地政学リスクで日経平均下落…今、投資家がすべきこととは?



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みなさん、こんにちは!株が大好き 横山利香です♪

 

6月18日に会社四季報夏号の発売が迫る中、イスラエルがイランに先制攻撃を加えたことが報道されました・・・これまでも中東情勢は緊迫していましたが、緊張状態がより高まってしまいましたね・・・

 

地政学リスクの高まりでリスクオフが進み、低リスクの円が買われて円高が進行し、株が売られる流れになって、日本の株式市場は下落してしまいました。日経平均株価はせっかく38,000円を超えたと思ったら、また下回ってしまいました。

 

地政学リスクはいつ発生するか予測できないため、突発的な事故のようなものですから諦めるほかありません。

 

しかし、イスラエルとイランは以前から衝突していました。米国が両国の間に入ってましたが、遅かれ早かれ、このような事態に陥る可能性が高いと考えていた人が多くいても不思議ではないでしょう。

実際、日経平均株価の下落幅やドル円での円高の進み具合を見ていると、調整の範囲内といった程度です。

 

このような地政学リスクが発生した時、どういった行動をとればいいのか、二つの手順をご紹介します。

 

手順①まずは冷静になる

地政学リスクに限らず、株価が急落すると「何かあった!?」と不安に思う人が多いと思います。まずは冷静になって、何があったのか原因を探しましょう。同時に、低リスクの金融商品の値動きを確認しましょう。

低リスクと言ってすぐに思いつくのが金や日本円、債券ですので、これらのなかで強烈な動きをしている商品がないのか、値動きを確認しましょう。

 

手順②過去と比較する

強烈な動きで思い出すことと言うと、コロナショックが発生した時に、原油先物価格WTIがマイナスになったことが挙げられるでしょう。

イレギュラーな事態が発生するということは、リスクが非常に高いと考えておいたほうがよいですから、過去と比較して、現在がイレギュラーかどうかを確認します。

 

過去と比較してイレギュラーであれば、不測の事態です。そうでない場合は、ひとまずは調整なので他も見ながら判断すれば考えてよいでしょう。

 

これらを踏まえてイランとイスラエルの状況を見ると、これからどうなるかはわかりませんが、地政学リスクは確かに高まってはいるけれども、すべての金融商品が通常の範囲内の動きにとどまっていることがわかります。

つまり、長期化するとまた話は別ではありますが、今のところはある程度は織り込み済みである可能性が高いと考えられます。

 

こうした事故のようなことは、投資をやっているとよく起こります。不安に駆られて焦って投げると、そこが底だったということはよく起こります。そうした事態にできるだけ陥らないためにも、手順を踏んで冷静にマーケットを判断して行動してください!

 

最後に・・・

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横山 利香

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)。テクニカル分析や四季報の分析をもとにした「テクノファンダメンタル投資」で安定的に利益を上げる現役トレーダー。