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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
2014年4月が終了し、今日から5月です。
そこで4月の株式市場について振り返ってみましょう。
まず、日経平均株価の状況から
確認してみましょう。
3月末の14827円83銭から4月末の14304円11銭まで、
約3.5%下落しました。
では、次に個人投資家の動向を反映する
東証マザーズ指数を確認します。
東証マザーズ指数は、約9.1%の下落です。
ということは・・・
4月は、過去の統計データでは、
株価が上がりやすい月なのですが、
2014年は、残念ながら下落に終わりました。
では、なぜ例年上がりやすい月である4月が、
今年に限って、下がってしまったのでしょうか?
そこで、その原因を探るため、
二大投資家の4月の動きを確認しましょう。
もう、お馴染みだと思いますが、
まずは、外国人投資家の動向を見るために、
「外資系寄付き前動向」を見てみましょう。
↓
https://www.traders.co.jp/domestic_stocks/domestic_market/foreign_funding/foreign_funding.asp
(『外資系動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)』より引用)
いかがでしょうか。
ご覧いただくと分かりますが、
4/7から売り越しの日が連続しています。
これを見る限り、
4月は、外国人投資家が日本株を売り続けたという印象です。
おそらく、この売りが
4月の株価下落の大きな原因の一つとなったのでしょう。
では、二大投資家のもう一方である
個人投資家はいかがでしょうか。
彼らの動向を見るために、
今度は「投資主体者別売買動向」を見てみましょう。
↓
https://www.traders.co.jp/domestic_stocks/stocks_data/investment_3/investment_3.asp
(『投資主体別売買動向:日本株 – トレーダーズ・ウェブ(株式情報、FX情報)』より引用)
いかがでしょうか。
一番右端の「個人」の数字を確認すると
2週目は買い越しです。
しかし、、、
1週目と3週目は売り越しになっています。
ということは・・・
東証マザーズ指数の4月の下落の原因は、
この個人投資家の売りのよるものだと考えられるでしょう。
つまり、総合して判断すると、
今の日本株は、二大投資家である外国人投資家と
個人投資家の両方が売っている状況です。
おそらく、この状況が続く限り、
日本株の大きな反発は難しいと言えるでしょう。
もしかすると、ここまで下落の状況がそろいながら、
この程度の下落でとどまったのは、
4月に、比較的強い上昇のアノマリーがあったからかもしれません。
他の月であれば、もっと下落した可能性も考えられるでしょう。
だから、何だかんだ言いながら、4月のアノマリーに助けられたのかもしれません。
さて、今日からはじまる5月の株式市場ですが、
この5月は、どちらかというと、株価が下がりやすい傾向があります。
ですので、システムトレーダーのあなたには、
例のごとくですが・・・
○逆張り
○押し目買い
などの売買ルールの準備をしておくことをオススメします。
私たちシステムトレーダーは、
他のトレーダーとは違い、株価が上がろうが、下がろうが
利益を上げられるトレーダーです。
だから、この5月も下がりやすい傾向があると分かっているのですから、
しっかりとそれに対応して、上手く利益を積み上げていきましょうね。
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西村 剛
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