ミクシィ10%下落・・・



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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、

 

何だか今・・・
一部のニュースで、こんなことが騒がしくなっています。

それは、、、

「上昇トレンド」

の話です。

その筆者の真意が分かりませんので、
あくまでも記事から読み取れる情報を見る限り、
「日本株復活」というようなものもありますね。

日本株復活は、上昇トレンドの話とは
また別と思いますので、

今日は、トレーダーであれば、
ほとんどの人が気になる、この「上昇トレンド」についてお話ししましょう。

ちなみに、、、

先週末は、私が取る情報の中には、
「上昇トレンドが来た!」というのようなものが多かったと記憶しています。

だから、そこで沈黙していた私は、
一人孤立したような状況でした。

ただ、ずっと、これまで楽観視していなかったように、
このときも、やはり楽観視できませんでした。

 

その話をするのに、まずは昨日の株式市場を振り返りましょう。

昨日の日経平均株価は、前日比-0.85%の14994円80銭、
東証マザーズ指数は、前日比-2.17%の828.79ポイントで終了しました。

この下落の要因は、
一部の情報では「利益確定売りに押され・・・」などと書かれていましたね。

さて、それはそれとして、
日経平均株価は、6月に入り始初めて15,000円を割り込んできました。

また、東証マザーズ指数を牽引しているミクシィも
6月3日につけた高値14,980円から約10%下落しました。

この状況を見る限り、
東証マザーズ指数の短期的な上昇トレンドは、終了したのではないかと
私は考えています。

 

先週からは、私は使用しているこちらの指数

【株価位置(200日)が80%以上の銘柄数】

を見る限り、「そろそろ株価の天井だ」というお話を続けてきました。

昨日の株式市場の動向も踏まえると、
やはり、どうなりそうな可能性が高いように見られます。

一部のニュースや新聞などでは、
安倍内閣が6月末にでも発表するであろう成長戦略が発表されれば
再度株価は大きな上昇トレンドを描くかもしれないと言われています。

 

ですが、、、
私は、それに関して悲観的です。

その可能性は低いのではないかと考えているのです。

この指数が、株価の天井を判断するものであれば、
【株価位置(200日)が80%以上の銘柄数】
似たものとして、今発生している上昇トレンドが
「本格的なものか」「短期的なものか」を判断する指標があります。

 

それが、何かあなたは分かりますか?
けっこう、単純です(笑)

私は「出来高」を基準に判断しています。
株価が本格的に上昇する場合、必ず出来高も増加傾向にあります。

一方、株価が一時的な上昇に過ぎない場合、
株価は上昇しても出来高は上昇せず、むしろ減少していく傾向にあります。

では、今回の上昇トレンドは、どうなのか?ですが・・・

 

5月下旬から始まった株価上昇は、出来高が減少する中での株価上昇でした。
それに加え、株価の天井を判断する【株価位置(200日)が80%以上の銘柄数】の指標の動きも見ると、
発生した上昇トレンドは、単なるリバウンドの可能性が高いと判断できたのです。

だから、私は周囲の情報とは違い、
「短期」を強調したり、悲観的なことを多くお伝えしていたと思います。

 

ただ、私のその発言はどうでもいいとして、
あなたに重視していただきたいのは、株式市場の動向を判断するには、
決して、感覚ではなく、

【株価位置(200日)が80%以上の銘柄数】という株価の天井を判断する指標や
「出来高」という上昇トレンドの状態を確かめる指標など

そういった客観的数字で事実をつかんでいただきたいということです。

 

当たり前のことですが、事実をつかんでいることほど
強いことはありません。

感覚の情報よりも、はるかに正確です。

というより、外れる確率が全く違うでしょう。

感覚で得たものは、当れば大当たりかもしれませんが、
外れたときは、最悪です。

 

ですが、、、
事実で得たものは、当っても、それほど大当たりはしないかもしれません。

しかし、同時に最悪の事態に備えることができるので、
「大外れ」もしません。

まさに、「失敗する確率を減らす」ということですね。

トレードで重要なのは、大当たりすることではなく、
「失敗する確率を減らし」着実に利益を積み重ねることです。

だから、事実で情報をおさえることは非常に重要なのです。

ぜひ、あなたも事実で情報をおさえるクセを付けておきましょうね。

 

そうそう、、、
一つ言い忘れました。

今回ポイントとして挙げた「出来高」ですが、
出来高でこのような判断ができるだけあって、
上昇トレンドに強い順張りの改良に使うと、けっこう有効ですよ。

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紫苑

2006年からシステムトレードを開始。最大DDは50%程度。システムトレードで1億の資産形成を達成し、2019年4月には、「300万円を1億円まで増やしたシステムトレーダーの軌跡」というテーマでセミナーを開催。 ここ数年は、イベントドリブン、OP、サイクル投資も手掛ける。「色々な意味」で後輩たちのリーダーや目標になるべく、日夜、「努力」をしています。
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量