レバレッジ3倍はありか?



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From;平山修司
東京の自宅より、、、

 

今日は、あなたに本当に注意していただきたいことがあります。

というより、、、
私は、この方に何をどう伝えて良いか、
少々とまどいを感じています。

もし・・・
あなたも、この方と同じようなことを思っていたら、
本当に注意です。

ある意味、「警告」と言っても良いかもしれません。

 

実は、、、

「信用取引でレバレッジ3倍にして取引しようと思う」

といった話を先日聞きしました。

 

正直、私は、この話を聞いて驚きました。
言葉を失いました。。。

 

私は日ごろから、

「信用取引でレバレッジ3倍はリスクが高いのでやめて下さいね。」

とお伝えしています。

 

でも、この方の話を伺うと、

「レバレッジを大きくかけたほうが、上手くいけば利益を最大化できるから、
リスクは分かっているけど、3倍にする」

ということでした。

 

確かに、信用取引は保証金を入れることで約3倍もの取引ができ
上手くいけばその分だけ利益とすることが可能です。

 

しかし、、、
これは、あくまでも私個人の印象ですが、
この方は利益だけに目が行ってしまい、
リスクを全くといって良いほど、考えていないようでした。

 

先週、お伝えした「ライブドア強制捜査入る」のように
株式市場は予告なしに暴落します。

このライブドアショックでは、
ライブドア株を含めた新興市場の銘柄が大きく下落しました。

 

そして、そのとき・・・
信用取引で大きなレバレッジを掛けていた投資家の多くは追証が発生し、
株式市場から退場しなければいけない状況に陥りました。

もちろん、短期間で株価が下落することは、
頻繁にあるわけではありません。

ですが、その後も、
リーマンショックや東日本大震災などがあり、株価は大きく暴落しました。

そう考えると、
頻繁ではないと言っても、数年に1度起きているのが実態なのです。

しかも、やっかいなのが、
これらの暴落は、前日まで何ら変わりない相場が動いているということです。

それが、たった1日、いや数時間で
劇的に状況が変化してしまう恐ろしい話なのです。

 

だからと言って、
日々、これに恐れていては、トレードできません。

また、未来の株価は誰も予測できないので、
明日起こるかなんて、全く分かりません。

だからこそ、
恐れは恐れとして持っていて、

日々そのようなことが起きても大丈夫なように
準備をしておく必要はあるのでしょう。

 

特に、信用取引では、
細心の注意をしておくことが絶対的に必要でしょう。

その細心の注意で、信用取引のリスクを考慮すれば、
おそくら、レバレッジ「3倍」という数字はなかなか出てこないと思います。
私であれば、さすがにこの数字はできません。

 

あまり、損をした経験がなかったり、
上手くいきすぎていると、
どうしても人間というのは、現実を見ないことがあります。

「自分は株の天才だ!」と思ってしまい、
「自分のやっていることは、全て上手くいく!」と考えてしまうのです。

そうなると、リスクよりも、
どんどんリターンを伸ばすことを考えてしまい、
リスクを顧みなくなってしまう傾向があります。

もちろん、リターンを最大化しようとする姿勢は否定しません。

 

ただ、もしものことが起きて、
トレードが継続できなくなったときは、そのリターンは全て吹き飛ぶでしょう。

そうなっては、リターンの最大化などとは
もう言うことができなくなってしまいます。

やはり、トレーダーや投資家は、

「長期に安定した利益を上げる」のが、いわゆる成功でしょう。

 

あなたには、ぜひこのような成功の道を選択していただきたいと思います。

ちなみに、、、
これから信用取引を開始するならば、
まずはレバレッジ1.2倍から1.5倍くらいでどれだけ自分の資産が増減し、
委託保証金維持率がどのように変化するかを経験すると良いでしょう。

なまえ

 

 

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紫苑

2006年からシステムトレードを開始。最大DDは50%程度。システムトレードで1億の資産形成を達成し、2019年4月には、「300万円を1億円まで増やしたシステムトレーダーの軌跡」というテーマでセミナーを開催。 ここ数年は、イベントドリブン、OP、サイクル投資も手掛ける。「色々な意味」で後輩たちのリーダーや目標になるべく、日夜、「努力」をしています。
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量