「指値入力」の壁を越える!HHKB Studioで実現する秒速発注の極意



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こんにちは、夢幻です。

先週の日経平均株価は、先週末比340円安の39810円で引けました。

日足ベースでも陰線が多く、ここは予想通りの調整期間となっています。

とはいえ、先々週の1500円超の上昇を考えるとかなり小幅にとどまった印象ですので、このまま今月中旬までは小幅下落で推移するのではないかと思います。

そして、参議院選挙もいよいよスタートしました。

投資家の関心事と言えば、やはり金融所得課税の行方でしょう。

金融所得課税の強化を目指す政党が勝ったり大きく議席を伸ばすと、一旦は大きな下落要因とは言えるでしょうから、少し気にしてみてみたいと思います。

さて、話は変わりまして前回の続きです。

先週は、PTS(私設取引所)で自動売買システムによると思われる「ミスプライス」が発生し、そこから大きな利益を得られた体験についてご紹介しました。

薄い板のPTSで、機械的な大量の買い注文が入り株価が一時的にストップ高まで急騰。これに対し、即座に売却することで短時間で約10万円の利益を上げたという、まさに千載一遇のチャンスを捉えたお話でした。

AIの普及に伴い、今後もこのような自動売買による想定外の価格変動が増える可能性についても触れました。

そして、このチャンスはわずか”8秒”という非常に短い時間でした。

売り板が出てくることが分かっていればこの短い時間で売りを出すことは可能かもしれませんが、誤発注かを見極める判断プロセスを挟むと、おそらく注文(売り発注または価格訂正)に要する時間はわずかに3~5秒というところでしょう。

しかも、このPTSでは【成行注文】がありません。必ず価格を入力しなければならないのです。

この差は大きいです。

成行を選択する → 売り注文ボタンを押す

しかし、【指値注文】の場合、

指値入力窓を選択 → 売り指値価格を入力 → 売り注文ボタンを押す

と1ステップ増え、「価格入力」と「カーソル移動」の2工程が加わることになります。

これだけでも1~2秒は余計にかかると思います。

株数と売り指値の価格を入力して売り注文ボタンを押す、これを数秒で瞬時に行う難しさが少し理解いただけたのではないかと思います。

では私がなぜこのような咄嗟の売買ができたかというと、このキーボードを使っていたというのが大きいのです。

これは、HHKB Studioといって、キーボードの中央にマウス機能がついているキーボードです。

これにより、マウスカーソルを動かすためにキーボードからマウスへ手を動かす必要がなく、手元の操作だけで上記の売り注文が可能となります。

もし、マウスを使うとすると、キーボード⇔マウスの往復のタイムロスだけでなく、手を大きく動かす事により、タイプミスの可能性が格段に上がる事になります。

このタイムロスと正確にタイプする難易度を考えると、前出の”8秒”のトレードはまず無理だと思うのです。

このキーボードは一台4万円近くする非常に高価なキーボードですが、このキーボードのお陰で今回の1トレードで10万円近い利益を得る事ができたと考えれば、十分に費用対効果が見合っていると思います(笑)

ちなみに、これまで10年近く同種のLenovoトラックポイントキーボードを使っていてこれも同じマウス機能があるのですが、残念ながら細かいカスタマイズは出来ません。

対して、このHHKB Studioはかなり細かいカスタマイズができます。

例えば、マウスカーソルの移動速度調整が非常に重要で、LenovoのキーボードはOS標準の機能の数段階の速度調整しかできないのに対し、HHKB Studioはなんと28段階もの調整が可能で、かなり高速に動かすことも可能です。

そして、このキーボードには更に専用のキーマップ変更ソフトが付属しており、キー配列をかなり自由に変更することができます。

例えば上の画像のように、左手にトレード入力に必要なテンキー、カンマ、エンターキーを配列し、右手はマウス操作に専念させる、なんてこともできます。

このキーマップの専用設定は、プロファイル(Profile)として4種類までキーボードに保存することができますから、

プロファイル1:オフィスワーク用

プロファイル2:トレード専用

プロファイル3:検証作業用

のように、必要に応じて切り替えて使うこともできます。

このようなトレード専用のアイデアは最近思いついたので、今後試してみようと考えてます。

次回もお楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。