なぜシステムトレードは暴落相場に強いのか?2025年上半期の成績報告



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From:田村祐一

2025年もあと少しで半分が過ぎようとしていますね。

今年は、4月に暴落相場が発生したことで、
かなり難しい相場展開となっています。

暴落後は、順調に株式市場が回復し、
現状では暴落前の水準まで上昇しているものの、

日経平均株価は3万8000円前後でもみ合いが続いています。

日経平均株価が年初が4万円前後だったので、
5%くらい下がっている状況です。

そんな中で、先週少し時間が空いていたので、
2025年のシステムトレードの成績を集計してみました。

2025年の6月13日時点の私の成績は、

【+15%】

となっています。

日本株市場が約5%下がっていることを考慮すると、
かなり上出来な数字となっています。

暴落相場が発生したことを考慮すると、
大満足な数字と判断しています。

今年の相場は主に4つのフェーズに分けることができます。

①暴落発生前の緩やかな下落相場(1月~3月)

②暴落相場(3月~4月)

③暴落のピークを迎えた後の反発相場(4月~5月)

④反発が一巡した後のボックス相場(5月~6月)

この4つのフェーズでどのような成績推移だったかと言うと、

①では、大きくは負けていないものの、押し目買い戦略等で、
細かく負けが積み重なり、少しやられが続きました。

②では、暴落相場が発生しましたが、
逆張り戦略が上手く機能して、トントンで乗り切れました。

③では、暴落後の反発相場を取る戦略や、順張り戦略がかなり機能して、
大きな利益を上げることができました。

④は、大きな動きがないことで、損益に大きな変化はありません。

という感じで推移しました。

①のフェーズは一言でいうと【耐え】の時期でした。

逆張り系の戦略でトレードしても勝ち負けを繰り返し、
トータルでは微減していくという感じですね。

その耐えの時期が続く中で②に移行しましたが、
この暴落相場自体は、逆張り戦略が上手く機能し、

ピークを迎えた直後の反発で、
それまでの下落よって抱えた損失は解消し、

暴落前の資産とほぼ同水準まで回復しました。

システムトレーダーによっては、
今回の暴落は利益で終えた人も多そうですね。

暴落が終わり③に移行したタイミングは、
今年一番の稼ぎ時となりました。

何を買っても儲かる相場だったので、
ここで大きく利益を出すことができています。

反発相場が一巡し④に移行しましたが、
ここはまさに無風の相場と言えます。

以上をまとめると、①と②、④では運用資産は耐えの時期で、
今年の勝ち分の大半が③で稼ぎ出しています。

③でいかにトレードできたかが成績に大きな影響を与えていますね。

今年は、システムトレードの強みが最大限でている相場となりました。

③での利益に目が行きがちですが、
大事なのは②のフェーズで負けなかったという点が非常に重要です。

もし②のフェーズで相場の下落幅と同様の負けを被っていたら、
③のフェーズに入っても、単純に①と②の負け分を回復させるだけで、
成績がプラスになることはなかったでしょう。

②のフェーズで相場が大きく下がったにもかかわらず、
トントン付近で耐えきったことで③で成績をプラスに変えることができたのです。

暴落相場と言えば、9割以上の投資家が損失を被る相場ですが、
システムトレーダーだけで見れば、勝った人が多いと思います。

システムトレードは暴落相場に非常に強い投資手法であり、
これが他の投資家と成績の差をつけることができています。

不安定な相場ほど逆張り系の戦略が機能しやすく、
今年みたいな方向性の見えない相場ではめっぽう強いです。

改めて、システムトレードの強さを実感しました。

年後半の相場がどうなるかはわかりませんが、
トランプ大統領の動向や、ウクライナとロシアの戦争、
それ以外にも外部要因で不安な要素が山積しています。

相場を見通しにくい中で、システムトレードが光る可能性は高く、
年後半も利益の積み増しが期待できそうです。

田村祐一

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