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From:田村祐一
日経平均株価は3万6000円台に回復し、
順調に暴落前の水準を目指して上昇を続けています。
この上昇がどこまで続くかわかりませんが、
過去の暴落相場では、暴落の相場を迎えたとの相場は、
短期的に強い上昇相場となる可能性が高く、
約1ヵ月から3か月程度上昇が続くことが多いです。
暴落がひと段落したこともあり、
一度今回の暴落相場について振り返りたいと思います。
今回の暴落相場のピークとなった4月7日には、
日経平均株価の終値は3万1136円58銭となりました。
その日のシステムトレードの逆張り系売買ルールでのトレードによる
ドローダウンは時価ベースで2割を超えていました。
8日以降株式市場が反発したことで、
11日時点ではドローダウンは1割くらいまで回復しました。
反発の過程で、暴落中に買い付けしたトレードを
順次手仕舞いしていったことで、運用資産は順調に回復しました。
よって、今回の暴落では、若干の損失で終わりました。
日経平均株価が3割近く下落した相場で
少しの損失で抑えられているのは健闘したと言えるでしょう。
欲を言えばトントンくらいになってほしかったですが、
まぁ、こればかりは仕方がないですね(苦笑
ただし、売買ルールの設定によっては、損益トントンも十分に狙えたので、
少し暴落対応の逆張り戦略の設定内容を見直したいなと思っています。
システムトレードでは、暴落相場に特化した逆張り戦略という戦略であり、
暴落相場で有効に機能する逆張り戦略があります。
通称、「斉藤式 逆張り」ですね。
この戦略ですが、私のこの戦略での設定が
少し今回の暴落相場にかみ合わず、利益を逃していた感じがします。
何の設定がかみ合っていなかったかと言うと、
「発注方法」の設定です。
「斉藤式 逆張り」の発注方法の設定が、
「指値注文:シグナル当日の終値+6%」となっていました。
この設定の何が問題かと言うと、
7日に日経平均株価が3万1136円58銭まで急落したことで、
「斉藤式 逆張り」でたくさんのシグナルが発生しました。
8日の株式市場でそのシグナルの発注を行いますが、
8日の株式市場が上昇して株式市場がスタートしたことで、
せっかくでたシグナルの一部?けっこう?が約定せずに
注文執行になってしまいました。
もし、8日の株式市場が前日と横ばいとか、ちょっと下がってスタートしていれば、
それらが約定して、11日時点で、損失はなくなっていた可能性が高いです。
「発注方法」の設定を「指値+〇%」と設定は
今回の暴落を経験して、もうやめようと思いました。
上記のようにチャンスを逃すということは今回の暴落がはじめてではなく、
実は何度も経験している現象です。
もし、発注方法を「成行」にしていれば、
こういった問題を回避できていたので、修正したいと思います。
バックテスト上では「指値+〇%」の成績が良いという結果が出ますが、
その結果を無視して「成行」で発注していこうと思います。
これが、今回の暴落における最大の反省点であり、改善点ですね。
とは言え、コロナショック以来のあれだけ大きな暴落相場でも、
やっぱりシステムトレードは強いなと実感します。
暴落のピーク明けの11日時点では10%のドローダウンでしたが、
その後の反発相場で、暴落後の反発期を狙う戦略でトレードがたくさん発生し、
それらのほとんどが直近の株価上昇で含み益が大きくなっており、
ドローダウンは解消し、プラスに転じ始めています。
ですので、自分的にはもう暴落は過去のものになっています。
暴落相場の前後において、
システムトレードの右に出る投資手法はないと思いますね。
田村祐一
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田村 祐一



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