
【お知らせ】
下記リンクのメルマガを中心に情報を更新していく予定です。
無料ですのでぜひご登録いただけるとありがたいです
↓
西村剛の投資戦略メルマガ【無料】
どうも、中原良太です。
今日も、最近のニュースを踏まえた投資や投機のチャンスや、株に関するよくある疑問などにお答えしていきます。
米国債の信用もギリシャ並みに
日本経済新聞で「米国債の信用、イタリア・ギリシャ並みにと報道されていました。
アメリカの大手ファンドであるアポロ・グローバル・マネジメントのチーフエコノミストが、米国債のCDSのスプレッドがイタリアやギリシャと同水準だ、と指摘したそうです。
CDS(Credit Debt Swap)とは、お金を貸す人が加入する「保険」みたいな商品です。
火災保険のように、仮に貸した相手が返済してくれなくなった場合は、保険が降りてお金が受け取れる、というものですね。
そして、CDSスプレッドとは、年間保険料/参照債務元本のことで、要はリスクが大きいほど保険料が高くなるよね、という話ですね。
難しいですが、ざっくり「国が借金を返せなくなるリスクを反映したのがCDSスプレッドで、アメリカのCDSスプレッドがイタリアやギリシャと同じくらいになっているぞ」という話です。
少し前に「アメリカの国債のレーティングが格下げされた!」という話が話題になりましたね。
5/16、格付け会社のムーディーズが、アメリカ国債の格付けを「Aaa(トリプルA相当)」から「Aa1(ダブルAプラス相当)」に引き下げました。
米国債の格下げは今回が初めてではなく、2011年にスタンダード・アンド・プアーズすでに格下げしています。
この時は株式市場が動揺して、世界中の株価がショック安になり「米国債ショック」と呼ばれます。

