【速報】超長期金利の動向/解体工事中に作業員3人倒れる/備蓄米放出/想定レンジ/いま注目している株



【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




どうも、中原良太です。

今日も、最近のニュースを踏まえた投資や投機のチャンスや、株に関するよくある疑問などにお答えしていきます。

超長期金利の動向

5/27、日本国債の30年金利が急激に下がって3%を割れていました:

ちょっとだけ経緯を説明すると、ここのところ、防衛費が増えたり、景気対策をしたりで国際の発行額が増えていたんですね。

そこにトランプ大統領が「相互関税」を打ち出したところ、景気が悪くなって税収が減るんじゃないか、とか、景気刺激でもっと借金が増えるんじゃないか、とか、そういう心配が出てきたようです。

トランプ関税による金利上昇は日本だけでなく、世界中に波及しました。日本国債の30年金利は3%を超え、米国国債の30年金利は5%を超えました。

国債は「実質無リスク」と呼ばれてこそいますが、結局は借金に過ぎませんから、「本当に返せるのか?」とか、財政リスクを不安視されたら貸す側も警戒する訳ですね。

それに加えて、ちょうど日本銀行は短期金利を引き上げていました。利上げを始めたところで国債の買い手も買い渋っていたので、それで金利上昇に拍車がかかったんだと思います。

金利は株式市場にとっては「重力」のようなもので、金利が高いと株価を押し下げる力が働きます。

なぜかというと、金利が高いと国債利回りや預金金利などが上がり「リスクを取らなくても受け取れる収入」が増えるからです。

それこそ、銀行にお金を預けておけば4%とかの利息が受け取れるなら、わざわざ配当利回り4%の株を買うのはちょっとなーみたいな話になるわけです。

2025年に入ってから金利が上がっていたので、株価を押し下げる要因になるんじゃないかなーと心配していました。株式と債券は「金融商品の良きライバル」です。金利の上昇が株安につながる可能性があるからです。

そんな中で、「財務省が30・40年債の発行減額を考えている!」というニュースが出てきたので、財政リスクが下がるという安心感からか債券が買われて、金利が下がったんだと思います。

とはいえ、根本的な話として「財政が健全になりました!」という話ではなく、「お金の借り方を変えようかな」って話をしてるだけなんで、そこまでインパクトの大きな話でもないし、楽観もできないと思いますが💦

解体工事中に作業員3人倒れる

大阪府堺市の事故で、アスベストの除去作業中に、工事現場で作業員3人倒れたそうです。

解体工事って「騒音を出さないように」とか「ご近所を回っておく」とか、大変そうなんですよね。

アスベストの除去は解体工事業者が手掛けていますから、うちの持ち株は関係ないと良いなあ。

我が家では解体工事を担っている会社に投資しています。高度成長期に乱立した建物が軒並み老朽化していて、それに建設業は2024年問題で人手不足だし。これから業績が伸びると思うんですよね。

備蓄米放出

少しずつ、政府の備蓄米放出が進んでいますね。我が家の持ち株でも、関係ある銘柄が動意づいていて、含み益が増えてきました。もうちょっと利益確定しようか悩み中です。

お米、本当に高くなりましたね。コロナの前までは5キロ2000円台が当たり前でしたが、今では2倍しますからね。

備蓄米の放出については、超長期金利の話と一緒で「焼け石に水だろう」と思っています。参議院選挙前の票稼ぎですよね。

そもそもの話として政府が米の価格をコントロールしているのがダメだと思うんで、市場を自由化したり、それで不利益を被る農家さんにはしっかり保障したりで、もっと効率的な仕組みに作り変えて欲しいです。

想定レンジ

ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

また、EPSは時間と共に少しずつ上がっていて、過去10年間ではCAGR 8.5%です。

(1)PERのレンジと(2)EPSの成長ペースが今後も維持されるとすると、今後の株価は次のグラフのように推移すると期待できます。

2025年5月時点の筆者の想定レンジは32500〜42500円です。

5/27時点、日経平均株価の終値は37724円です。ちょうど想定レンジの「真ん中」くらいまで戻ってきました。

値付けだけを考えるなら、中途半端な状況だったら、ディフェンシブな割安株や、シクリカルな割安株を、バランスよくホールドするのが良いかと思います👀

また、そろそろ配当金が入ってくる時期ですね。うちの口座にも少しずつ入ってきています。嬉しい☺️

配当再投資で買われる銘柄もあると思うので、高配当株とかに注目するのも面白そうだと感じています。

いま注目している株

配当再投資されそうだな!ということで、明豊ファシリティワークス(1717)に注目しています。

同社は事務所や工場、学校などを建てたり、移動したりするのを支援するコンストラクションマネジメント会社です。

工場を稼働させながら移転する!みたいな、めちゃくちゃ複雑な引越しなどもがっつりサポートしてくれる会社です。

過去10年で、株価も業績も絶好調だし、トランプ関税の影響も受けず、むしろ2024年問題などの「建設業界の人手不足」が追い風にさえなりそうなので注目しています👀

ポッドキャストも作ってみました:

https://open.spotify.com/episode/3XwTccAA3ccoU5hW1FtMme?si=LeSOmiRrRTugG8hdKy-A4A

5/26時点の予想PERは11.8倍、予想配当利回りは4.61%、予想ROEは16.5%です。ザ・優良企業!という感じですねー。

資金効率も良いし、株価水準も適正水準です。過去10年でも5倍以上に伸びてきた会社ですし、今後が楽しみですね〜👀

相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。

今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。

追伸

3/6に新著を出版しました!

チャート分析などのライトな内容も含みつつ、中長期投資で使えるファンダ分析の着眼点なども取り入れていますので、初心者の方でも、中上級者の方でも喜んでもらえるんじゃないかと👀

ぜひ、お買い求めください!

https://amzn.to/3PCJ8ic

追々伸

すでにお持ちのあなたは、ぜひアマゾンにレビューを投稿して、感想をお聞かせください。ご満足いただけていると良いなあ^^@

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

中原良太

個人投資家・トレーダー。一児の父。18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」受賞。四季報オンラインで『カブ天気予報』を一年半連載。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。パズル大好き。妻と娘はもっと大好き。