字幕派?吹き替え派?



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From;秋山大介
宇都宮の自宅より、、、

あなたは、字幕派?

それとも吹き替え派?

どちらでしょうか。

ちなみに、私は珍しいと言われますが、、、
「吹き替え派」です。

そうそう、言っていませんでした。
これは、映画の話です。

どう~も、私、
そもそも映画館でじっとして映画を見ること自体がだめで、
ましてや、字幕を読むことが面倒でダメなのです。

こんなことを言ったら映画ファンに怒られそうですが、
だからこそ、よしっ、映画に行こう!とはならないのですよね。

ちなみに、この字幕の話ですが、
もちろん、テレビでもダメです。

テレビでも字幕は面倒で仕方がないです。

ですので、話題になりながら、
私が見るのをあきらめた番組がコレです。

ハーバード白熱教室。
http://www.fairtrade.co.jp/r/NVUJL

本屋に行けば、平積みされたり、
facebookでは、この話をしている人も多かったのですが、
どうも、私はなじめませんでした。

あなたは、いかがですか?

もし、なじめる方やオススメして下さる方がいれば、
私の心を動かす一言を下さい(笑)

さてさて、

この番組の題材でもある、ハーバード大学ですが、
ココでは、「ハーバードビジネススクール」というものが有名です。

そして、そのハーバードビジネススクールの代名詞と言えば、

「ケーススタディ」

です。

これは、過去の企業の大きな出来事を題材に上げ、
もし自分が経営者だったら、どのような意思決定をしていくか、
ひたすら議論する手法です。

日本だど、このハーバードビジネススクールと提携している
慶應義塾大学のビジネススクールで、同じことができます。

さて、この話ですが、
私は決して、これらの大学の話をしたいというわけではありません。

したいのは・・・

実は、あなたもこれらの大学の売りである

「ケーススタディ」

をトレードの世界で、もうすでに実践しているということなのです。

今は、ビジネススクールというものが
全国各地に増え、この「ケーススタディ」の手法が増えましたが、
8年くらい前は、ほとんどなじみがない手法でした。

そう考えると、

きっと、あなたがトレードの世界でしている
「ケーススタディ」も、この世界では、まだなじみがないものと言えるでしょう。

では、あなたがしている
トレード界のケーススタディとは、一体何か?

それは、

「検証(バックテスト)」

です。

これこそ、まぎれもないケーススタディなのです。

検証とは、あなたもご存じの通り、
過去の株価データを使って、統計的に優位な売買ルールを見つけ出すことです。

あれ?

これ似ていませんか?

ハーバード大や慶応大でやっているケーススタディを
思い出してみて下さい。

過去に企業で起きたことを題材に上げ、
そのとき、どのような行動を経営者が取れば、

「失敗を回避」できたり、「より成功」の状態に持っていけるかを議論します。

検証も、過去の株価データを取り上げ、
例えば、リーマン・ショック等、ああいったときに

「損失を回避」したり、そこをチャンスに変える方法を考えます。

あれ?

同じことを言っていますよね。

そうなのです。

私たちシステムトレーダーがしていることは、
学問の世界で言えば、思った以上に高等技術を使っているのです。

念のため、世間の反論も言っておきますが、
このケーススタディは、ここ最近「反勢力」も出てきています。

その理由は、「過去に起きたことが、また起きるとは限らない」という原点があるからです。

未来には、未来の事情があるから、
過去の出来事で、こうすれば、ああすればと言っても仕方がないと言うのです。

もちろん、そういった意味では、
システムトレードも同じことが言えます。

つい先日、システムトレードの発想を「詐欺師」とまで書いている情報を見ました。
さすがに、これには「おいおい、言いすぎだろ・・・」と思いましたが、
やはり、原点はケーススタディの反勢力と同じなのです。

ちなみに、これはその人それぞれが
何に重きを置くかで、決まりますのでどちらが良い悪いはありません。

もし、この話を聞いて、

「過去に起きたことが、また起きるとは限らない」

ということに、ハッとして「もしかしたら、そうかもしれない」と思ったのであれば、
今すぐシステムトレードを止めた方が良いでしょう。

そう思うのであえば、正直システムトレードは向きません。

それであれば、違う発想の原点からくるものに乗り換えた方が良いでしょう。

話を戻しますが、

とにかく、私たちは学問の世界も高等技術と言われることを
日々やっています。

でも、これがなぜ高等技術なのか分かりませんよね?

