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From;西村剛
神戸のホテルより、、、
システムトレードで検証作業が慣れてくると、
「もっと別の売買ルールを作るぞ!」
とテンションを上げ「10コ」も「20コ」も売買ルールを作ることがあります。
おそらく、その理由はこうでしょう。
「たくさん売買ルールがあれば、シグナルがたくさん出るはずだ!
そうなれば、利益もどんどん上がっていくはずだ!」
と、、、
そんなことを思っているあなたへ、
今回の内容はお届けします。
確かに・・・
一つの売買ルールで運用するよりも、
「複数」の売買ルールで運用する方が、シグナルがたくさん出るのは理屈の通りです。
しかも、やはりその分だけ、
シグナルも発生し、利益のチャンスが増大します。
だから、結果的に「利益が増える」わけです。
そうですね。
その通りですよね。
この考えは正しいです。
まったく、その通りですね。
これに関しては、私も全く異論はありません。
ただし・・・
一つだけ、忠告があります。
忠告というより「条件」でしょうか。
その条件とは、、、
あくまでも「適切な売買ルールの組み合わせをした場合」だけ、
この理屈が現実になるということです。
例えば、、、
暴落が起こったとき、
シグナルが発生する逆張りの売買ルールを
それぞれ少しずつ変えて10種類用意したとしましょう。
何か、スゴそうなことが起きそうですよね。
でも、現実はこうなります。
その10種類を単に組み合わせても、
優先順位の高い売買ルールで、資金の大半が埋まってしまいます。
だから、実際に暴落が起きても、
機能する売買ルールは、多くても「2~3種類」なのです。
そして、この2~3種類で資金が埋まってしまいますので、
残りの売買ルールは、シグナルが出たとしても、資金を投入できないのです。
つまり、残りの売買ルールは、機能させても機能できないのです。
だから、結局、
たくさん売買ルールを作ったからといって、それが全て利益につながるというわけではないのです。
ですので、複数の売買ルールを作成するときには、
この点に注意して、実行する必要があるのです。
せっかくですので、
注意点だけでなく、複数の売買ルールを組み合わせる際の
「コツ」をお話しておきましょう。
単刀直入に言うとコツは、
「メインの売買ルールを決め、その売買ルールの弱点を補う売買ルールを組み合わせる」
ということです。
逆張りの売買ルールをメインに考えた場合で考えてみましょう。
逆張りは、勝率は高く、平均損益も大きいのですが、
トレード回数が少ないという弱点があります。
ということは、組み合わせるべき売買ルールは、
その弱点を補うものですから、「トレード回数を増やす」ものになるでしょう。
では、トレード回数を増やすには、
どのような売買ルールがあるでしょうか。
私であれば、暴落が起きていない時期にトレードが発生するような
「保有期間の短い売買ルール」を組み合わせるでしょう。
もしくは、逆張り売買ルールでシグナルが発生しにくい上昇トレンドで利益を上げる「順張り型」の売買ルールを組み合わせるでしょう。
そうすると、同時に大量シグナルが発生するのではなく、
年間を通じてコンスタントにシグナルが発生し、
逆張り型の売買ルール単体で運用するよりも、
より安定した利益を上げることができるでしょう。
そうそう、最後にお話しした何気ない一言ですが、、、
「年間を通じてコンスタントにシグナルが発生」
「より安定した利益を上げること」
このあたりは重要ポイントです。
このように発想せずに、一攫千金タイプの発想で、
「暴落のチャンスを逃すな!このタイミングでたくさんシグナルを発生させてやろう!」
「暴落のチャンスで一気に利益を上げて勝ち逃げだ!」
となってしまうと、いくら売買ルールをたくさん作っても上手くいかないでしょう。
発想は、あくまでも
「年間を通じてコンスタントにシグナルが発生」
「より安定した利益を上げること」
です。
この考えを根本に持って、複数の売買ルールを作成すると、
きっと上手くいくと思いますよ。
さ~、あとは実行するのみです。
ぜひ、今日のうちに何か実行してみませんか?
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西村 剛
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