日経平均の反発力が示す“本当の強さ”とは?12月相場の行方を読む



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From;田村祐一

日経平均株価が10月31日に5万2411円を付けて以降、
11月は調整局面が続いています。

金曜日も大きく下げてスタートするなど、
高市首相の就任によるお祭りムードが少し落ち着きつつあります。

11月はずっと5万円を割り込みそうになっては、
反発する相場が続いており、少しもどかしい展開が続いていますね。

さて、今後の相場に対しての私の所感ですが、
今は次の上昇に対する足踏みをしている感じでしょう。

高市首相の就任以前の日経平均株価4万3000円あたりから
5万2000円まで上昇しました。

上昇率はおおよそ20%です。

20%わずか1か月くらいで上昇したことで、
多くの投資家は利益をそれなりに出せている状況です。

直近の調整は短期的な上昇に対する利益確定売りであり、
特段の理由があるわけではありません。

ここで重要なのは、利益確定売りが出たタイミングで、
弱い上昇トレンドだとそのまま下がり続けるからです。

冒頭にも言いましたが、5万円を割り込みそうなタイミングでは、
すぐに買戻しが入り、反発していることから、

利益確定売りする投資家が一定数いるのに対して、
新たに買い付けしている投資家も一定数いるという状況です。

言い換えると、5万円で買い付けしている
投資家が徐々に増えているということです。

そして、利益確定売りしている投資家の保有株数は徐々に減少しており、
利益確定売りする株がなくなれば、

今の相場で売りを仕掛ける投資家がいなくなるということです。

そうなれば、あとはわかりますよね。

買いを入れる投資家しか相場にいなくなるので、
再度上昇局面に突入するということです。

アベノミクス相場やコロナ後の上昇相場等、
過去の強い上昇相場では、一方向にずっと株価上昇していたわけではなく、

少し株価上昇したあとは利益確定売りに押されて、
一時的に相場がもみ合い期間に突入することがよくあります。

このもみ合いが利益確定売りと新規の買い入れの攻防であり、
これを乗り切れば、その後再上昇局面に入ります。

逆に、新規の買い入れが続かずに利益確定売りに押し切られると、
上昇トレンドの終焉を迎えます。

今回どちらになるかは神のみぞ知るですが、
私の個人的な相場観でいれば、

5万円ですぐに反発するあたり、買い入れの圧は強いと思います。

そして、ちょうど12月相場に入るのも上昇を後押ししてくれそうです。

12月相場はいろんな理由から例年買い圧力が強くなりやすく、
今のもみ合いを抜け出す力の後押しをしてくれて、

再上昇に向かいやすいと言えそうです。

今の相場に対して、少し悲観的な投資家も多くなってきていますが、
まだ株式市場は高値圏に推移しており、トレンドは崩れていません。

トレンドが明確に崩れていない段階で悲観的になる必要は無く、
今はまだリスクオンの時期と言えるでしょう。

リスクオフはトレンドが崩れてから考えればいいだけです。

3月決算企業の中間決算発表が一巡して、
決算が良い銘柄で直近株価が調整している銘柄がごろごろあります。

そういう銘柄は今は絶好の仕込み時であり、
利益のチャンスと言えるでしょう。

田村祐一

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