還やリストラ経費で現金も少なくなるでしょうから、昨年に続いて三菱自動車の株を再度売却するという形をとるのがいいかな？！と妄想しています。

残された道としては、次の2つなのかな？

①鴻海と提携するか？もしくは買われるか？

②自力で再建できるのか？

今後の動きには注目ですね！

ちなみに、私はEVで盛り上がってた時はホルダーでしたがとっくに持ってないので、横から一連の騒動をただ眺めているだけです！

最後に・・・

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