2025年の株式市場を動かした主なテーマ



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みなさん、こんにちは!株が大好き 横山利香です♪

 

日本の株式市場は12月26日の権利付き最終売買日まで残り3週間となりました。日本の株式市場が高値圏にあるうちに損益通算を行おうと考えている場合には、できるだけ地合いがよい日を狙って損出しをしたいものですね。

 

12月は会社四季報新春号の発売が予定されていることもあって、「来年はどういった相場になるのかな?」と2026年の株式市場が気になっている人もいるかもしれません。2026年の株式市場の動きを考えるために、今回は2025年の株式市場に影響を与えたテーマについて簡単に振り返っておきたいと思います。

 

2025年の株式市場を動かした主なテーマは2つだったと考えられます。1つ目がトランプ関税、2つ目が生成AI(人口知能)になるでしょうから、それぞれについて考えてみたいと思います。

 

1つ目のトランプ関税では、米国トランプ政権が世界各国にさらなる関税を課すことを発表し、本当に関税を発動したことです。

関税の内容が明らかになると世界経済が減速することへの懸念が高まり、株価は下落を余儀なくされました。株式市場が急落するのも当然だろとは思いましたが、焦ったトランプ政権が関税率を引き下げたことで、株式市場はようやく落ち着きを取り戻しました。

 

2つ目の生成AI(人口知能)では、AI関連サービスの普及に伴って、AI関連サービスへの投資が増大し、企業業績が好調になることへの期待が高まったことです。

生成AIに注目が集まるようになったきっかけは、オープンAIが提供している「ChatGPT(チャットジーピーティー)」の登場です。その後、多くの人が利用するようになったことで認知度が上がっているようで、「チャッピー君」等の愛称で呼ばれるようになりました。

その後、マイクロソフトが提供する「Copilot(コパイロット」)や、グーグルが提供する「Gemini(ジェミニ)」が登場しています。

 

私も最初は「そんなに便利?」等と思っていましたが、技術が進化するスピードがとてつもなく速いこともあって、最近は用途に合わせて3つを使い分けるほど、なくてはならない存在になってしまいました・・・

 

足元ではAI関連への投資が過大すぎるのではといった懸念が高まり、AI投資関連銘柄の株価が調整を余儀なくされましたが、トランプ関税によって下落を余儀なくされた株式市場は、生成AIへの期待値が上回ったようで、株式市場は高値を更新する強い動きとなりました。

 

つまり、生成AIが株式市場のビッグウエーブをつくるほどの技術であることは間違いないということです。過去にもこのような新たな技術がいくつも登場しましたが、数年後には私たちの日常生活に溶け込んでいることがほとんどです。

 

これからの数年後には、私たちの日常生活に生成AIはなくてはならないものになっていることでしょうから、今後の進化について注目を続けていくことが重要になりそうです。

 

AIの今後の進化、そして株式市場に与えるテーマや影響については次回以降に考えてみたいと思います。

 

 

最後に・・・

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横山 利香

国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト(CFTe)。テクニカル分析や四季報の分析をもとにした「テクノファンダメンタル投資」で安定的に利益を上げる現役トレーダー。