当時、S&P500指数は10%くらい下がりましたが、半年くらいかけて元に戻りました。これと比べると、2025年は「戻るのが早過ぎる」と思うくらいケロッと戻っていますね💦
僕はバーゼル規制上、無リスクと見做せるのは「自国通貨建ての国債」と「外貨建て国債ならAAA〜AA-」くらいだと認識しています。
つまり、ギリシャやイタリアと同等の格付け(BBB+)は、海外投資かから見れば「無リスク」とは言えず、仮にここまで格下げが起きたら相当相場が荒れると思います。
米国債の保有主体は約30%が外国人で、残り70%が米国内だそうです。
30%の外国人投資家が米国債を売る、みたいな動きがあったら大混乱になりそうなので、引き続き、動向を監視していきます👀
ちなみに、石破首相が、日本の財政は「ギリシャよりよろしくない状況だ」と発言して炎上しましたが、日本国債のCDSスプレッドは米国と比べるとはるかにマシで、AA+〜AA債並みみたいです。
金利の低い日本国債を買う気にはなりませんが、CDSスプレッドだけを見るなら「日本国債は米国国債よりもリスクが低い」ように見えますね。
絶対に買わない株
当メルマガでは、ちょくちょく「この銘柄が気になる!」と、上がりそうな株をピックアップしております。
ただ、僕としては「長期投資では絶対に買いたくないなー」と感じる銘柄をまとめたブラックリストみたいなのがあって、情報の価値として高いのはこっちの方なんじゃないかなーとも思っています。
例えば「セブン&アイ(3382)」ですね。
ちなみに、ここでの前提は「長期」では絶対に買いたくない、という話です。(短期は別で、セブンはTOBの話も出ているので面白さはあるかもしれないですね)
僕はセブンイレブンのヘビーユーザーでお世話になっているんですが、同社に長期投資しよう!と考えたことはありません。
というのも「顧客重視すぎて株主軽視になっているよなー」と感じるからです。
たまに「好きな商品を売っている会社に投資すれば良い!」みたいなこと言っている人を見かけるんですが、これは人によってはとんでもない間違いに繋がるんですよね。
例えば、ダメ男(ダメンズ)ばっかり好きになっちゃう女性がいたとして、その人が「好きな人と結婚したい!」となると、まあ大変な未来になるのは確定じゃないですか。
投資も似たようなフシがあって、「ダメなものを好きになっちゃう人」ってやっぱ居るんですよ。僕もそのタイプの人間だと思うんですけど、好きになっちゃうとダメさが分かんなくなっちゃうんですよね。
で、セブンの話に戻すと、セブンイレブンは「お客様」にとっては便利な店だと思います。
僕もセブンイレブンでちょくちょく買い物をするし、金のハンバーグとか大好きだし、ヨーカドーのネットスーパーの配達員のおじちゃんとかめちゃくちゃ親切でありがたいなって思います。値段はちょっと高いですが。
ただ、「客にとって良い会社」と「投資家にとって良い会社」というのを両立するのはめちゃくちゃ難しくてですね。
多くの場合は「客にとって都合が良いけど、投資家にとっては利回りが低い(ROEが低い)」とか、「投資家にとっては都合が良いけど、客にとっては高すぎる」とか、アンバランスになってしまう場合が多いんですよ。
セブンの場合は「客にとっては良いかもしれないけれど、投資家にとってはおいしくない」会社だなーと思っていて、つまり、投資家が客に搾取されやすい位置付けだと思うんです。
2024年2月期の同社のROEは6.3%、25年2月期は4.5%、26年2月期の予想は6.3%です。
不動産投資くらいのリターンと考えると悪くないかもしれませんが、株式投資家の要求リターンは大体8%が平均ですから、それと比べると見劣りします。
「誰かが得をするために誰かが損をする」ってのは企業経営では本当によくあることで、というか、そうなるのが当たり前とさえ思うんですが、たまーに、お客さんも満足、投資家も満足!みたいな会社があるんですよ。
僕が投資したいのはこういう会社で、「うわあ、うまくできてるなあ」と唸るような会社がPER7〜8倍で放置されていたりしたら、特売コーナーに群がる人のごとく買い漁ります。
日経平均の想定レンジ
トランプショックの前の水準が3万8000円で、トランプショックのボトムが3万1000円でした。トランプ大統領の動きで右往左往することはあるかもですが、多分、この材料だけで、このレンジをはみ出すことはない気がしています

2025年6月時点の筆者の想定レンジは32500〜42500円です。
6/3時点、日経平均株価はは37446円です。ちょうど想定レンジの「真ん中」くらいです。
レンジのちょうど真ん中くらいなので、ディフェンシブな割安株や、シクリカルな割安株を、バランスよくホールドするのが良いかと思います👀
足元では半導体株指数が上がってきていて「そろそろAIブームの第二弾が来そうだな」と感じています。うちでも関連株を仕込んであるので、これからが楽しみです。
いま注目している株
G-7ホールディングス(7508)に注目しています。

