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どうも、中原良太です。
今日も、最近のニュースを踏まえた投資や投機のチャンスや、株に関するよくある疑問などにお答えしていきます。
トレード時代の終焉
高市さんが総裁になることで、「トレードの時代は終わるかもしれないな」と感じています。
その最大の理由が景気刺激に対する姿勢で、もう日本はデフレから脱却するのは確実だろうし、インフレが定着するとなると「キャッシュ=リスク」になるからです。
YouTubeライブなんかだとちょくちょく話してきたことなんですが、トレーダーと投資家の最大の違いは「キャッシュを持つタイミング」なんですよね。
投資家は「いろいろ株をガチホしながらキャッシュポジションも持つ」みたいな感じが主流ですが、トレーダーは「キャッシュオンリー」みたいな時期もザラじゃないわけです。
つまり、投資家と比べるとトレーダーは本質的に「守り重視」なわけですね。ずーっとリスク資産をガチホする投資家と比べて、トレーダーは無リスク資産を持つ時間がながいわけですから。
当然の帰結として、トレーダーは「低リスク低リターン」になるはずで、投資家のほうが大きいリスクをとるからリターンも大きいし、トレーダーはその逆になるわけです。
だから僕は「トレーダーは下落相場に強い」とも言ってきたんですね。
日本人はアメリカ人と比べると「投資家よりトレーダーが多いな」と感じていて、その一番の理由が1990年のバブル崩壊ですね。
バブル崩壊以降、デフレが続いた日本では「株は放っておいても儲からない」「暴落したときに逆張りで買うのがいい」「ガチホは危ないから短期保有で」というマインドが形成されていってしまったように思います。
バブル崩壊時にガチホしていた人はみんなバブル崩壊の波に流されていってしまったんですね。
デフレ時代、不景気が前提であれば、「株はいずれ安くなるもの」ですから、安くなるのを待って、のんびりキャッシュを蓄えておけば良いのでしょう。
しかし、ようやくインフレが定着してきて、ここにきて高市さんが総理大臣ですから、もはやデフレに逆戻りすることはないだろうと感じます。
となると、物価は上がるし株価も上がる。ハト派路線で暴落の回数も今後は減っていきそうですね。
となれば、のんびりキャッシュを持って「暴落がくるまで待つ」なんて悠長なことはいえなくなって、これからは長期投資家が復権する時代になるだろうな、と感じます。
言い換えると「株をガチホする」優位性が高まるという話ですが、だからこそ、安くて良い株を見極める鑑定力を高めておかんと、ボロ株を買って犬死してしまいます。
基本を徹底的に学び直さんといかんな〜と感じる、今日この頃です。
どこが天井になるか?
ここ10年ほど、日経平均の予想PERは13〜17倍のレンジで推移しています。
2025年10月時点の筆者の想定レンジは34000〜43000円です。10/20時点、日経終値は49185円です。どんどん上がっていきますね〜。
先物の価格帯別出来高を見ると、48000円の天井をぶち破り、再び青天井モードに入りました。こうなると、「どこまで上がるか分からないチキンレース」っぽくなってきます。
筆者は「残された弾もそんなに多くない気がしているので、高値を超えたとしても限定的」と考えているのですが、どうなることやら…?
