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こんにちは。紫苑です。
関税による暴落の総括を何回か書くことにしました。
景気サイクルについては、暴落の総括が終わってから配信します。
4月4日の未明、ついにトランプさんの関税が発動しました。
もちろん、相場は発動前からそわそわして落ち着きませんでした。
結果も予想されていた中で最悪なものだったようで、時間外で急落しました。
急落銘柄数の推移から見ていきましょう。
3/31月20→4/1火24→4/2水18→4/3木20→4/4金213(斉藤レシオ47)→
4/7月1692(斉藤レシオ812)→4/8火20→4/9水16→4/10木0→4/11金0
*急落銘柄数
斉藤レシオはパラメータが深すぎて浅めの下げへの感度が悪く、浅い下げで反応するフィルターを作って運用しています。
このフィルターだと、20銘柄でちょっとした調整、100銘柄を超えるとX(旧ツイッター)がだいぶキツい雰囲気に。
冗長になるのでこのメルマガでは割愛しますが、リアルタイムに近い相場の観察メモは私のブログをご覧ください。
昨年の8月の暴落に続き、体感としてはあまり辛い暴落ではありませんでした。
さて、暴落時の資金管理です。
かねてより、否応なく以下のいずれかの選択を迫られるとお話ししてきました。
1.平時用のストラテジーの組入比率を減らす
2.暴落時のレバレッジを上がる
3.平時と暴落時のストラテジーをスイッチして使う
私は20年3月で退場しかけたのを教訓に、レバレッジのコントロールが簡単なので、3のスタイルを選択していました。
ただ、去年の8月は下げの勢いが速すぎて(早すぎて)、最悪のタイミングで平時用暴落時用をスイッチすることになりました。
結果、ポジションが足らずに値幅を上手く活かすことができず、簡単な暴落だったにも関わらず、DDをもらうことになりました。
今回も売るなら3日木曜日の引けか4日金曜日の寄りであって、
スイッチのためとはいえ7日月曜日に売るのは遅きに失していて、去年の8月の二の舞いになるように思えました。
そこで、今回は実験的に急落銘柄数が落ち着くまで持ってみることにしました。
ストラテジーのいじり方としては、
決済パラメータの期限切れや損切りに、急落銘柄◯以下というフィルターを入れました。
「暴落が収束するまで決済しない」という意味です。
この考えに至った急落暴落への対応の理論的な(=投資の王道の)裏付けもありますが、長くなるので別の機会に書きます。
この変更で問題になるのは全体のレバレッジ量です。
幸い、私は待機資金が多く、押し目買いの組入比率もかなり少なかったのでこの対応ができました。
(詳細にご興味のある方は私のブログをご覧ください)
本来ならこんなことは事前に調整を済ませておくべきことで、決して褒められたことではありません。
また、レバが高めの方は決して真似しないでください。暴落が深まると簡単に退場できます。
もちろん、今回の暴落が収束したら、この新しい運用方法で
・押し目買い+急落暴落で最大どのくらいのレバになるか、
・またどのくらいのDDをもらう可能性があるのか、
バックテストして場合によっては調整します。
おそらく押し目買いにフィルターを入れたり組入比率を低くしたりと、ウエイトを下げることになります。
多少の合計損益は犠牲になりますが、この運用スタイルを選択するなら、退場しないために必要でしょうね。
今回の暴落→反発の振る舞い方について、名古屋でオフ会を予定しています。
詳細が決まりましたらご案内します。
(このオフ会はフェアトレードとは無関係ですので、問い合わせは私のX;旧ツイッターアカウントかブログでお願いします。)
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紫苑
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量



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