この「重要な定義」知ってる?



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From;西村剛
大阪のホテルより、、、

 

今日は久しぶりに、大阪にいます。
決して遊びではありませんよ(笑)

私の特別プログラム受講者の
コンサルティングをするために来ています。

普段は、私たちの事務所に来ていただくか、
もしくは、スカイプ(インターネット無料電話)で行っているのですが、

いつも来ていただくのも申し訳ないですし、
スカイプだけで、会わずにいるのももったいないので、
こうやって、比較的受講者の皆さんが近い地域に出張したりしているのです。

 

語弊があるかもしれませんが、
この特別プログラムは、私たちが提供するサービスの中で、
もっとも授業料のようなものが高いので
受講者の意欲と言ったら、スゴイものがあります。

だから、私も毎回圧倒されますし、
毎回の成長度合いを見て、驚かされます。

 

自分で言うのも何ですが、、、(笑)

これほど、一流システムトレーダーを育成するのに、
最短の方法はないのではないかと、自画自賛する次第です。

 

ということで、
今回は、その受講者の方から出た質問で、
システムトレーダーがしやすい間違いの話がありましたので、
それを共有したいと思います。

 

システムトレーダーである、あなたに質問です。

「システムトレードで、こんな間違いしていませんか?」

って、何を間違っているか分かりませんよね(汗)

 

その間違いを解説する前に、
いただいた質問をお話ししましょう。

こんな質問をいただきました。

 

「上昇トレンドは、この順張り型の売買ルールを使って運用し、
下落トレンドではこの逆張り型の売買ルールで運用したいのですが、
どうすればよいでしょうか?」

 

確かに、そうですね。

○上昇トレンドでは、上昇トレンドに強い順張り型の売買ルールで運
○下落トレンドでは、下落トレンドに強い逆張り型の売買ルールで運用

これができれば、今よりも大きな利益が期待できそうですよね。
その期待、非常によく分かります。

 

もちろん、決してこの考えは間違いではありません。

では、何が間違いか?

それは、これから話すことをじっくり聞いてください。

 

上昇トレンドでは順張りで運用、下落トレンドでは逆張りで運用
という考えは、決して間違っていません。

ただ、これを実現しようとしたとき
1つ大きな問題があります。

 

それは、、、

「何を持って、上昇トレンド、下落トレンドの判断をするか?」なのです。

 

いかがですか?

あなたは、パッとこれを聞かれて、
何と答えますか。

もし、すぐに答えられれば、あなたはシステムトレードで、
こんな間違いをしていないでしょう。

 

しかし。。。

もし、すぐに答えられないのであれば、あなたはシステムトレードで、
こんな間違いをしてしまっているかもしれません。

 

まず、一つの回答例から言うと、
例えば、トレンドの区別をするのに、

○上昇トレンドは、終値が75日移動平均線を上回っている場合
○下落トレンドは株価が下落している銘柄が3,000銘柄以上

という定義をするのも方法です。
この方法は、一つではないので、あくまでも一例です。

ただ、いずれにしても、このような明確な定義がなければならないのです。

 

でも、それは当然ですよね。
私たちはシステムトレーダーなのですから。

売るとき、買うときが明確に定義されているのですから、
トレンドの判断も、明確に定義しなければなりません。

明確に定義しなければ、
システムトレードが崩れてしまいますからね。

 

でも、、、

案外間違えやすいのが、ここなのです。
このトレンドの判断に限って、この明確な定義を忘れてしまう人が多いのです。

なぜか、このトレンドの判断に限っては、
「順張り」「逆張り」の2つの売買ルールを用意したことに安心してしまって、

○今は上昇トレンドだから指値を低めに設定しよう!
○今は下落トレンドだからシグナルが発生したけれども買うのをやめよう!

と、完全に「裁量」で、売買ルールを使い分けてしまうのです。

 

日々熱心に勉強するシステムトレーダーであるあなたにはない話でしょうけど、
案外、このようなシステムトレーダーは多いのです。

こうなってしまうと、
もう、システムトレードではなく、裁量トレードになってしまいます。

 

そして、何よりも、この間違いで問題なのが・・・
トレンドの判断を裁量でしてしまうと、
これまた、なぜか、、、

○自分が買いポジションを持っているときは上昇トレンド
○自分がポジションを持っていないときは下落トレンド

と、こうやって見ると、不思議とも言え、
もはや完全にシステムトレーダーではない判断をしてしまう傾向があります。

こうなると、当然のことながら、
正しく、トレンドを判断することはできません。

そうなれば、いくら2つの売買ルールを有効に使おうとしても、
トレンドに逆らった売買ルールを常に運用するようなものです。

つまり、それは損失を重ねるか、
利益が激減することを意味するでしょう。

 

だから、システムトレードのこんな間違いとは・・・

「トレンドの判断を、裁量でしていませんか?」

ということでした。

 

もちろん、私はあなたのような勉強熱心なシステムトレーダーが
そのようなことをするとは、全く思っていません。

ただ、システムトレーダーの中には、
こんな間違いをしている人もいるのです。

念のため、最後に聞きますが、

もちろん、あなたはこんな間違いしていませんよね?

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■追伸

「時間がないから・・・」「年齢的に・・・」
という言葉は関係なく、本気でシステムトレーダーに
なりたいあなたは、まずこれを読むのが良いかも。

というより、、、あなたは、もう読んでいますよね?
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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。

2 件のコメント

  • IDA さん

    コメントを頂き、ありがとうございます!

    IDAさんのおっしゃる通りに検証を繰り返していると
    「自分はトレンドが見えている!」と思ってしまうことがあるかと思います。

    そのような錯覚に陥ってしまうと、

    「自分が上昇トレンドと判断したから、順張りのルールが適しているだろう」
    「自分が下落トレンドと判断したから、逆張りのルールが適しているだろう」

    などと判断してしまうことがあるかもしれません。

    しかし、システムトレードは、
    この先に何が起こるかを予想してトレードに取り組むものではありません。

    このような錯覚がおきた時には、
    裁量トレードをしてしまうきっかけになる恐れがありますので、
    その錯覚を感じた時は要注意でしょう。

    IDAさんはそのようなことはないかと思いますが、
    もし、そのように感じることがあった時は注意して下さいね。

  • たしかに確かに、検証を重ねているうちに、トレンドが見えているような錯覚に陥ってしまう時がありますよね。今、この瞬間においては、先のことはまったく判らない。それだけでなく、過去のことでさえ、直近では、そのトレンドすら、実は判らない。

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