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From;平山修司
東京の自宅より、、、
先週金曜日、、、
待ちに待った、あの日がきました!
えっ、あの日って何かって?
え~っ、知らないんですか~!
いえ、、、
もちろん、冗談です(笑)
このメールマガジンは、
厳格なるシステムトレーダーの皆さんが読まれていますので、
反対に「平山さん、そうですよ!先週の金曜日ですよ!」
な~んて言われてしまうと、
困ってしまうものです(笑)
でも、システムトレードをしつつも、
一部の資金でファンダメンタルズ投資をしている方は、
私と同じような気持ちだったかもしれませんね。
と、、、
ずいぶん話を伸ばしてしまいましたが、
実は、先週金曜日は・・・
会社四季報2014年夏号の発売日でした!
↓
今回の四季報は、
3月期決算の企業の2015年3月期予想と
2016年3月期予想が掲載されています。
前号では、2014年3月期予想と2015年3月期予想が掲載されてましたので
新たに1年先の予想(2016年予想)が掲載されています。
ということは、、、
更に1年先の予想まで掲載されているということですね。
ぜひ、自分の持っている銘柄や気になっている銘柄の
2016年予想も良い内容であるかを確認してみると良いでしょう!
さて、昨日の西村の記事でも、ご紹介しましたが・・・
過去の株価情報の下の欄に【会社業績修正】が
2010年夏号に採用されたことがあるもので、
今回、4年ぶりに掲載されています。
これは、きっと、
隅から隅まで会社四季報を読んでいないと気が付かない項目だと思います。
だって、それこそ、西村が気が付いてしなかったくらいですからね・・・(汗)
今週のはじめに西村から
「平山さん、この項目知ってる?はじめてじゃない?」と聞かれたくらいですから。
でも、私は以前あったのを知っていたので
「いや、前からありましたよ~」と一刀両断しました(笑)
だから、昨日の西村の記事は、
しっかりと、それが反映されていましたよね^^
さて、そんな話はいいとして、
この【会社業績修正】が、いったい何者なのかが、あなたも気になることでしょう。
具体例を挙げるとこうです。
例えば、今回の会社四季報2014年夏号に掲載されている
「7203 トヨタ」ですと、以下のように記載されています。
○【会社業績修正】 上方5 下方0
○経常益÷期初会社予想 1.3倍
まず、「【会社業績修正】」についてですが、
これは過去2決算期において、
会社が発表した当期経常利益予想を修正した回数を掲載しています。
上方修正した回数は、上方の横に記載され、
下方修正した回数は、下方の横に記載されています。
つまり、トヨタの場合ですと、
過去2決算期で5回も上方修正を行っているのです。
この【会社業績修正】を使用して、上方修正の回数が多いようでしたら、
「この企業の業績は良さそうだ」と見ることができます。
また、下方修正の回数が多いようでしたら、
「この企業の業績はあまり良くなさそうだな」と考えられます。
次に、一緒に掲載されている「経常益÷期初会社予想」ですが、
これは過去2決算期における経常利益の実績数値を
期初に会社が予想していた経常利益予想数値で割ったものを平均化した数値です。
トヨタの場合は、この2決算期において、
期初に発表した経常利益予想より
平均で30%も多い経常利益を残しているのです。
この数値が1.0倍より大きいと
会社予想よりも実績数値の方が高い数値を残せています。
つまり、高ければ高いほど、
会社予想が慎重な見方をしている企業と考えられます。
また、この数値が1.0倍よりも小さい企業は、
会社予想が強気な見方をしている企業と捉えることができます。
よって、そのような企業は投資を見送った方が良いと見ることができます。
ということで。。。
今回の会社四季報では、
○会社業績修正
○経常益÷期初会社予想
の欄を見て、あなたが注目している企業が
どうなっているか、以下のポイントで見てみると良いでしょう。
◎【会社業績修正】の下方の横に数値が記載されていないか?
(できればトヨタのように、上方の横に数値が記載されていると良い)
◎「経常益÷期初会社予想」の横に書かれている数値が1.0倍以上あるか?
この条件がそろっていれば、
業績が良く上方修正が期待できる銘柄と考えることができます。
ぜひ、この2つのポイントを確認してみましょう!
ちなみに・・・
せっかくの機会ですので、会社四季報の発行元である東洋経済新報社へ
この「【会社業績修正】」と「経常益÷期初会社予想」のことについて質問してみました。
すると、その答えは…
「未定」
とのことでした。。。
えっ!という感じになってしまいましたが、
そういう意味では、今回で、これらの項目を使った投資法は、
最後の活用なってしまうかもしれません。
そうなる前に、ぜひこの「2014年夏号」で実践しておきましょう!
■追伸
本気で一流システムトレーダーに
なりたいあなたは、まずこれを読むのが良いかも。
というより、、、あなたは、もう読んでいますよね?
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紫苑
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