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From;平山修司
東京の自宅より、、、
今日は、2006年に経験した
私が忘れようとしても「忘れられない経験」をお話ししたいと思います。
それは2006年1月17日に起こりました。
ちなみに私の誕生日は1月18日ですので、
誕生日の前日で、気分が少しウキウキしていたときに、それが発生したのです。
(※ちなみに、秋山は誕生日が1月17日です・・・)
それ、というのは・・・
そうです、あの忌まわしの・・・
【ライブドアショック】
です。
2006年1月16日に証券取引法違反容疑で
東京地検特捜部がライブドアに強制捜査を行いました。
この強制操作はとても衝撃的でした。
当時、ライブドアの社長をつとめていた
ホリエモンこと、堀江社長は書籍を出したり、テレビに出て、
脚光を浴びていた時期だけに、その強制捜査はより印象に残る出来事でした。
連日、ニュースで取り上げられていましたので、
今でも鮮明に覚えいている方も多いのではないかと思います。
1月16日に東証マザーズに上場していたライブドアが
そのような強制捜査を受けたことで、私は翌日(17日)、
新興市場の銘柄が大きく下落すると予想していました。
だから、翌日は仕事をそっちのけで・・・
携帯電話を使って、株式市場が寄りつく前の板状況を見ていました。
すると、保有している銘柄がストップ安まで下落するような板状況でした。
しかも売りが多すぎて、ストップ安で売れるかどうかも分からない状況でした。
その状況を見て、私はこの株式市場の雰囲気は一日では終わらないと判断しました。
これは数日続きそうだと考え、売れる銘柄は売ろうと決断をしました。
そして、その決断に基づき、私は多くの銘柄に売り注文を出しました。
しかし、、、
実際は思うように約定せずに、一部の銘柄だけ売却できただけでした。
このライブドアショックで発生した株式市場の暴落の衝撃は、
いまでも忘れることができません。
ただ、「ここで倒れてしまっては意味がない・・・」
そう思い、私はこれを単なる悪い記憶にしないことを決意しました。
そして、後日、それを実行し、
「株式市場全体が暴落する場面で活用できる投資手法」に気が付くことができました。
その投資手法とは、
『保有中の銘柄が、外部要因による混乱で、ストップ安で売れそうもないときは、
同業他社で株価が寄付き、空売りできる銘柄を空売りする。』
ということです。
この言葉だけですと、少々分かりにくいので、
もう少し具体的に説明しましょう。
その当時、私は不動産流動化銘柄を保有していました。
しかし、先ほどお伝えしたようにストップ安で売れそうもない状況でした。
売るに売れない状況だったのです。
ただ、保有中の銘柄は売るに売れない状況だったのですが、
同業他社の銘柄は株価が寄付いていたことに気が付いたのです。
私は、これに気が付いたとき
「そっか」と思いました。
つまり、この銘柄をそのときに空売りしていれば良かったのです。
もちろん、株価が下落する場面で、保有している銘柄の損失は出ます。
ただ、これを上手く利用すれば、空売りした銘柄で利益を上げることもできたのです。
だから、この発見があってからは、
市場が混乱していても、冷静に見るようになりました。
「株式市場全体が下落している時は同業他社を空売りすることで、
保有している銘柄をヘッジできる可能性がある」
これを信じて、投資するようになったのです。
もちろん、同業他社を空売りしたからといって、
必ずしも利益になるとは限りません。
ただ、混乱状態の市場の中で、一緒に混乱して投げ売るか、
それとも、冷静に見て、利益の可能性を狙いに行くかでは、
その後の利益が大きく変わります。
だから、私は慌てふためいて行動するよりは、
仮に利益にならなくても、動いた方が良いと考えています。
もし、あなたが、〇〇ショックと言われるような
混乱状態に陥ったらどうしますか?
というより、過去にあった〇〇ショックのときは
どのような対応をしていましたか?
そのときの状況が思い出せれば、
これからあなたが取るべき行動は、自然と出てくるかもしれませんね。
いかがですか、
あのとき、あなたは何をしていましたか?
■追伸
「やった、株価が上がった!」「わ~、株価が下がった・・・」
と一喜一憂するのに、もうウンザリなあなたへ、、、
本気でシステムトレーダーに
なりたいなら、まずこれを読むのが良いかも。
というより、、、あなたは、もう読んでいますよね?
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紫苑
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