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From;平山修司
東京の自宅より、、、
前回、個別銘柄の選び方として、
その名も、ズバリ・・・
「サル真似投資法」
を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
これは、私が個人投資家時代に
中小型株で良い銘柄を探すときに使っていた投資手法です。
さて、この「サル真似投資法」ですが、
これに関して、このようなご質問をいただきました。
「平山さんは、なぜ、投資信託から銘柄を選ぼうとしたのですか?
周りの人で、投資信託を買って良かった!という人がいないのに。」
確かに、そうですね。
周りの人で「投資信託を買って良かった!」という人がいないのに、
なぜ、私が投資信託から銘柄を選んだかは、不思議ですよね。
実は、この話、
一つポイントがあるのです。
そのポイントとは
「中小型株を組み入れた投資信託」
であるということです。
私は「中小型株」というところに重点を置きました。
ちなみに、その理由ですが、、、
それは、中小型株は時価総額が小さいので、
株価が大きく上昇する可能性があるからです。
せっかくですので、
ここで「時価総額」について確認しておきましょう。
時価総額とは以下の計算式で算出できます。
【時価総額=株価×発行済株数】
大雑把に言えば、
企業の値段のようなものです。
もし、企業がお店の棚に並んでいたら、
いくらで売っているかというようなものです。
そう考えると、時価総額はイメージしやすいでしょう。
ちなみに、日本の企業の
時価総額ランキングのトップ3は以下の企業です。
○1位:7203トヨタ(時価総額約18兆円)
○2位:9984ソフトバンク(時価総額約8兆円)
○3位:8306 三菱UFJ(時価総額約7兆円)
このように時価総額が大きい企業だと
時価総額が何兆円という膨大な金額です。
だから、機関投資家や個人投資家が
その企業の株を数億円から数十億円買い付けたとしても、
時価総額が大きいので、
なかなか株価は動きにくいのです。
具体例を挙げるなら、100kg以上ある体格の良い人に
100gくらいの小さなものが当たっても、
その人はビクともしないといった感覚でしょうか(笑)
とにかく、何兆円に対して、数十億円を動かしても、
その影響力は、少ないのです。
だから、時価総額が大きい銘柄の株価は動きにくいのです。
ということは、、、
それだけ、株価の変動がないということは、
利益になりにくいということですね。
だから、私は株価が動きやすい性質のある
「中小型株」を中心に投資するようになったのです。
中小型株の定義は証券会社などによって異なりますが、
時価総額が1,000億円以下の企業が中小型株と言われるケースが多いです。
このように時価総額が1,000億円以下ですと、
数億円から数十億円の投資家資金が流入するだけでも
インパクトが大きく株価が上昇する期待が
時価総額の大きい銘柄よりも大きく持てます。
そうなれば、利益になる確率が高く
その利益幅も期待できます。
そういったうまみがあるので、私は中小型株を中心にし、
そして、成績の良い投資信託から、銘柄を選ぶようになったのです。
いかがでしょうか。
いくら「サル真似投資法」と言っても、
何も考えず、サル真似したら全く意味がありません。
やはり、しっかりと自分の基準をもって、
判断しないといけないということがお分かりいただけたでしょうか。
少し話はそれますが、
マネー雑誌などで、アナリストが銘柄を紹介していると、
すぐに飛びついてしまう人がいます。
もちろん、そこに投資判断の基準が「マネー雑誌に載っているものは全て買う」とあれば良いです。
ただ、そのような人は少ないでしょう。
だから、現実的に考えると、例えば私の中小型株のように
そこに、何らかの基準が存在すれば良いですが、
ない場合は、やみくもに銘柄を選んでいることと変わりません。
投資に限らず、トレードでも成功する人というのは、
必ず、この基準が明確です。
もし、あなたにこの基準がなければ、
模索しながら、ぜひ作ったほうがよいでしょう。
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紫苑
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