株主優待銘柄を買う時の注意点は?【横山利香】



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みなさん、こんにちは!株が大好き 横山利香です♪

 

早いものでもう3月です!いやー、年をとると一年があっという間で恐ろしいですー!!

 

ということで、今日は3月に注目を集めそうな株主優待について、株式市場の動きを考察してみましょう。

 

3月は多くの日本企業が決算期末を迎えることもあって、株主優待や配当金を行っている銘柄では権利確定に向けて株価が堅調に推移することもあります。

 

デフレが長く続いた日本でも、ここ数年はインフレが続いています。たとえば、コンビニでおにぎりを買おうと思うと、200円を超えるおにぎりも増えてきました。少し前までは100円前後が多かったので、インフレを実感する日々です。

 

物価が上昇している時に役立つ投資手法としては、株主優待があげられるでしょう。たとえば、飲食料品や飲食店で使える優待券等を中心に狙って、食事にかかる出費を削減しているという人も多いかもしれません。

 

企業としては、単純に株を買って長期で保有してほしいのでしょう。株主優待を新設したり、拡充する際に、つなぎ売りの手法を封じるために長期保有を前提とした、たとえば2回以上株主名簿にのることを条件にするなど、条件付きの株主優待が増えてきています。

 

よく使う株主優待であれば、長期で株主になるのも悪くはないでしょう。ただ、物価が上昇していることもあって、業績がちょっと苦しめの会社の場合、株価が想定以上に調整している銘柄をちらほらと見かけるようになりました。

 

つまり、中長期的な調整に転じている銘柄が増えているということです。

 

中長期的な調整をしている銘柄で、中長期での保有を前提とした株主優待をとることは、株価が下落している途中で株を購入することになるので注意が必要です。なぜなら、株価の下落が続いている間は、底打ちするまでは延々と株価が下落するからです。

 

株主優待をとって節約しようと思ったのに、株主優待で受け取れる金額以上に損失を被る恐れも出てくるでしょう。そうなったら本末転倒という他ありません。

結局、株主優待狙いでも、配当金狙いでも、値上がり益狙いでも、株式投資で勝つためには安い時に購入することが重要なのです。

 

では、なぜ株価が調整しているのかと言えば、株式市場の水準が上昇してしまったため、多くの銘柄が割高な水準まで買われてしまったからです。株価が業績よりも割高になれば、自然と株価の水準訂正が起こります。

 

3月の権利確定に向けて中長期保有の株主優待を狙う場合、株価が業績に対して割高ではないかを計算してみるとよいでしょう。そして、割高ではなさそうな銘柄を購入するようにすれば、中長期での調整に巻き込まれないで済む可能性が高くなるでしょう。

 

物価が上昇している時こそ、株価と業績の水準を意識して株主優待取りに取り組んでみてください!

 

 

 

 

最後に・・・

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1月の個別銘柄動画は良品計画(7342)

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横山 利香

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)。テクニカル分析や四季報の分析をもとにした「テクノファンダメンタル投資」で安定的に利益を上げる現役トレーダー。