「オートバックス」や「業務スーパー」のフランチャイズが中核の会社です。
オートバークスについては微妙じゃないかと思っていたんですが、売上構成比を見ると半分が業務スーパーなんですね。
6/4時点で予想PERは10.4倍で、指数と比べても安い。予想ROEは17%と効率が良いです。
リスクがあるとすれば、フランチャイズ契約が切られる!というのが一番怖いですね。
とはいえ、今の所そういう気配はない気がしていますし、ディフェンシブな株は適正株価も高いんで、手堅いビジネスをやっている割には、お買い得じゃないかと思います。
安定成長している会社なので、「下がったら買い」という逆張り戦略と相性が良いと思います。IR BANKとchatGPTで確認したところ、2010年以降の予想PERの中央値は10.485倍らしいので、この水準を下回ったら買う、みたいなトレードがうまくいきそうですね。
2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。
今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。
【6/5だけの緊急告知】暴落をチャンスに変える方法
☑︎ 頻繁に株価をチェックしてしまう
☑︎ 仕事や家事が手につかなくなる
☑︎ 人と会うのを避けて孤立しがちになる
☑︎ 感情的・衝動的な投資に走ってしまう
☑︎ 周りに相談できず、一人で抱え込む
といった経験がありませんか?
もし1つでも当てはまったら、このまま読み進めてください。
ちゃんと対策していれば…
トランプショックを覚えていますか?
あの時、日経平均株価は2週間で7000円下がりました。
持ち株のほとんどが暴落しました。
「こんなに下がるのか?」と不安になったり、
「ちゃんと対策しとけば…」と後悔したり、
「何か手を打たないと…」と焦ったり、
「どうすれば良いのか分からない」と身動きを取れなかったり、
今でも思い出しますよね。
トランプ大統領が政治を続けている限り、また暴落がくるリスクもあります。
あなたは、もう対策できていますか?
忙しくて対策できていないのならば同じ損を繰り返すかもしれません。
暴落をチャンスに変える方法
かつては僕も暴落が来るたびに、「どこまで資産が減るんだろう?」と不安になっていました。
でも今では、暴落をチャンスに変えるための「銘柄選びのチェックリスト」があります。
電車の車掌さんが指差し確認するように、安全で魅力的な株を点検しているのです。
暴落を笑い飛ばす夫婦の秘密
ちなみに、1年前に日銀ショックがあった日、僕は妻と娘と遊びに出掛けていました。
株価が暴落したのを見た僕は、「見て!日経が4000円も下がってる!」と妻に知らせました。
すると妻は「すごーい!歴史的瞬間じゃん!」と笑い飛ばしていました。
暴落が来ても心配になるどころか、「笑い飛ばせる」ようになりました。
たった2つ確認するだけ
チェック項目はたったの2つだけ。
1つは「これは良い株か?」を確認する項目。
悪い株を避けて、お金を損するリスクを最小限に抑えるためです。
もう1つは「いまは良いタイミングか?」を確認する項目。
悪いタイミングを避けて、時間を損するリスクを最小限に抑えるためです。
「良い株」を「良いタイミング」で持つ。これを総合して実践するのが我が家の流儀です。
有効性は確認済み
念には念を入れて、チェックリストの過去の成績もシミュレーションしてあります。それが、以下のグラフです:

一時的に不調な時期こそあれど、基本的に右肩上がりで、絶好調です。
上のグラフは、僕が作成したチェックリストを満たす銘柄を買った場合のシミュレーション結果です。
資産運用ニュースレター
このチェックリストを「資産運用ニュースレター」という小冊子にまとめました。
これまで2197名が購読し、読者からは、
> 「相場の乱高下に関係なく安心して保持できる銘柄を見つけることができるようになる」
> 「中長期での運用を考えるようになり、コロナ等の暴落でも長い目で判断することで、結果利益に繋げることができています」
などの声を頂いております!
500円で差し上げます
このニュースレター、通常価格は5,500円のところ、今回なんと特別価格500円でご提供いたします!
お申し込みは今日(6/5)限定
ただし、この特別なご案内は【6/5】限定です。
このチャンスを逃すと近い将来、後悔するかもしれません。
忘れないうちに、今すぐお申し込みください。
↓
※締め切りは【今日(6/5)】です。
締切を過ぎると二度と受け取れません。だから忘れないうちに、今すぐお申し込みください!
↓
※締め切りは【今日(6/5)】です。
【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


中原良太



最新記事 by 中原良太 (全て見る)
- 【速報】やっぱり建設業でしょ/僕が買わない株/日経平均の想定レンジ/いま注目している株 - 2025年6月11日
- 【速報】米国債の信用もギリシャ並みに/絶対に買わない株/日経平均の想定レンジ/いま注目している株 - 2025年6月5日
- 【速報】超長期金利の動向/解体工事中に作業員3人倒れる/備蓄米放出/想定レンジ/いま注目している株 - 2025年5月28日