豊田自動織機に勝機はあったか



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こんにちは。紫苑です。

 

今週も豊田自動織機のTOBを題材にしてお話します。

前回はこのTOB(正確にはTOBを材料にしたトレード)を2段階に分け、株価を追いながらお話ししました。

 

参考記事:豊田自動織機TOBと株価の推移

https://sys-tatsu.com/investmentnews/?post_type=blog&p=15417

 

第一ラウンドは観測報道から正式発表までの期間です。

ここは観測報道に対してどう考えるかという少し専門的な案件になりますので、今回は割愛します。

 

第二ラウンドは正式発表からTOB開始までの期間です。

トヨタのアナウンスから、おそらく12月に16300円でTOBが開始されるだろうというのが事実関係です。

 

ただし、

・本当に12月に開始できるか(前倒しになることはないが遅れることはよくある)

TOB価格は本当に16300円か(これより安くなることはない)

この2点が今の株価のプレミアムになります。

 

前回もお話した通り、TOB発表直後の夜間のPTSでは15900前後で推移していました。

 

2.5%程度のディスカウントです。

この2.5%のディスカウントが浅いと思えば待ち、妥当~深いと思えば買いです。

 

私は浅い(株価はまだ高い)と思ったので見送りました。

 

一つは、

7732トプコンという銘柄が3ヶ月先(7月)のTOBでディスカウントが3%あり、これと比較してもまだ下げる余地がある

 

二つ目は、

拘束期間は少なくとも半年以上と長く、3%弱であれば半年あれば優待取りや他のサヤ取り案件の方が稼げるだろう

 

というのが根拠です。

 

結果から見れば、買えばほぼノーリスクで数日で2%程度を抜けましたが、私の資金量では買えませんでした。

 

また、今の株価16300-400円はTOB価格より上です。

おそらくPBR1倍割とディスカウントTOBを材料に上乗せ期待なのでしょうが、可能性はどうでしょうか。

 

TOBトレードは買取価格が決まっており、TOB価格と現在の株価のサヤ取りです。

これは第一ラウンド、第二ラウンドとも同じことが言えます。

サヤ取りなのですから、株価が高くなればなるほど期待値は小さくなり、リスク・リターンは合わなくなります。

 

上乗せ期待でエントリーするにしても、TOB価格以下でしょうね。

今の株価はやりすぎだと思います。

 

 

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4月の暴落を受けて、システムトレーダー間で知見を共有するためのものです。

詳しくは私のブログをご覧ください。

http://1million-st2.seesaa.net/article/515758328.html

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ご希望の方は、私のX(旧ツイッター)のDM  https://x.com/sion_trader か、私の個人ブログのコメント欄 http://1million-st2.seesaa.net/ よりお知らせください。

 

*この企画はフェアトレードとは無関係ですから、フェアトレードには問い合わせないでください。

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紫苑

2006年からシステムトレードを開始。最大DDは50%程度。システムトレードで1億の資産形成を達成し、2019年4月には、「300万円を1億円まで増やしたシステムトレーダーの軌跡」というテーマでセミナーを開催。 ここ数年は、イベントドリブン、OP、サイクル投資も手掛ける。「色々な意味」で後輩たちのリーダーや目標になるべく、日夜、「努力」をしています。
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量

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