クイズ:この「違い」は何でしょう?



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

「長期投資とシステムトレードの違いって何ですか?」

今日は、こんな質問をいただきましたので、
その回答を、あなたと共有しましょう。

 

あなたは、

○長期投資
○システムトレード

この2つの方法の違いは何だと思いますか?

ちょっと、考えてみましょう^^





はい、いかがですか?

答えは出ましたか???

これから、その答えを言いますので、
ぜひ、あなたが出したものと、答え合わせをしてくださいね。

 

まず、違いを説明する前に、
それぞれの方法について、お話ししましょう。

 

はじめは「長期投資」です。

長期投資とは、
企業のファンダメンタルズ(基礎的条件)に基づいて投資するので
「ファンダメンタルズ投資」とも言われています。

おそらく、多くの個人投資家の皆さんは、
長期投資よりも、このファンダメンタルズ投資の言葉のほうがなじみがあるかもしれません。

この投資法では、
まず、業績が成長が見込めたり、
安定的に利益を生み出すことが見込めたりする企業を発見します。

そして、その企業の株価が割安な時期に買い、
株価が正当な評価になるまで上昇したときに売って、利益を上げます。

ちなみに、、、
この投資法は、一般的な機関投資家が行っています。
だから、私も機関投資家の頃は、これがメインの投資法でした。

 

ただ、この投資法には、一つ問題があるのですよね。
それは、、、
業績の成長や安定的利益の生み出す潜在能力のある企業を割安で買い、
正当な株価まで上昇するまでは、

「最低3ヶ月」

長ければ「数年単位」かかります。

 

だから、私の株の師匠の一人「戸崎裕隆」さんが見込んだ企業などは、
ずいぶんたった後に

「あ~、そういえば、この企業、戸崎さんが言ってたやつだ~」

と半年後や、もっともっと後に思うことはザラです。

また、ある意味この手法は「職人技」とも言える部分が多いので、
正直なところ、学んだ全員が全員マスターできるかと言うと、
やや難しいかもしれません。

ただ、やはり王道の手法ですので、
学ぶには、良いものですし、成果も安定的ですので良いものです。

 

次は、私たちにとって、おなじみの「システムトレード」です。

システムトレードは、
定義通りに言えば、過去の株価データから勝ちやすい売買ルールを見つけ出し、
あとはその売買ルールに従ってトレードを繰り返していく手法です。

だから、売買する銘柄の企業の業績がどうこう
というのは、全く関係ありません。

もちろん、財務分析や成長戦略を見たりなど
ファンダメンタルズ分析をする必要はありません。

そういった意味では、重視するのは「株価データ」です。
この株価データを分析して、利益が上がる銘柄を売買ルールを使って探すのです。

しかも、株価データを重視するからと言って、
株価を日々確認はしません。

それは、精神的にラクですよね。

 

また、銘柄の保有期間も数日~1ヶ月程度がほとんどですので、
結果が出るまで長期投資よりも短いことが特長です。

ちなみに、このシステムトレードは、
長期投資のように職人技の要素は少ないので、
学んだ全員が確実にとは約束できませんが、
高い確率でマスターできます。

それは、私が主宰する特別プログラムの受講者の皆さんが、
一流システムトレーダーになれたことが証明しているでしょう。

もちろん、彼らの努力は並大抵ではありませんが・・・

 

ということで、

こんな書き方をすると、システムトレードのほうが良さそうに見え、
違いがどうこうという話がなくなってしまいますね(汗)

もちろん、、、
どちらの手法が良いというのはありません。

あくまでも、その人その人の性格にあったものを選択すべきでしょう。

 

長期投資は、職人技という表現をしましたが、
もちろん「誰から学ぶか」を重視すれば、上手くマスターできるでしょう。

システムトレードも、誰でもマスターできるような表現をしましたが、
マスターするまでには、びっくりするくらいの努力という名の検証回数が必要です。

 

では、質問の答えである「違い」は何でしょうか?

一つ言えるのは、
長期投資は、企業分析が好きな人が実践すれば、成果が上がりやすいもの。
システムトレードは、数字で判断し、小さな利益をコツコツ積み上げていくもの。

つまり、同列で比較できないということですね。

 

もちろん、、、

細かく言えば、

○銘柄に縛られるか?縛られないか?
○成果が出るまで、時間がかかるか?かからないか?
○1回の成果が大きいか?小さいか?
○マスターしやすいか?しにくいか?

などなど、違いはあります。

 

ただ、、、違いがあったところで、
どちらが良いか、良くないかというのはありませんし、
最後は、あなたに合うか、合わないです。

だから、結局質問の答えは・・・

う~ん、何でしょう?

言ってしまえば、

「投資」と「トレード」の違いでしょうか・・・

 

ちなみに、質問とは全く話が違いますが、
これからの時代は、合う合わない抜きに私個人としては
「トレード」のほうが有効かなと思います。

また、システムトレードも長期投資同様に、
「誰から学ぶか」を重視して、努力を重ねれば、
投資法をマスターするよりも、はるかに短い期間でマスターできますので、
時代にはマッチしているかもしれませんね。

いかがですか?

あなたはどう思いますか?

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■追伸

本気で一流システムトレーダーに
なりたいあなたは、まずこれを読むのが良いかも。

というより、、、あなたは、もう読んでいますよね?
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西村 剛

Yahoo!ファイナンス 株の達人・証券アナリスト兼ファンドマネジャー・AllAboutガイド。 現在、30名の一流システムトレーダーを育成する特別プログラム講師に従事 (過去にも120名以上が一流システムトレーダーとして成長した実績がある) システムトレードを、全くの初心者でも分かりやすく、やさしい言葉を使うことから、受講生の成長度の高さや信頼を多く集める、教え上手な専門家。