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From;平山修司
八丁堀の事務所より、、、
最近、「信用取引をしてみよう!」という皆さんが
だいぶ増えてきているようです。
今後、短期的上昇トレンドが
どうなるかは分かりませんが、、、
確かに、日経平均株価は1万5,000円を超え、
東証マザーズも11連騰していましたから、
投資スタンスが強気に転じている気持ちも分かります。
しかし、、、
「株式市場が上昇しているから、信用取引を使って大きな利益を稼ごう!」
と考えてしまうのは非常に危険だと考えています。
だから、私にしては珍しく
「警告!」
という強い言葉を使っているのです。
私は今週、とある個人投資家の皆さんと
電話で信用取引のことについてお話ししました。
その中には、
ファンタメンタルズ投資している方もいたり
システムトレ-ドをしている方もいたりしました。
そして、、、
その中で、ほぼ全員に共通する「警告!」があったのです。
その警告の内容ですが、
これから信用取引を始めようとする皆さんは、
「信用取引では、より大きな金額の取引ができる」
ということだけを考えているように聞こえたことでした。
きっと、、、
あなたであれば、この内容が「警告!」に当る理由が明確でしょう。
そうですね、
だって、信用取引では、
『証券会社で指定された「保証金維持率」を保たないといけないので、
保有している銘柄の損失が拡大すると「追証(おいしょう)」が発生する』
からです。
このリスクを十分に理解していないと、
この信用取引は、非常に恐ろしいものになってしまいます。
だから、私が電話で話した皆さんの中で、
「信用取引では、より大きな金額の取引ができる」
ということだけに注目している方には、何度もこのことをお伝えしました。
そして、
『信用取引は借金をして取引することと同じような取引なので、注意して下さい。』
とも伝えました。
しかし・・・
一部の皆さんは、さすがに怖さを理解していただけたようなのですが、
一部の皆さんには、私の説明もむなしく、、、
「信用取引では、より大きな金額の取引ができる」
ということに目がいき、
リスクを考慮することはないようでした。
私の伝え方が悪かったなど、
要因は、私にもあることが前提ですが、
一部の皆さんが、「より大きな金額の取引ができる」ことしか、
注目していないのは非常に残念でした。
実は、、、
私の投資仲間の中で、以前こんなことがあったのです。
彼は、信用取引で「保証金維持率」が下がり
「追証」が発生してしまいました。
そして、それを補てんするために、
家族や親せきに頭を下げお金を借り、、、
それでも足らず、最終的には、
消費者金融にお金を借り、、、
と、大変な思いをした人がいるからなのです。
こんな悲観的な話ばかりをすると、
私が信用取引を良くない投資法と言っているように聞こえるかもしれませんよね。
でも、誤解しないでください。
もちろん、私は信用取引を否定するつもりは、
全くありません。
決して、使ってはいけない投資法ではないのです。
包丁のような刃物も安全な使い方や危険性を知っていれば
全く問題ないように、
信用取引も、安全な使い方や危険性を知っていれば
全く問題ありません。
むしろ、包丁が日々の生活を便利にしてくれるように、
信用取引も、日々の取引を便利にしてくれます。
でも、、、
お子さんが、包丁の危険性を知らずに使うと、
非常に危ないように、信用取引も危険性を知らないと、
お子さんが知らずに包丁を持つのと同じになってしまいます。
もし、そのままの状態で包丁を使えば、
指を切るなど、何か好ましくない状況が起きるでしょう。
信用取引も同じです。
知らずに使えば、好ましくない状況が起きてしまうのです。
そして、場合によっては、
私の投資仲間のようにツラい思いをする可能性もあるのです。
だから、私はこの信用取引に警告を鳴らすのです。
あなたは
「日経平均株価が1万5,000円を超えてチャンスだから、
信用取引を使って大きな利益をあげよう!」
と考えていませんか?
そして、これから信用取引を開始するようでしたら、
私の投資家仲間のように借金をしないようにするためにも、
信用取引は「保証金維持率」を保たないと
「追証(おいしょう)」が発生することを理解してくださいね。
それが、あなたに私が今一番伝えたいメッセージです。
■追伸
本気で一流システムトレーダーに
なりたいあなたは、まずこれを読むのが良いかも。
というより、、、あなたは、もう読んでいますよね?
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紫苑
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