【速報】日経下落トレンド・・・危険信号点灯中



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どうも、中原良太です。

今日も、最近のニュースを踏まえた投資や投機のチャンスや、株に関するよくある疑問などにお答えしていきます。

ビットコインが弱い

8月半ば以降、ビットコインが弱いです。

かろうじて10万8000ドルあたりで下げ止まっていますが、10万ドルを割れたら値固めのできていないスカスカなゾーンが待っていますね。

ここで持ちこたえてくれると良いですが、さらに崩れると厄介なことになる気がしています。

ビットコインって、4年周期でピークつけてるので、とても気味がわるいです💦

ビットコインはカネ余りの温度計みたいなもので、「金融相場が崩れるとしたらビットコインが最初で、その時は日経も崩れると思う」と僕は考えています。

この点について、先日、YouTubeで、以下のコメントをいただきました:

> ビットコイン警戒するのはいいけど、ビットコイン買ってる会社の株が暴落するとして、なぜそれに釣られて全体が暴落すると考えてるのか

これ、まさにその通りの話で、ミクロベースで見ると「ビットコインが下がったら株価が下がるなんて意味わからん!」となるんですよね。

それでも僕が「ビットコインに注目する」としているのは、議論の的が「業績相場」ではなく「金融相場」だからなんですよね。

業績相場の話だったら「ビットコインが下がると、ビットコイン保有企業の業績が悪くなって株価が下がる。それ以外の会社は関係ない」となります。

一方、金融相場の話だと「ビットコインが下がると、カネ余り相場の終わりが近く、リスクマネーの潮目が変わるんじゃないか」という話になり、日経も下がるかもな、と連想しています。

金融相場では、日経平均よりビットコインの方が先に天井を打って、下落トレンドに入って、先に崩れる、みたいな動きになるケースがよくあるんですよね。

なぜかというと、金融相場でお金が抜けるのは「採算を取れないところから」だからです。

ビットコインは利子を産みませんから、利子のつく資産を残して、先にビットコインから売るわけですね。

金融相場が終わるとPERが高い株から売られていくようなもので、日本だと東証グロースが失速するみたいな感じですね。

業績相場 vs 金融相場

筆者は、「業績相場」と「金融相場」では株価が動くロジックが違っていると考えます。

「業績相場」は業績を素直に反映する相場で、業績が良ければ上がり、悪ければ下がる、となります。企業価値が株価へ反映されていくミクロ要因が中心で、地に足をつけた「ボトムアップ」な考え方ですね。

ただ、足元では「業績が悪いけど株価が上がる」ということが起きています。

つまり、株価が動く理由は「業績以外」で、それは投資家の気分だったり、投資家の財布事情だったりする訳ですね。

投資家がイケイケで浮かれているとも感じなくて、シンプルにお金が余っているんだと思います。

「金融相場」では「業績」ではなく「リスクマネーの量(投資家が取れるリスク量)」などのマクロ要因で相場が動きます。つまり「トップダウン」ですね。

業績が悪くてもリスクマネーが余っていれば上がるし、まさに8月はそんな相場だったと思います。

それこそ、「あれ?日本株って、今まで株主軽視だったけど、最近はそんなことなくないか?」みたいな認識の変化とか、「金はあるけど置き場所がない!」みたいな背景があるんだと思います。

金融相場はボトムアップではなくトップダウン、つまり「財布事情」と「気分」で動くんで、目先の資金需要や、投資家のセンチメントが重要だと思います。

往々にして、株式市場では、企業のファンダメンタルが変わるよりも、投資家のセンチメント(気分)が変わる方が早いんですよね。

だから成長企業とかだと成長よりも早く株価が上がって、バブルになったりする訳でして。

前に一橋大学の楠木建先生が「勝手に期待して勝手に幻滅するのが投資家という生き物」なんておっしゃっていましたが、ほんとその通りだなあと思います。

日経下落トレンド、嫌な雰囲気⚠️

日本株はちょっとトレンドが怪しくなってきました。いや〜な雰囲気です。

日経平均株価は25日平均をちょっとだけ上回っている間は底が固いんですが、ここを下回ってくると急に弱くなってくるんですよね。

目安としては、25日平均から「+2%〜7%」が適温相場で、そこから崩れて「-3%〜+2%」となると急に弱くなる傾向があります。

上のグラフが、日経平均株価の25日平均乖離率が+2%〜7%の時のバックテスト結果です。(バックテスト期間は1990年以降)