価格帯別出来高の「厚み」を頼りに考えると、だいたい2500円刻みで出来高が活発になっていますね。この規則を当てはめるなら、次の節目は5万円前後ということになりそうです👀
持ち株が上がらない…
指数はアゲアゲですが[株式トレンドマップを見てみると、個別株は指数に大きく出遅れています。
特に出遅れているのが「割安株」と「ディフェンシブ株」で、バリュー投資の基本に忠実な人ほど報われない、なかなか厳しい展開です。
筆者がブログで公表している中原指数も、ついにTOPIXに逆転されてしまいました:
かくいう筆者もバリュー投資家なので、PERが低くて、守りに固い銘柄にたくさん投資しています。おかげさまで今日も出遅れていて、ちっとも資産評価額が増えません💦
筆者と同じように、「指数は上がっているのに、どうしてうちの持ち株は上がらないんだ!」と、もどかしい思いをしている人も多いでしょうね。
株式指数は「個別株の先行指標」として動く傾向があります。(1)まず指数が上がり、(2)次に個別株が上がる、ということですね。
特に、いまみたいなカネ余り相場では、個別株投資は大体出遅れます。これは多分、避けられないし、仕方のないことなんだと思います。
一方、指数のアゲアゲ相場の後には、個別株はしばらく時間が経つと、指数を追いかけるようにして動く傾向があります。
だから、こういう時期はしぶとく個別株を持っておくのが大事なんだと思います。往々にして良い会社は上方修正を繰り返すんで、安くて良い株を持っているなら、基本ホールドです。
のんびり持っていれば上がる株は細く長く持っていれば良いと思いますが、短期的な利益を追求するなら11月の決算シーズンで上振れそうな株を狙いたいですね。
上振れの確度が高そうな銘柄はオーバーウェートするのが良いかと思います。
足元ではAIバブルなので関連銘柄に注目するのも良いですし、別にAIにこだわる必要もなく、バブルが心配であれば、それ以外では建設業者とか物流業者とか、人手が足りなくて大変なセクターがあります。こういうとことに投資をしていれば手堅いと思っています👀
中原指数に組み入れている銘柄なら、
– 建設:明豊FW(1717)
– 防災:ホーチキ(6745)
– 陸運:ハマキョウ(9037)
– 空調:東テク(9960)
あたりは強い数字が出てくると思うんですよね。引き続き、注目していきます👀
ノジマも7月に上方修正を出して波に乗っていますよね〜。こんだけ好調な会社で予想PER9倍は流石に安すぎると思うんですが、なかなか上がりませんね〜苦笑
いま注目している株
最近、中原指数の組入銘柄ばっかり紹介してるんで、別の銘柄とかも取り上げてみようかと思います。
1つ目が兼松エンジニアリング(6402)です。
ここは環境整備用特車のメーカーです。産廃業者向け強力吸引作業車、高圧洗浄車で首位だそう。
ちょっと前に、「銀行から融資がおりやすくて、収益性が高くて、長期にわたってチャリンチャリン儲かりそうな会社って、どんなところかなー」と考えていた時に、産業廃棄物処理なんてどうかな?と思ったんですよね。
法規制が絡むため新規参入が難しいし、安定需要がある。業者を切り替えると許認可・契約手続きが複雑でスイッチングコストが高いし、固定契約に基づくキャッシュフローがあり、銀行評価が高いなーと。
ただ、調べてみてもなかなか良い投資先が見つからなくて、ウロウロと調べ回っている時に目に入ったのが同社なんですよね。
同社は強力吸引作業車で国内シェア8割強、高圧洗浄車で5割の最大手です。
めちゃくちゃ儲かっている会社というわけではないんですが、高いROEを維持しているし、需要も安定してそうなので気になっているんですよね。
他にも、東海ソフト(4430)に注目しています。
独立系のソフト会社です。システムリサーチなんかと似たような会社かなーと思うのですが、会社名に「東海」とあるので気になっています。
東海といえば愛知、愛知といえばトヨタ!
ということで、日本の主力産業である製造業向けに業務効率化のITを導入している会社なんじゃないかなーとフワフワ考えています。
あとは、ダイワボウ(3107)ですね。
同社の中核事業は「ITインフラ流通事業」で、着実に成長してきた会社さんですね。
あまり詳しくは調べられていないのですが、足元では上方修正を発表していて業績が好調なのと、長年、高い資金効率を維持してきた会社なんで、「多分、何かあるんだろうな」とチャンスの匂いを感じておりますw
2025年に入ってから、株式市場が荒れていて心配ですね。
相場が荒れている時は立ち振る舞い方しだいでピンチもチャンスに変わります。
今後も面白い株がたくさん出てくると思います。また見つけたら共有しますねー。
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中原良太



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