第1四半期決算で跳ねる銘柄、今のうちに仕込むべき理由



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From:田村祐一

7月の前半は、例年動きの少ない相場になりやすいです。

様子見ムードになりやすい原因は、
3月決算企業の第1四半期決算発表を月末に控えているからです。

5月に3月決算企業の本決算発表があり、
2026年3月期の業績予想が発表されており、

7月末の第1四半期決算発表は、
その業績見通しに対する最初の進捗確認ができます。

進捗の確認ができるまでは業績見通しに懐疑的になる投資家も多く、
第1四半期決算発表が出るまでは積極的に買いに入りにくいのでしょう。

そんなこともあり、直近の日経平均株価は3万9500円前後で、
売り買いが交錯している感じです。

動きの少ない方向性の見えない展開だから、
なかなか目先はトレードチャンスはありませんが、

そんな相場だからこそやっておくべきことがあります。

それは、第1四半期決算発表を見据えて、
好決算が期待できる銘柄を探すという作業です。

ただし、第1四半期決算は他の決算時期と異なり、
全く材料がない中で業績予想に対する進捗率を見極める必要があります。

例えば、第2四半期決算であれば、
第1四半期決算の進捗状況を見たうえで、

通期業績予想に対する進捗の予想がある程度立てられるのですが、
第1四半期にはそれがないので、予想が立てにくいというのがあります。

だから、多くの投資家が様子見スタンスを取るので、
7月前半は動きの少ない相場になるのです。

多くの投資家が様子見ムードになっているからこそ、
他の投資家を出し抜いて良い銘柄に先回りできれば、

大きな利益を獲得できるチャンスとも言えます。

さて、第1四半期決算で好業績を発表しそうな銘柄を見つけるコツですが、
私はおおまかに以下のフローで銘柄を絞り込んでいきます。

①好業績が期待できる業種の選別
②業種内でも今期の業績見通しが二桁増収増益の銘柄
③数か月単位で株価が高値圏に位置している

についてですが、当然ですが、業種全体で追い風の業種に注目したほうが、
第1四半期決算の内容も良いものになる可能性が高いです。

今期の例を挙げると、今期は米ドル為替が前年と比較すると
円高の傾向が強いので、外需系よりも内需系の企業が強いでしょう。

内需系の中でも、値上げ等で価格転嫁が進んでいる業種の
業績は良いものが並ぶ可能性が高いでしょう。

米の価格上昇が騒がれていますが、食料品全般の価格が
ここ最近ずっと上昇しており、それ系の企業の業績は良さそうですね。

食料品は、生きていくにはなくてはならないものであり、
1品1品の価格は安いので、価格転嫁がしやすいです。

それもあり、食料品系の会社は続々と値上げを行っており、
値上げした分の利益が業績に乗り始めています。

ということで、一例を挙げると、
食料品系の企業の第1四半期決算は期待できそうです。

についてですが、その業種を絞り込んだあと、
その中でもよい銘柄をピックアップしたいです。

前年度の実績が大きく増収増益かつ
今期の業績見通しも大幅な増収増益を見込んでいる企業が良いでしょう。

伸びている企業は積極的に広告宣伝にお金をかけ
レバレッジが効いている状態です。

儲けたお金をさらなる儲けにつながる投資を行える土壌があり、
好循環が続く可能性が高いからです。

前年度二桁増収増益で、今期も二桁増収増益を見込む企業の
第1四半期決算は結構期待できるでしょう。

ですが、やっぱり買うならトレンドがよい状況の銘柄です。

いくら業績が良い内容とは言っても、
トレンドが下落トレンドの銘柄は、

買いたい投資家よりも売りたい投資家が多いということです。

株価が下がっていることで、それ以前に当該銘柄を買い付けした投資家は、
含み損を抱えており、少しでも株価が反発すれば売りたいと考えています。

下落トレンドの銘柄は売り圧力が常に強いので、
なるべく買い付け対象から除外したいです。

一方で、上昇トレンドの銘柄は、買いたいと思っている投資家が多く、
買い付けした人の多くが含み益となっているので、

急速に株価が上昇している銘柄以外は、
上昇している限り売りたいと思う投資家は少ないです。

よって、上昇トレンドを形成している銘柄を
優先的に注目したいところです。

こんな感じでおおよその銘柄の絞り込みを行えば、
第1四半期決算前に仕込みたい銘柄がおのずと見つかります。

やってることは非常にシンプルなんですが、
多くの投資家はこういったことをしていないし
大体が様子見で何もしていないので、

必然的にしている投資家が勝てる仕組みです。

動きのない、何もない相場だからこそ
今は仕込みの銘柄探しにいそしむべきですね。

田村祐一

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