逆張りマルチ改良案3:成行/指値の選択(指値を選択するべき場面)



【読者23227名(2025年7月現在)】
株-1グランプリ3連覇の西村剛をはじめ、マネー雑誌等でおなじみの著名トレーダーのノウハウを無料で毎日配信。
今すぐノウハウを手に入れてください。

西村剛の投資戦略メルマガ【無料】




こんにちは。紫苑です。

 

今日も、4月の暴落を題材にして、完成した逆張りマルチの改良方法についてお話します。

 

3ヶ月前くらいに田村さんが

「逆張りは指値を使わずに成行でエントリーする」

という記事を書いていました。

 

参考記事:暴落後に見えた改善点──システムトレード運用の現在地

https://sys-tatsu.com/investmentnews/?post_type=blog&p=15304

 

私、これは理解できる部分もあるのですが、一方で両手を上げて賛成もしかねます。

 

指値にするか。

成行にするか。

 

正しい選択は、取りに行く値幅の大きさによって変わります。

 

斉藤レシオ100以上のクラスの暴落になると、

自律反発だけでも少なくとも暴落の始まりくらいまではだいたい戻ります。

 

底値からこの位置までの値幅を取りに行くことを想定する逆張りを作ったとします。

成行で買いにいった場合、すでに底から大きく反発していると、この値幅の大部分をすでに使ってしまっている可能性があります。

 

この場合は指値の方が良いかもしれません。

 

リスク・リターンが合わなければ

リスクをエントリー位置から底値までの値幅、リターンをエントリー位置から想定される反発位置までの値幅とした場合、

エントリー位置からの上下が見合わなければ、機会損失があっても、見送るのも合理的な選択肢としてあり得るということです。

 

「検証結果が良いから(何となく)指値を選択する」わけではない点は留意してください。

 

次回は、成行で買いに行くべき状況についてお話します。

(来週は本業多忙のため、お休みします)

【無料】システムトレードの検証ができる株式投資ソフトのフリー版を無料プレゼントします。こちらをクリックください!


The following two tabs change content below.

紫苑

2006年からシステムトレードを開始。最大DDは50%程度。システムトレードで1億の資産形成を達成し、2019年4月には、「300万円を1億円まで増やしたシステムトレーダーの軌跡」というテーマでセミナーを開催。 ここ数年は、イベントドリブン、OP、サイクル投資も手掛ける。「色々な意味」で後輩たちのリーダーや目標になるべく、日夜、「努力」をしています。
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量

最新記事 by 紫苑 (全て見る)

商号等:フェアトレード株式会社
金融商品取引業者 投資助言代理業
登録番号:関東財務局長(金商)第2669号
加入協会:一般社団法人日本投資顧問業協会

フェアトレード(株)の提供する情報の内容については万全を期しておりますが、その内容の完全性を保証するものではありません。

万一その情報によって 損害が生じたとしても、フェアトレード(株)は一切の責任を負いません。

投資に関する最終決定は投資家ご自身の判断と責任でされるようお願いします。

また、過去の実績は必ずしも将来の成果を示唆、あるいは保証するものではありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です