暴騰銘柄の中核・堀田丸正!8月相場を動かした“仮想通貨バブル”の全貌



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こんにちは、夢幻です。

8月に入って、あるテーマ関連株が非常にバブル・仕手化しているのをご存じでしょうか?

それは仮想通貨関連銘柄です。

ビットコインが最高値を付けてここ1か月は落ち着きを取り戻してきたころ合いですが、その後はイーサリアムが主役となり、ここ一か月半で2倍近くに上昇しています。

イーサリアムは仮想通貨で第2位の時価総額を持つ中核銘柄で、時価総額は77兆円にも上りますから、増加したマネーの総量は30兆円強とものすごい額です。

その流れを波及してか8月に入って暴騰を見せる銘柄の半数以上が仮想通貨関連を材料とした銘柄であり、しかもその上昇率は1か月足らずで10倍にもなるものもあり、ビットコインが最高値を取った影響が株にも本格的に波及してきた印象です。

そこで、急ぎ今月急騰している銘柄を上に表形式でまとめてみました。

これは、8月の営業日(1~22日までの14日間)で、ストップ高(終値)が3回以上あった銘柄をランキングしたものです。

トップはなんと14日中10日ストップ高を記録した堀田丸正です。

このきっかけとなったのが、8月4日の引け後に出した堀田丸正の適時開示の情報です。

堀田丸正は「親会社・筆頭株主の異動」に関する適時開示を発表しました。

内容は以下の通りです。

RIZAPグループが保有していた株式(発行済株式の30%)を米Bakktへ譲渡

これにより、筆頭株主はRIZAPから Bakkt Opco Holdings, LLC へ交代

Bakktは米国ジョージア州に本社を置く 暗号資産(仮想通貨)関連企業 で、デジタル資産の取引・管理・決済サービスを展開

譲渡後もRIZAPは約27%を保有し主要株主には残留。

会社側は「業績への影響は特にない」と説明。

一見すると形式的な株主異動ですが、投資家にとっては

「Bakkt=仮想通貨プラットフォーム運営会社」

という強烈な材料に映りました。

なお、堀田丸正は日本におけるBakktのビットコイン戦略拠点に位置付けられ、買収完了後に社名を「bitcoin.jp」へ商号変更する予定です。

●株価急騰の背景

和装事業を営んでいた堀田丸正に、突如「仮想通貨関連株」という新しいラベルが付与されたことになります。

掲示板やSNSでは

「和装会社が一夜にしてビットコイン株に化けた」
「Bakkt傘下=ステーブルコイン関連」
といった声が飛び交い、短期資金が殺到しました。

(ちなみにステーブルコインとは価格が安定するように設計された仮想通貨で、法定通貨や、現物(金など)と連動するように設計された仮想通貨の事。
最も有名なものはUSDT=米ドルと連動する通貨)

その結果、8月のわずか14営業日のうち10回のストップ高を達成し、株価は53円から890円へと急騰しました。

これは典型的な 材料株相場+連想買いによる仕手化パターン であり、テーマ性が爆発的に作用した事例といえます。

●8月相場の特徴

さらに注目すべきは、堀田丸正だけでなく、ストップ高を繰り返した銘柄の過半数が仮想通貨関連株だったことです。

コンヴァノ(ビットコイン購入を開示)

アステリア(ブロックチェーン基盤開発)

アップバンク(NFT・ブロックチェーンゲーム関連)

インタートレード(金融システム×仮想通貨)

電算システム(決済代行・デジタル通貨インフラ)

ビーマップ(ブロックチェーン活用サービス)

ブイキューブ(Web3/メタバース関連)

これらが次々と資金流入の対象となり、短期的には株価数倍~十数倍のパフォーマンスを記録しました。

今回のケースは「ビットコイン高値更新 → イーサリアム急騰 → 日本株へのテーマ波及」という連鎖が如実に現れた例です。

特に堀田丸正は、親会社交代という一見地味な開示が“仮想通貨関連株化”の引き金となり、史上まれに見る急騰劇を演じたといえるでしょう。

投資家にとって重要なのは、業績よりも「テーマと資金循環」が短期相場を動かす瞬間があるという事実です。

まさに今回の相場は、仮想通貨関連バブルの震源地が株式市場にも波及した象徴的な一カ月でした。

この仮想通貨バブルが一過性のものと終わり株価は値を戻すのか、それとも新興セクターの中核となるのか注目です。

では、次回もお楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。