堀田丸正に続くか?エス・サイエンス株価急騰の裏側に潜む「仮想通貨バブル」の仕掛け人



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こんにちは、夢幻です。

前回取り上げた仮想通貨テーマの現在の中核銘柄である堀田丸正ですが、53円からわずか1か月弱で10回のストップ高を経て最高値1003円まで登りつめ株価は19倍になりました。

しかし、先週は一転特別売り気配に捕まると一気に3連ストップ安となり株価は半値の500円割れとなりました。

しかし、そこから早々に切り替えし、再度のストップ高となり株価は切り返しを始めています。再度の高値更新があるのか気になりますね。

前回は、筆頭株主交代という一見地味な開示をきっかけに、和装会社から一変して「仮想通貨関連株」へと変貌を遂げた堀田丸正の急騰劇をお届けしました。

業績ではなく「テーマと資金循環」が短期相場を動かす象徴的な事例でしたね。

そして今月、その仮想通貨バブルの熱狂をさらに加速させそうな、もう一つの銘柄が市場を騒がせています。

その名も、エス・サイエンス(5721)です。

ニッケル金属事業を営んでいたこの会社が、突如「仮想通貨事業への参入」を発表したのが今年の春ごろ。

そこから株価はわずか数ヶ月で急騰し、十数倍になっており多くの投資家の注目を集めています。

この急騰の裏側には、ある有名経営者の存在があります。

YouTubeなどのSNSで絶大な影響力を持つ三崎優太氏(通称:青汁王子)です。

三崎氏は春ごろこの銘柄がメタプラネットに続く次期仮想通貨テーマの本命銘柄として台頭すると睨み投資をしていたようです。(その後売却済み)

その理由が、エス・サイエンスの仮想通貨プロジェクトにおいて資金調達を担う公認会計士の能勢元(のせ・げん)氏がキーマンとして関わっていたことです。

能勢氏は、過去にメタプラネット(3350)の資金調達も手掛けていました。

メタプラネットは、本業のホテル事業からビットコイン投資事業に参入し、能勢氏の主導で「新株予約権(ワラント)」を発行していました。

覚えている方は少ないかもしませんが、私もちょうどシストレでメタプラネットを売買していて、そのまま新株予約権を取得して数十万の利益を得る事が出来た事を解説しました。

私は当時、この能勢氏については知りませんでしたが、当時のメタプラネットの開示を見るとチラホラこの名前がありますからこれは確かな情報といえます。

新株予約権は、株主に1株につき1個の割合で無償で割り当てられ、1個あたり
555円(現在は10分割されているので今でいう55.5円)で新株を購入できるというものでした 。

それが2024年7~9月頃の出来事でその頃は時価総額400億円程度でしたが、今年6月には時価総額1兆越えまで行き、少し値は落ち着きましたが現在でも6000億円程度の時価総額があります。

このメタプラドリームが今の仮想通貨バブルの根拠として語られることも少なくありません。

メタプラネットの事例は、能勢氏が手掛ける資金調達が、株価に大きなプラスのインパクトを与える可能性を示しており、その成功事例が今回のエス・サイエンスへの期待をさらに高めているのです。

三崎氏のyoutube動画で公開された情報によると、今回のエス・サイエンスは、能勢氏がアレンジした海外の巨大ファンドと三崎氏から、新株予約権(ワラント)の発行という形で巨額の資金調達を行うそうです。

その額は、会社の自己資本と合わせてなんと約95億円分。この資金で仮想通貨を大規模に購入することが発表されています。

三崎氏によると、これは単なる「株価を上げるためのパフォーマンス」ではなく、会社が仮想通貨事業で成功するための「本気の投資」であるとのこと。

さらに、三崎氏は「今後は会社の強みとして、自身の発信力を活かし、株主と積極的に情報を共有していく」とも語っています。

今回のエス・サイエンスの事例は、まさに堀田丸正に続く、現代の株式市場における「テーマ株」の動きを象徴しています。

堀田丸正で感じた、業績ではなくテーマが相場を動かすという事実。今回のエス・サイエンスも、同様の展開となるか注目です。

堀田丸正は仮想通貨を手掛ける外国資本の参入ですが、エス・サイエンスはメタプラネットと仕掛け人が同じという事でかなり注目されそうですね。

では、次回もお楽しみに!

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。