上のグラフが、日経平均株価の25日平均乖離率が-3%〜+2%の時のバックテスト結果です。

日経平均株価の短期チャートを見てみると、下落トレンド入りしていますね。

短期的な下値メドは41000円くらいで、43000円を回復しないことには辛い相場が続くと思います。

ただ、43000円を超えたところで「たけ〜な」となるので、それはそれで厳しいとも思います。であれば、一旦ドスンと下がって、「はい!仕切り直し!」となった方が、整う気がします。

日経、まだ天井近い?⚠️

たびたび指摘してきましたが、ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。

日経平均株価の長期チャートを見てみると、まだ高値圏にありますね。

2025年9月時点の筆者の想定レンジは34000〜43000円です。9/1時点、日経終値は42188円です。

想定レンジは34000〜43000円なので、時間の経過とともに天井ラインは上がっていますが、そうはいっても、まだ高いですね。

いま注目している株

以上を踏まえ、筆者は「上がるか下がるかで言えば、どちらかというと株式市場は全体として下にいくんだろうな」と考えています。

とはいえ、全てが下がるか?というとそうでもなく、「なんでも上がる上昇相場」から「良い株が上がり、悪い株が下がるセクターローテーションを伴ったボックス相場」へとシフトすると考えています。

だから、「下落相場でも連れ安しにくそうな株が良さそうだな」と感じます。ということで、今回は、ノジマ(7419)をピックアップします。6月のメルマガでも取り上げましたが、あれから絶好調ですね。

ノジマといえば、神奈川が地盤の家電量販店です。

ROEは高水準で、しっかり作り込まれている会社なのだなと感じます。

同社は、東京都・神奈川県を中心としたドミナント展開を行なっています。

ドミナント展開というのは「出店地域を絞る」ことですね。全国各地にバラバラに出展するんじゃなくて、一箇所に集中させるわけです。

もちろん、地域を絞ることでリスクが集中する可能性もあって、例えば、関東大震災みたいなことが起きると、同社にとっては大打撃でしょうね。

一方、地域を絞るおかげで得られるメリットもあって、例えば、広告宣伝費ですね。ローカルの広告を行うことで広告対効果を高めることができます。あとは物流費で、店舗を集中させることで物流費を抑えられます。

家電量販店は小売業で「薄利多売」なので、とにかくコストを抑える戦略が大事です。家電量販店に限らず、これは食品スーパーやドラッグストアにも言えることですね。

ドミナント戦略の良いところは、しっかりやっていれば、「店を出せば出すほど、時間と共にどんどん商圏が確立されて儲かるようになる」ということです。

もちろんライバルが入ってくるリスクはありますが、低コスト体質かつミチミチに出店していることで、ライバルを締め出しやすくなるわけですね。

ちょくちょくストックオプションを発行しているので10%くらい希薄化すると思いますが、それでも十分に割安だと思います。

こないだざっくり企業価値を計算してみたんですが、1株あたりの価値は7868円になりました。

するすると株価が上がっていってしまいましたが、それでも今の株価は3400円前後なんで、上がっているとはいえ、まだ適正株価の半値以下です。

9/1時点の予想PERは8.1倍、予想ROEは19%です。8月以降、停滞が続いていますが、それでも日経平均と比べればPERは半分だし、ROEは平均の倍近いし、「安くて良い株だなあ」と思います。

2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。

相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。

今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。

 

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中原良太

個人投資家・トレーダー。一児の父。18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」受賞。四季報オンラインで『カブ天気予報』を一年半連載。2006年ルービックキューブ日本大会準優勝。MENSA会員。パズル大好き。妻と娘はもっと大好き。

商号等:フェアトレード株式会社
金融商品取引業者 投資助言代理業
登録番号:関東財務局長(金商)第2669号
加入協会:一般社団法人日本投資顧問業協会

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