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こんにちは、夢幻です。
前回は、AIという怪物がなぜこれほどまでにメモリを食い尽くすのか、その技術的な背景をお話ししました。
映像やリアルタイム処理といった「重い」需要が、私たちの身近なメモリ供給を飲み込んでいるのが現状です。
今回は、この半導体・メモリコストの上昇が、私たち投資家やシステムトレーダーの足元をどう狂わせるのか。
そして、このインフレ環境下で、いかにして優位性を保ち、成果を上げ続けるべきかという戦略について、もう一歩踏み込んでいきます。
● 半導体コスト上昇は、トレーダーの“土台”を壊し始めている
メモリ高騰は単なるPCパーツの値上げではなく、
AI時代におけるインフラ再編です。
この変化が意味するのは、
検証環境の高コスト化。
メモリと計算資源が、個人からAIデータセンターへ吸い上げられているからです。
その結果、システムトレードの世界では、
・環境を維持できる人
・試行回数を回せる人
と、
・検証が重く止まる人
・改善スピードが落ちる人
という静かな分断が進みます。
もはや勝敗は、
ロジックではなく“環境”で決まる時代です。
● 生き残るための発想転換
では、個人トレーダーはどうすればいいのか。
ここで重要なのは、
「力技で回す」から
「賢く減らす」への転換です。
具体的には、
AIは検証後ではなく、検証前に使う。
無駄なバックテストを減らし、
構造チェック、弱点抽出、仮説整理をAIに任せる。
検証の前段階である「仮説の生成」や「ロジックの弱点洗い出し」といった、
人間の思考を補助する部分に集中させることです。
さらに重要なのは、
検証すべきアイデアそのものを、AIにトリアージ(仕分け)させること。
例えば、
・このロジックはどんな相場前提か
・過去に機能しなかった可能性はどこか
・構造的に破綻しやすい条件は何か
・そもそも検証する価値があるか
こうした問いを先にAIに投げることで、
「回さなくていい戦略」
「時間を使う価値のないアイデア」
を事前に捨てられます。
これだけで、
バックテスト回数も、計算資源も、思考疲労も大きく減ります。
AIを質問相手として使うのではなく、
売買ルールを設計するための共同思考のパートナー兼フィルターとして活用する。
これが重要です。
今後はこの思想を持っている人だけが、
低コストで高速に進化できます。
● まとめ
メモリ高騰は、
ただのPCパーツ値上げではありません。
これは、
・検証環境の再編
・個人トレーダーの淘汰
・計算資源を前提にした戦略の終焉
その入口です。
これから勝ち続ける人は、
大量計算型ではなく、
思考効率型。
そしてAIを、
「答えを出す装置」ではなく、
「思考を圧縮する装置」
として使える人です。
これまで培ってきた検証環境や検証ノウハウにAIを組み込み、
さらに進化させていく。
この取り組みが、これからのトレーダーにとって急務と言えるでしょう。
ではまた、次回をお楽しみに!
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夢幻



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