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From；西村剛
東京の事務所より、、、
「中国ショック」
この言葉、、、
信じられないかもしれませんが
「ないとも言えない状況」になってきましたので、
あなたには、お伝えします。
それもそのはず、
まだ日本では、皆無といって良いほど
情報がないのです。
だからそ、あなたにお届けしているのです。
昨日の株価は、ずいぶんと乱高下しました。
きっと、多くの皆さんが、
その乱高下する株価に目を奪われてしまっていたことでしょう。
昨日の日経平均株価は、
寄付きでは、前日の米国株価の下落を受け、12,787円まで下がりました。
しかし、後場にかけては為替が
1ドル97円後半にまで円安が進んだことを受け
株価はプラスに転換しました。
そして、終値は
前日比215円高の13,230円13銭まで上昇しました。
他人事のような言い方になってしまいますが、
よくもま～、ここまで乱高下するものです。
相変わらずの乱高下です。
さすがにこのような状況ですので、
多くの皆さんが、目の前の株価に翻弄されてしまうのも無理はありません。
本題に入る前に、この乱高下に関して
一つだけ役立つ情報をお伝えしておきましょう。
こういった局面は、
「押し目買い型」の売買ルールが有利に働きます。
先日もお伝えしましたが、トレンドがない状況です。
ですので、シグナルが大量発生する可能性は薄いです。
どちらかと言えば、ポツポツ発生するような状況でしょう。
だからと言って、1銘柄に全力投球！という
リスクを前面に取ったトレードだけはしないようにしましょうね。
あくまでも、決められた資金管理の通りに
淡々とトレードしていきましょう。
さて、本題ですが、、、
あなたの中で、もう気になってしまっているであろう
「中国ショック」
についてお話しします。
繰り返しになりますが、ほとんどこの情報は皆無です。
ですので、注目してこの情報を読んで下さい。
この中国ショックですが、
もちろん、私がやみくもに言っていることではありません。
それなりの根拠とも言える
「ある兆候」が見られるのです。
その兆候とは・・・
「中国の金利が急上昇し始めている」
ことです。
これを背景に、中国経済バブルが崩壊する可能性が高まりつつあるのです。
こちらのグラフをご覧ください。
>> http://www.shibor.org/shibor/web/ShiborJPG.jsp
（『上海银行间拆放利率』より引用）
このグラフは「上海銀行間金利」のグラフです。
滅多にお目にかかることはないグラフかもしれません。
でも、ここに重要な材料があるのです。
見慣れないグラフと、中国語ですので
ちょっと見にくいかもしれませんが、、、
グラフをよ～く見ると、
20日に一時30％まで急騰したことが確認できます。
そして、21日時点では、少し落ち着きを取り戻して
8％台まで低下しました。
しかし、ここ数日、中国の金利が大きく動いているのです。
それは、このページのグラフを見ると、
グラフの形状から一目瞭然でしょう。
では、なぜ中国の金利が動いているのでしょうか？
その要因を調べるうちに
コチラの記事にたどり着きました。
>> http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95K02H20130621
（『 中国短期金利の急上昇、信用の急速な伸び抑制に向けた人民銀の決意示す| Reuters』より引用）
この記事によれば、
シャドーバンキングと呼ばれているノンバンクからの借入が
返せない人が急増しているようなのです。
そして、そのことが影響して、
負債の大きい中小銀行やノンバンクのデフォルトリスクが
高まっているようなのです。
繰り返しになりますが、
このことは、日本ではほとんど報じられていません。
よって、日本の株価に織り込まれていないように思われます。
仮に、今後も中国の金利が急騰するようであれば、
記憶に新しい「ギリシャショック」と同様に
「中国ショック」が起きることも十分に考えられるのです。
しかも。。。
その結果、株価が暴落する可能性も、少なからずあるのです。
でも、、、
「暴落」と聞くと、怖いと連想する人が多いかもしれません。
もしそうであれば、先月下旬の暴落を思い出してみて下さい。
暴落でも、必ずその危機を「チャンス」に変えて
大きな利益を上げる人たちがいます。
実際、その代表的な人として、
私たちシステムトレーダーがいました。
もし、私の話が現実になった場合は、
ぜひ、システムトレーダーであるあなたはチャンスを掴みましょう。
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西村 剛
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