楽天証券でまさかの事態!?株が「売れない」というトラブルに遭遇しました



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こんにちは、夢幻です。

先週の日経平均株価は、先週末比569円高の38,403円で引けました。

37,000円~38,500円のレンジ相場を一旦上抜ける場面もあり、保ち合いの下値も切り上げてきているため、やや上向きの相場となっています。

38,000円台をキープしつつ、39,000円台を回復できるかどうかが注目されますね。

ところで、先週は少し驚くような出来事がありました。

週明けの6月17日(月曜日)のことなのですが、なんと、保有していた株が【売れない】という状況に陥ってしまったのです。

こんなことは、専業になって初めて。というより、株を始めて約20年になりますが、文字通り初めての経験です。

その証券会社は楽天証券。

添付の画像をご覧ください。これは売買ツール上の現象をスクリーンショットで保存したものなのですが、

保有株数が100株しかないのに、
発注数量が【3,000株】

という謎の表示になっていることがお分かりいただけると思います。

これは現物株(保有銘柄)の注文状況なので、発注数量3,000株=現物売り3,000株、ということになります。

そもそも現物100株しか持っていないのに現物3,000株を売っているという表示自体がおかしなことなのですが、どうやらこの現物100株もこの3,000株に含まれていると見なされてしまっているようで、本来表示されるはずの**【売り】ボタンがどうやっても表示されません**でした。

仕方がないので、Web上からログインして売り発注ができないか試みましたが、やはりどうやっても売ることができません。

なにかトラブルが起きているのかと【お知らせ】を見てみると、こんな案内が来ていました。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

【続報】取引画面の表示が不正となる不具合について
6月14日に国内株式の一部のお取引において、夜間PTSの取引(買い・売り)および日計り約定分の現引き・現渡しが反映されていないという不具合が発生しておりました。復旧作業を行った後に、
・PTS取引の買いがあった一部のお客様の保有株数が倍になって表示される不具合が発生しておりましたが、こちらの事象につきましては15日16時頃に復旧いたしました。
・又、一部のお客様の平均取得単価が0となっている不具合が発生しておりますが、明日17日6時を目途に復旧作業を行う予定です。
お客様にはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

ここに表記されている不具合と、私の身に起こった不具合(売却不能)は厳密には異なるものですが、私が売れない状態になっていた銘柄はまさに14日の夜間PTSで現物売買をしていた銘柄だったので、なにか別の不具合が起きている可能性があると考えられました。

おそらく、証券会社のオペレーターに不具合が起きていることを伝え、手続きをしてもらわないと売り注文は出すのが難しいと判断。

これに気づいたのが朝の8時半ごろで、チャットサービスがあったので問い合わせを行いました。

チャットを開始したのが9時3分ごろで、10人待ちと表示されていました。

チャットでオペレーターに繋がったのが9時20分ほど。しかし、残念ながらチャットサービス上では解決せず、カスタマーサービスへ電話してくれと案内されました。

チャットが終わったのが9時40分頃。チャットを繋ぎつつカスタマーへ電話を開始すると、ガイダンスで「1時間待ち」とのアナウンスが!

携帯電話からかけると有料とのことで、1時間も待つと1,000円以上は電話代がかかってしまいます。

そこで、チャットサービスで「御社のトラブルでの損失(株価が下がる可能性)や経費(カスタマー通話料)が発生した場合、負担してもらえるのか」と聞いたところ、これらは自己負担となり、補償のようなものはないとのことでした。

幸い、チャットサービスでカスタマーサービスからこちらの携帯電話に連絡してくれるとのことだったので、電話を待つことに。

そして、後場中の13時過ぎにカスタマーサービスから連絡があり、不具合を対応してもらって、ようやく【売り】ボタンが表示されました。

やはり、データの反映のトラブルで誤った表記がされているのが原因だったようです。

最近、セキュリティ対策の件もあって、どの証券会社も頻繁にシステム改修をしているので、こういった不具合もあり得るとは思いますが、まさか自分の身に起こるとは思いもしませんでした。

幸い、今回は100株の時点で気づいたので影響は少なく、冷静に対応できましたが、
これが暴落局面で、一刻も早く売りたい場面で売れなくなったりしたら最悪ですね。

こんな事もある、というのは頭の片隅に置いておいた方が良いかもしれませんね(笑)

では次回もお楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。