高市ラリーの賞味期限



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こんにちは。紫苑です。

 

ジェットコースターのような相場が続いていますが、無事でしょうか。

 

私はピークから最深部で2-3%程度のDDをもらいましたが、木曜日引けの段階でようやくDD解消までこぎ着けました。

思い切りが良ければもう少し上手く立ち回ることもできたので、反省点が多い23週間でした。

 

劣勢だった総裁選を跳ね返し、まさかの高市総裁の誕生。

公明党の連立解消と異様な叩かれ方の中、維新との連立で、ようやく高市総理が現実味を帯びてきました。

 

安倍総理の再来かとの高揚感から、株価も爆上げしています。

が、高揚感とは別に、トレードは冷静になる必要があります。

 

今日は「高市ラリーの賞味期限」というテーマでお送りします。

 

1.日本の環境

 

まず、安倍さんが総理大臣になったときと今の環境を比較します。

 

安倍さんのとき

日本株は底値圏、ドル円70円、米国金利ようやく底打ち(円安圧力)

デフレ脱却が最重要テーマ

 

日本株は高値圏、ドル円150円、米国は利下げ中(円高圧力)

喫緊の課題はインフレ対策(利上げの必要性)

 

このように、13年前と今では環境が違いすぎるのです。

 

「アベノミクスよ、もう一度」と思う気持ちもわかります。

できることなら私もあのボーナスステージをもう一度やりたい。

が、そう簡単にいくでしょうか。

 

今は環境による制約が大きすぎます。高市さんの能力とは別の問題です。

殊、株価に関しては控えめな期待くらいが丁度よいのかも知れません。

 

2.日経平均のクセ(短期)

 

日経平均は一度上がりだすとしばらくトレンドが継続する傾向があります。

 

今回で言えば高市総裁の誕生で38000-40000円のレンジをブレイクアウト。

SQも近かったこともあり、ショートカバーを巻き込んで、木曜日まで上がりました。

その後、政局で上下し、木曜日は48400円(先物)程度で引けています。

 

一度上がりだすとトレンドが継続すると言っても、限度があります。

 

さすがにストラテジーの根幹に関わるので詳細は書けませんが、

統計的には49000円弱で反落リスクが高くなります。

1週間前の高値もちょうどその水準ですから、49000円をブレイクして上げ続けるのは、少なくとも統計的にはしんどそうに思います。

 

3.米国株対比(短期)

 

また、日本株≒米国株*為替 です。

 

日経平均はナスダックに相関が高いのですが、

ナスダックが関税で落ちた分、日本株が相対的に高くなっています。

為替も先週より円高に振れているのも相場は無視しています。

 

このように、私には今の日本株は短期的にも中期的にも警戒が必要に思えて仕方ないのです。

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紫苑

2006年からシステムトレードを開始。最大DDは50%程度。システムトレードで1億の資産形成を達成し、2019年4月には、「300万円を1億円まで増やしたシステムトレーダーの軌跡」というテーマでセミナーを開催。 ここ数年は、イベントドリブン、OP、サイクル投資も手掛ける。「色々な意味」で後輩たちのリーダーや目標になるべく、日夜、「努力」をしています。
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量

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