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どうも、中原良太です。
今日も、最近のニュースを踏まえた投資や投機のチャンスや、株に関するよくある疑問などにお答えしていきます。
日経平均一時48,000円🔥
10/6、日経平均は一時48,000円を超えました。前日比は2,175円高。4.75%も上がりました🔥

高市新総裁の誕生によって「高市トレード」が始まりました。
朝から日本株は大盛り上がりで、筆者も朝に先物をチェックした時に「日経先物が2000円も上がってる!?」とビックリしました。
指数の上昇を牽引したのはアドバンテストや東京エレクトロン、ソフトバンクグループといったAI関連株ですね。
逆に、ディフェンシブ色の強いニトリや良品計画は弱かったです。

セクター別にみると、この日は不動産も強かったですね。高市さんは以前「利上げはアホ」と発言したこともあるので、円売り・株買いが優勢となりました。
一方、利上げ期待が後退したことで銀行株が弱かったです。
ザラ場中にXでポストしましたが、株式トレンドマップを見てみると、指数は上がっていても、個別株は全然ダメですね。大型株は若干マシですが、日経平均に対して3%ほど劣後しています。

「指数は上がっているのに、どうしてうちの持ち株は上がらないんだ!」と、もどかしい思いをしている人も多いでしょうね。
かくいう僕もその一人なのですが、経験上「こういう相場でうまく立ち振る舞う方法はコレだよなー」と感じることがあるので、まとめておきます。
前にも書きましたが、株式指数は「個別株の先行指標」として動く傾向があります。
(1)まず指数が上がり、(2)次に個別株が上がる、ということですね。
いまみたいな上昇相場では、個別株投資は大体出遅れます。これは多分、避けられないし、仕方のないことなんだと思います。
とはいえ、「指数は先行指標」とも書いたように、個別株はしばらく時間が経つと、指数を追いかけるようにして動く傾向があります。
だから、こういう時期はしぶとく個別株を持っておくのが大事なんだと思います。
だいぶ指数が高くなっていて気持ちが悪いんですけどね。出遅れている株は指数がピークをつけて下がり始めたあたりから上がり始めることも珍しくないです。
今からでも買わないと損?
こんだけ上がると、
– 今からでも買わないと損?
– でも、これから買って大丈夫なの?
と心配になりますよね💦
これから景気が良くなって株価が上がるなら買っておきたいとも思うし、かといって、1日で日経平均が2000円も上がったので、「さすがに上がりすぎじゃない?」とも思います。
ちょくちょく中原は、「日経平均は25日平均以上乖離すると上がりすぎ」と発信しています。バックテストした結果も悪いですね。

じゃあ、今の25日平均乖離率はどんなもんか?ですが、すでに7%を超えてしまってます:

10/7も失速しましたが、まだ7%を超えたままです。経験的には7%がピークとなったことが多いです。短期的には「一旦ピークじゃないかな?」と感じるんですが、明日以降、どう動くか気になります👀
むしろ売った方が良い?
「ピークじゃないか?」と書くと「じゃあ売った方が良いのか?」と思うでしょうが、ここは判断が難しいところです。
日経平均はバックテスト結果が悪かったので天井が近そうだと思う一方で、個別株に関しては出遅れているものが多いんですよね。
先ほども書きましたが、株式指数は「個別株の先行指標」として動く傾向があります。(1)まず指数が上がり、(2)次に個別株が上がる、ということですね。
期待が先行して、指数よりも早くドカンと上がった株は少しくらい利益確定しても良い気がしますが、出遅れている個別株が上がるのはこれからで、今売ってしまうのは勿体無い気がします。
買える株 vs 買えない株
じゃあ具体的にどう判断すればいいのか?
筆者は
- 出遅れ割安優良株は買い
- 先行株は追加購入はしない
- 失速した株から売っていく
というのが良いだろうと考えています。
- 出遅れ割安優良株は買い
指数はアゲアゲですが、個別株をみるとまだ上がっていない株はたくさんあります。
昨日のブログでも「日本株は割安なものが多い!」ので、そういう株は今から買っても間に合うと思います。筆者の持ち株も出遅れ株ばかりです笑
- 先行株は追加購入はしない
指数を牽引している先行株については、前にバックテストした時には成績が芳しくなかったんですよね。
相場が上がるときは(1)先行株が上がる、(2)先行株が利益確定される、(3)出遅れ株へと資金が移動する、というように、市場内でダイナミックにお金が動いていくことが多いです。
ずーっと同じ株が上がっているというよりは、まずはAが上がって、次にBが上がって、そしてCが上がって…と、上がる株が移り変わっていくことの方が多いと思うんで、その流れに期待しています。
- 失速した株から売っていく
ちなみに、こういうアゲアゲな相場では、
- 先行株
- 出遅れ株
- 独歩安する株
という3パターンの銘柄が出てきます。
あくまで経験則ですが、これらの中で筆者が最も魅力的だと思っているのが「2. 出遅れ株」で、逆に、最も触ってはいけないと思っているのが「3. 独歩安する株」です。
考えてもみて欲しいんですが、こんなに相場が良いのに、それこそ年初来安値とかを更新している銘柄って、何か問題があるに決まっています。
MonotaROみたいな優良企業とかならまだしも、そうでない株が独歩安している時には「何かやばい」と感じる方が自然だと思うし、実際にそうであることが多いです。
上がりすぎた株が反動で押し目がきているとかなら良いんですが、ずーっと下がって年初来安値、とかだと地雷であることが多いんで要注意です👀
また、十分に値上がりして割安でなくなった株は処分する良い機会ですから、勢いがなくなってきたところで売ってしまうのも良いと思います。