その理由は、こうなのです。

「修羅場の疑似体験ができる」

おそらく、日々熱心にシステムトレードを勉強しているあなたであれば
お気づきだと思いますが、システムトレードとは道具であり、
最後は、使う人のマインドに左右されてしまいます。

西村からもよく話がありますが、
同じシグナルがでも、買う人、買わない人が出てきます。

きっと、基本に忠実な人は、買いますし、
変に裁量を入れてしまう人は買えないでしょう。

だから、結局最後は、その人のマインドにかかっているのです。

では、このマインドをどうすれば訓練したり
良い方向に持っていったりできるのか?

それは。。。

「修羅場体験」なのです。

よく「一皮むける」という言葉がありますが、
あれは、修羅場体験を乗り切ったあとに、そうなることが多いですよね。

通常の体験では、思った以上に成長ができないのです。

しかし、極限状態とまでは言いませんが、
それに近い修羅場を経験すると、マインドがずいぶんと大きくなるのです。

でも、、、

ビジネスの世界も、トレードの世界も、
わざわざ修羅場を作るわけにはいきません。

それをしてしまっては、あえて損失を作りにいくようなものです。

では、どうするか?

そう、それが修羅場の「疑似体験」なのです。

じゃ~、その疑似体験はどこでできるか?

それは、「検証」なのです。

検証結果の資産曲線を見ると、あなたの資産がどのように上げ下げするか確認できます。

これは、あなたも通常確認することでしょう。

では、ここから特定の期間のみ選択して
検証してみて下さい。

例えば、あなたが過去に惨敗した年や、
リーマン・ショックなどのように、危機を感じた期間だけで
検証してみて下さい。

そうすると、過去20年分でみた資産曲線よりも
凸凹した曲線が見えることでしょう。

もし、その凸凹が確認できたら、
チャンスです。

ここが「修羅場」なのです。

きっと、その期間があなたの危機を感じた期間であれば、
状況を思い出せるでしょう。

辛いかもしれませんが、その状況を思い出して
資産の上下を想像してみて下さい。

冷や汗をかくかもしれませんが・・・

もし、それでも耐えられれば、その売買ルールは使うことができるでしょうし、
耐えられなければ、それは使えないという判断になるかもしれません。

もしくは、ここで耐えられるように改良を重ねる方法もあるでしょう。

おそらく、トレードの世界で、
このように限りなく現実に近い状況で、ケーススタディをできるものはないでしょう。

そして、この行為自体が、
修羅場の体験になるので、

乗り切れば、あなたのマインドの成長につながることでしょう。

いかがでしょうか?

実践してみると、非常に良い疑似体験だと分かると思います。

ぜひ、あなたも一度体験してみて下さい。

そして、その有効性を感じたら、
継続してみて下さいね。

そうそう、今回話した内容ですが、
これは「フォワードテスト」の一種です。

教科書通りの話ではないので、ピンとこないかもしれませんが、
実は、こっちのうほうが有効なのですよね。

フォワードテストについては、
どこかでまたお話ししましょう。

 

 

 

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急いだ方がよいかもしれません。

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秋山大介

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夢幻

平均年利100%以上を叩き出し、今なお資産を増加し続ける現役の専業システムトレーダー。 会社員時代は投資教育会社の統括マネージャーとして、成果を挙げた個人投資家やプロトレーダー、ファンドマネージャーなどに数多く会い、様々な実践トレードの手法を学ぶ。 斉藤正章氏や西村とも古くから交流があり、「システムトレードの達人」を開発当初から愛用している。 退職後は、当時の資金500万円のうち100万円を設備投資に使い、資金400万円で専業トレーダーに転身。 トレードの利益から生活費を捻出するため、当初は、資産がなかなか増えていかない状況が続くも、「システムトレードの達人」を使い独自の投資手法を構築することで、本格的にトレードを開始した2013年以降は年利回りが50%下回ることがないという安定した実績を残している。