逆張りマルチ改良案3:成行/指値の選択(成行を選択するべき場面)



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こんにちは。紫苑です。

 

日本株、史上最高値を更新して無限に上がりますね。

このシリーズ、8月中や9月上旬には下を見に行くと思って書き始めたのですが…。

ま、いつか役に立つときが来るので、良かったらお付き合いください。

 

前回は逆張りストラテジーで指値を選択した方が良い場合についてお話しました。

 

「逆張りマルチ改良案3:成行/指値の選択(指値を選択するべき場面)」

https://sys-tatsu.com/investmentnews/?post_type=blog&p=15589

 

今回は成行を選択するべき場面についてお話します。

 

逆張りで指値ではなく成行を選択するべきなのは、指値の数%(十数%)を捨ててでも、機会損失を避けなければならない場面です。

 

暴落が極端に深まった場合、自律反発に加えて、暴落の原因に負けまいとしばしば政策的なサポートがなされます。

政策的なサポートはファンダを変えるので、反発は数ヶ月に及ぶことも多く、中長期で大きな反発を期待できます。

 

このように自律反発以上の大きな値幅を期待できるなら、目先の数%など誤差と見なして、成行で買いに行くのが合理的です。

 

ご自身の使っているフィルターと反発の持続力を調べて頂きたいのですが、

私の逆張りマルチでの目安を書くと、

斉藤レシオ100程度の暴落では、大GUしたものを成行で買いに行くのはためらわれます。

 

4月のトランプ関税での暴落は、成行で買いに行くか微妙なところでした。

 

・想定された中で最も浅い位置で大きめに反発した

・政策対応がなされたというより、たまたま良いニュースが重なった

 

何度も書いていますが、4月の暴落は値動きが不連続で利益を上げにくかった一方で、再暴落がなく退場しにくいタイプでした。

ですから、うまく儲けられなかったからといって、4月に最適化するのは危険です。

 

ただ、使っている逆張りがどれもバックテスト結果に最適化したような厳し目の指値のものしかなければ、

そのうちの(深い方から)いくつかを成行に変更するのは一考の余地があります。

 

私の逆張りマルチを例にあげると、

逆張りマルチのメインは9本で成り立っていて、一つ一つのストラテジーを作るときに無意識で成行にしていたものもあります。

4月の暴落を受けて、暴落の深いものは成行、浅いものは指値と意識的に分けました。

 

成行/指値の選択は、手持ちのストラテジーとのバランスによります。

あなたの逆張りマルチも一度棚卸してみてください。

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紫苑

2006年からシステムトレードを開始。最大DDは50%程度。システムトレードで1億の資産形成を達成し、2019年4月には、「300万円を1億円まで増やしたシステムトレーダーの軌跡」というテーマでセミナーを開催。 ここ数年は、イベントドリブン、OP、サイクル投資も手掛ける。「色々な意味」で後輩たちのリーダーや目標になるべく、日夜、「努力」をしています。
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量