中原家のポートフォリオ
10/6現在、我が家のポートフォリオは、
– 建設
– 防災用品
– 食品加工
– 食品卸
– IT
– レンタル
– 搬送機械部品
– ポンプ
– 搬送機械
– 建設機械
– 包装機械
– 自動車部品
– 食品スーパー
– レアメタル
– バイク用品
– 3PL
– AI半導体
です。
トレードはしておらず、放ったらかしです。
高市トレードで「テーマ株」を追いかけるつもりは特にないですね。
結局、いけてる株は上方修正を出しますし、そんときになって「あれ!これも高市銘柄だったか!」みたいなやつがポロポロ出てきます。
駆け込み高値でテーマ株を買っても、今からだとちょっと遅い気もするんで、しばらくは静観します。
防衛株なんかは予想PERが50倍を超えていて、もうさすがに旨みも薄いと思うんですよね。25倍とかだったらまだ買っても良いのかもしれませんが。
個人的には、むしろ今日下がった(けれど優良な株)には注目しています。KeePer技研とか、神戸物産とか、日本株が全面高なのに下がっていたんですよね。
多分、これらの銘柄は「相場が弱い時」に買われるんだと思いますが、特にKeePerはそろそろ安いと思っているので、上昇トレンドに入ってきたら買ってみようか画策中です。
金利上昇リスクには要注意
高市新総裁がこれからどう出るかは「みてみないことには分からない」ものの、彼女はリフレ派、積極財政のスタンスです。
トラスショックみたいなことまでは想定していませんが、ジワジワ金利が上昇したり、インフレ激化で支持低迷、みたいなリスクには警戒しています。
とはいえ、去年は「利上げはアホ」と言いつつ、今年はそこまで過激な発言がなかったところをみると、前回の総裁選からやや態度が軟化したんじゃないかなーとも感じていて、そこまでは考えなくても良い気がします。
想定レンジ
足元では上限を突破していますが、ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。
日経平均株価の長期チャートを見てみると、まだ高値圏にありますね。

2025年10月時点の筆者の想定レンジは34000〜43000円です。10/6時点、日経終値は47944円です。「だいぶ高いな〜」と思います。
とはいえ、今の上昇ペースはさすがに維持できないと思いますから、「なんでも上がります!」みたいなイージーな相場を期待するのは楽観的すぎる気がします。
だから、当面はセクターローテーション中心のボックス相場になると想定し、「何が売られ、何が買われるか?」を強く意識する必要がある気がします。
需給の分析
日経平均ETF(1321)の価格帯別出来高を見てみます:

高市さんが総裁になってから、日経平均株価はアゲアゲで、年初来高値の位置にあります。需給としては「パーフェクト」で、しばらく強気相場が続きそうですね👀
足元のセクターローテーションで強そうなのが、
- AI半導体
- データセンター
くらいで、それ以外の漁師コンピュータとか、核融合発電とかはちょっとフワフワしていて、期待が先行し過ぎている気がしています。
業績を追いつかない株高は「行ってこい」になりますからね。
いま注目している株
個人的なイチオシは、ホーチキ(6745)ですね。僕も9月の配当再投資でホーチキを買おうか悩んでいます。

チャートは2024年11月に撮ったものです。筆者のブログでは去年11月から取り上げている銘柄ですが、それからぐんぐん株価も上がっていますね。
ホーチキといえば火災報知器を販売している会社です。防災関連銘柄として、注目しています。防犯関連株でもあって、入退室管理とかもやってますね。
こないだ筆者が適正株価を試算してみたんですが、11500円くらいになりました。10/6時点で予想PERは13.6倍で、まだまだお買い得な感じがします。
2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。
相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。
今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。
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中原良太



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