とある有名議員の言葉、、、



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

 

「1万軒の家を訪問したら、1万票を得て、当選した。
1日何軒とノルマを課し、それを忠実に守った。
そして、当選した。選挙は、やった分だけ、成果が出るものだと、つくづく思う。」

 

これは、とある議員の言葉です。

最近、、、
意識してそうしているわけではないのですが、
政治家の方の話を聞く機会が増えてきた私・・・

先日、名前を言えば、おそらく100人中
99人は、ほぼ間違いなく知っている議員の話を聞く機会がありました。

ちなみに、その議員ですが、
正直、私の中では、イメージがあまりよくありませんでした。

おそらく、、、
これまた100人中かなり多くの人が
私と同じイメージを持っている可能性があります。

 

でも、あの言葉を聞いて、
イメージは、ずいぶんと変わりました。

やはり、第一線で活躍する人というのは、
地べたを這いつくばるようなことをやっているのだと
つくづく思いました。

 

恐らく、、、
この議員は、当選するのに○万票必要だと言われれば、
1軒の訪問が1票だと考え、その軒数を訪問するのでしょう。

なぜなら、、、
それが、当選に確実な方法だと分かっているのですから。。。

 

話は、変わり、私の話を少しだけ。
これは、もう5年くらい前にした先輩との会話です。

「秋山クン、あれって何個くらい入れてるの?20個くらい?」
「いや、もっと入れてますよ~」
「じゃ~、50個くらい?」
「いやいや」
「ん?じゃ~、100個くらい?まさかね~、そんなには・・・」
「いえ、100個ではないですね」
「あ~、さすがに、そんなには入れていなかったか。じゃ~いくつ?」
「う~ん、ざっと見て、1000個は入れてますね。あっ、でもトータルで10000個は入れてるんじゃないですか?」
「・・・・・・10000?」

 

これ、何の会話かと言うと、
あまり裏の仕組みを言うといけないので、控えめにしておきますが(笑)
とある、広告の話です。

これは以前勤めていた会社でのことなのですが、
その会社では、インターネットで広告を出していました。

 

そして、その広告は、
こういう言葉を検索している人に向けて、出稿してくださいと
指定できるものでした。

だから、何個入れた?というのは、
人が検索するときに使う言葉を、登録することだったのです。

 

そこで私は、、、
裏を返せば、世の中の人が検索する言葉を
全てカバーすれば、永遠に広告が表示されて、
それだけ、その広告が効果を出すチャンスがあると考えたのです。

ちなみに、、、
この方法は、今は通じないので、ご注意ください(笑)
あの5年前は通じた方法です。

 

ということで、私は、
登録数を増やせば増やすほど、効果があると仮説を立て、
まずは、500個くらいからテストをしました。

 

すると、、、
その仮説はバッチリはまりました。
今までよりも、ゼロが一つつくくらいの成果が出たのです。
そこで、私はもっと登録数を増やすことにしました。
そして、できたのが10000個の登録数でした。

もちろん、仮説の検証をしていたので、
その検証結果通り、成果は登録数を増やした分だけ伸びました。

先ほどの議員の話ではありませんが、
そのときの私も、登録数を増やせば増やすほど、
成果が出ることが分かっていましたので、とにかく登録数を増やしたのです。

 

さて、またまた話は変わりまして、、、
今度は、斉藤正章さんの話。

斉藤さんに、かつて「1つの売買ルールを作るのに、どれくらい検証していますか?」
という質問をしたことがあります。
そして、その答えですが、、、

「分かりません・・・(汗)」

でした。

 

根本的に、数えていないというのがあるそうなのですが、
そもそも、何回やったから良い売買ルールができるという発想がないようなのです。

そうではなく

「良い売買ルールができるまで検証をやる」

という発想なのです。

 

だから、1000回と言われえば、そうかもしれないですし、
もっと、もっと多いと言えば、そうかもしれないですし、
う~ん、何とも。。。というところのようです。

 

結局、斉藤さんは、
検証を何回すれば良い売買ルールが見つかるというのではなく、
「良い売買ルールができるまで検証をやる」という発想なので、
回数なんてどうでもよいのですよね。

あくまでも、「良い売買ルールができるまで検証をやる」だけなのです。

 

さて、自分のエピソードも入っていて恐縮ですが、
何か、この3名に共通点はないでしょうか?

一つ言えるのは、

「何軒」「何個」「何回」というところに、目標、目的を置いていないということです。

あくまでも、

「何軒」「何個」「何回」というのは、自分が達成したい目標の通過点であって、
それ自体は、何とも思っていないのです。

たとえ、10万軒、10万個、10万回だったとしても、
関係ありません。

あくまでも、それが達成したい目標の通過点なのですから、
単にそれをやるだけです。

 

だから、今回システムトレーダーのあなたに考えてもらいたいのは、
システムトレーダーにとって、必須の検証作業のことです。

 

あなたは、検証作業に、何か制限を設けていませんか?

 

例えば、、、検証回数でしょうか。

何回検証すれば、良い売買ルールができると、
勝手に自分の中で制限を作って、
もし、その回数に達しても良い売買ルールができないと、

「こんなにやったのに・・・システムトレードってダメじゃないか!」

と投げ出してしまう・・・。

 

あくまでも、例えば。。。の話ですが、
こんなことがないでしょうか?

でも、冷静に考えれば、それは、、、
あなたが勝手に「回数に制限を作っただけ」で、
良い売買ルールを作ることとは、全く因果関係はないのです。

あの偉大な発明家「トーマス・エジソン」は、
数数えきれないほどの失敗を重ねています。
しかし、彼は他人が見れば失敗であることを失敗とは思っていません。

 

思っているのは、

「そうすると、上手くいかないことが分かった。
だから、次は、それをやらないようにしよう。
あとは、上手くいく方法を探すだけ。」

ということです。

 

どうですか?

システムトレードに限った話ではないでしょうけど、
あなたは、勝手に何か制限を作って、その制限に行くと、諦める・・・
そんなことをしていませんか?

なまえ

 

 

 

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。