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決算発表がピークを迎えました。
決算発表は株価を大きく動かす一大イベントですが、特に今回は10月の日本株上昇をけん引していた ソフトバンクG、キオクシアなどが決算発表を機に株価が急落しており、次週以降、相場の物色対象が大きく変わってくる可能性があります。
ただ、これまで上昇していたソフトバンクG、キオクシアなどのAI、半導体関連銘柄も決算自体が悪いということはなく、むしろ決算自体は良かったものの、それまでの投機的な動きによる株価上昇が、材料出尽くしで一気に売られたような形での急落であり、日本株全体で見た場合、依然上昇トレンドが続いていると考えています。
特に今回の決算発表で好決算を出したにもかかわらず株価が上昇していない銘柄や、決算自体は普通でもこれまで株価が上昇していなかった銘柄に注目が集まるだろうと考えています。
10月は日経平均が16.6%上昇したことに対し、TOPIXは6.2%の上昇にとどまっており、旧マザーズ指数に関しては逆に4%下落しています。この流れの逆転現象が次週より見られるかもしれません。
また、AI、半導体関連銘柄も、さすがに急ピッチで上がった反動である程度大きな調整はあるものの、物色対象として魅力が落ちたわけではありません。株価が落ちいてくればリバウンドの可能性も十分にあるでしょう。
いずれにせよ次週以降、相場の物色対象が大きく変わってくる可能性があります。個別銘柄、日本株全体ともに短期的な調整はあるかもしれませんが、底打ちのタイミングが絶好の仕込み場でしょう。しっかりと底打ちを見極めてくださいね。
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西村 剛



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