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こんにちは、夢幻です。
前回は、
AIを「使う組織」と「融合する組織」の決定的な違いについてお話しました。
今回はそこから一歩踏み込みます。
テーマは、
私たち個人トレーダー、特にシステムトレードを実践している人が、
AIを単なる便利ツールではなく「共同思考する相棒」に変える方法です。
● 多くの人がAIを「便利な質問箱」で止めている
まず、現状を整理してみましょう。
多くのトレーダーは、AIを次のように使っています。
・この指標ってどういう意味?
・このロジック、問題ある?
・この成績どう思う?
もちろん、これでも十分便利です。
しかし、ここで止まってしまう人がほとんどです。
これは「AIを使っている」状態であって、
「AIと一緒に考えている」状態ではありません。
AIを本当に活かせている人は、使い方の次元が違います。
● AIと共同思考できる人は何が違うのか
違いはとてもシンプルです。
それは、
「判断材料そのものをAIに渡しているかどうか」
です。
例えば、こんな違いがあります。
× 良くない例
「この戦略どう思う?」
〇 良い例
「過去3年分の売買履歴、
エントリー条件、
ドローダウン時の心理、
ロットを落とした理由、
ルールを破った日のログ、
これらを踏まえて改善案を出して」
後者は、もはや質問ではありません。
自分の思考や行動を丸ごと渡して、
一緒に考えてもらう状態です。
これが「共同思考」です。
● システムトレードとAIの相性が抜群な理由
実は、システムトレードはAIと最も相性の良い分野の一つです。
なぜなら、
・数値データがある
・ルールが明確
・検証と改善を繰り返す
・感情が結果に影響する
という特徴をすべて持っているからです。
特に重要なのは、次の3つです。
① トレード日誌を「AI前提」で書く
多くの人が、トレード日誌を
「あとで自分が見るため」に書いています。
ですが、視点を変えてください。
「AIに読ませるため」に書くのです。
例えば、
・なぜこのエントリーをしたのか
・そのとき何に迷っていたか
・なぜルールを破ったのか
・エントリー前の心理状態
・負けた後に考えたこと
これをテキストで残すだけで、
AIは次のようなことを学習し始めます。
・あなたの思考の癖
・ミスが起きるパターン
・勝っている時の共通点
やがて、
「この場面、以前に負けた時と似ていますね」
「ここで焦る傾向がありますよね」
といった、客観的な指摘ができるようになります。
これは、人間のメンターではほぼ不可能です。
② 検証を「答え探し」ではなく「仮説づくり」に使う
多くの人はAIにこう聞きます。
「この戦略は勝てますか?」
しかし、共同思考の使い方は違います。
「この戦略が崩れる可能性を全部挙げて」
「このロジックが機能しなくなる相場を想定して」
「過去のドローダウンと似た状況を探して」
AIは答えを出す存在ではありません。
思考を広げる装置です。
この使い方を始めると、
・検証の質が一段上がる
・見落としていたリスクに気づく
・自分の思考の穴が見える
ようになります。
③ AIを「感情の外部化装置」として使う
システムトレード最大の敵は、
ロジックでも相場でもありません。
感情です。
・連敗後の焦り
・連勝後の慢心
・ポジポジ病
・ルール破りの言い訳
これらを、そのままAIに投げてください。
「今こう感じているけど、客観的にどう思う?」
「この判断、感情が入っている?」
AIは感情を持ちません。
だからこそ、冷静な鏡になります。
これは人間のメンターよりも優秀です。
ここまでが、今回の前半です。
次回は、
・AIと共同思考できる人とできない人の決定的な差
・この差が資産形成にどう影響するか
・AI時代に生き残るトレーダーの思考構造
について、さらに踏み込んでいきます。
それでは、次回もお楽しみに。
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夢幻



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