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From;平山修司
東京の自宅より、、、
5月に入り、多くの企業が
本決算発表を行っています。
特に9日は決算発表が500件以上行われましたので、
今朝(10日)の日経新聞の朝刊には、
いつもより多くの決算数値が掲載されています。
来週15日まで決算発表が続きますので、
ファンタメンタルズ投資家にとっては、
今週末と来週末は企業分析で忙しい時期です。
これから銘柄分析で忙しい時期が続きますが、
有望な銘柄を見つけ出すことができる時期でもありますので、
一緒に頑張っていきましょうね。
さて、企業の中には決算発表と同時に
会社説明会資料を掲載している企業もあります。
例えば、サイバーエージェント(4751)では
以下のような会社説明会資料を掲載しています。
↓
http://pdf.cyberagent.co.jp/C4751/YWWN/TPTc/mYAt.pdf
(『サイバーエージェント会社説明会資料(2014年9月期・第2四半期)』より引用)
このような会社説明会資料は必ず掲載されているものではありません。
ですが、このサイバーエージェントのように
投資家情報やIR情報などのページに掲載されている企業もあります。
そこで、あなたにオススメしたいのが、
この会社説明会資料を、読むことです。
実は、ここに思いがけない情報が詰まっているのです。
ちなみに、、、
私は個人投資家時代、
この会社説明会資料を隅から隅まで目を通すようにしていました。
なぜ、隅から隅まで目を通すかというと、
会社説明会資料では、その企業の売上と利益数値以外にも
各事業ごとの売上数値が細かく説明されているケースが多いからです。
例えば、サイバーエージェントの資料であれば、
4ページ目に「スマートフォン比率が68.9%」になり、
「スマートフォン売上高が361億円」になったことが掲載されています。
この情報は会社説明会資料には掲載されていますが、
決算短信には掲載されていません。
このような詳しい説明が会社説明会資料には掲載されているのです。
また、以上のような数値面以外にも、その企業が行っている
新しい取り組みや今後の事業のことについて紹介されていることもあります。
このように会社説明会資料では、
各事業ごとの状況や今後のことを
短時間で把握するために必要なことが書かれています。
ということは、、、
今の時期のようにたくさんの企業の決算が発表されている時期だと、
企業分析の時間を一気に節約することができるのです。
もし、あなたがまだこの会社説明会資料に
目を通したことがないならば、ぜひ一度読んでみることをオススメします。
調べてたい企業のことを
一段深く調べることができますので、ぜひ実行してみましょう。
また、会社説明会資料には
中長期経営計画が記載されていることもあります。
ちなみに、、、
私はこの中期経営計画が発表されている企業に注目することが多いです。
その理由は、中期経営計画があることで
その企業の成長性を数値面で確認できるからです。
中期経営計画を発表しているので
その企業の経営者陣はその計画を達成すべく、事業をおしすすめる傾向が見られます。
ということは、その企業は業績が伸びることが
期待できるということなんですよね。
いかがでしょうか。
この会社説明会資料は、思った以上に良い情報が含まれています。
ぜひ、あなたもこの決算発表の時期に、
上手くこの情報を使って、良い銘柄を掴めるようにしてみましょう。
あとは、実践あるのみです。
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紫苑
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