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From;西村剛
八丁堀の事務所より、、、
2014年より導入された
NISA(少額投資非課税投資制度)。
ご存じの通り、NISAは、
年100万円まで投資して得た売却益や配当金に
5年間税金がかからない制度なのです。
ただ・・・
このNISAですが、
短期売買を繰り返すシステムトレーダーにとっては
あまり良い活用方法がありませんでした。
だから、私にとって、
それほど注目の制度ではありませんでした。
ですが、、、
来年度には、政府がNISA口座について
非課税枠を現状の年100万円から年200万円に拡大することを
検討するとの報道もあります。
枠が広がれば、
システムトレーダーにも活用する方法があるのではないかと、
私なりに、その活用方法を模索してみました。
すると、1つのアイデアが出てきました。
今日は、そのアイデアについて
お伝えしましょう。
システムトレーダーがNISA口座を活用する方法ですが、
それは、、、
「株式市場が下落すると価格が上昇するETFを使ってヘッジをかける」
ことです。
例えば、、、
TOPIXベア上場投信(1569)は、
TOPIXが1%下落すると、株価が1%上昇する仕組みになっています。
ということは、
このETFを仮に100万円購入した場合、
TOPIXが1年間で10%上昇すると、
10万円含み損を抱えます。
そして、TOPIXが1年間で10%下がると、
10万円の含み益を抱えられます。
おそらく、TOPIXが1年間で10%上昇する局面では、
システムトレードを実践するあなたは、
それなりの利益を手に入れていることでしょう。
ですので、仮にこのETFで損失を抱えても、
これまでの利益と相殺して税金対策にする方法があります。
もしくは、翌年に持ち越しても構いません。
また、TOPIXが1年間で10%下落する局面では、
おそらくシステムトレード実践しているあなたでも、
大きな利益を上げられているかは分からないでしょう。
もし、そうであれば、
そのときに、このETFを保有していれば
10万円程度の利益に繋がります。
こうなれば、利益の補てんになりますね。
いかがでしょうか。
これまでシステムトレーダーにとって、
あまりメリットの考えられなかったNISA口座ですが、
制度が変われば、ようやく上手く活用できそうです。
「株式市場が下落すると価格が上昇するETFを使ってヘッジをかける」
ことで、システムトレード全体の成績を安定させることが出来るでしょう。
特に、下落相場で特に成績を安定させることができそうです。
つまり、総合して言えば、
このNISA口座は、私たちシステムトレーダーは、
「ヘッジ目的」
に活用するのが良さそうなのでしょう。
特に、運用資金が大きいシステムトレーダーのあなたにとっては、
これが有効に活用できるでしょう。
枠が広がれば、色々と活用することができると思います。
これはあくまでも私が思いついた一つです。
ぜひ、あなたも私のアイデアを一つにきっかけに
あなたのアイデアを広げてみてくださいね。
そうそう、、、
NISA口座ですが、あまり公には言っていませんが、
私は「宝くじ銘柄を当てる口座!」と、夢追い人のようなこと
少し前に言っていました。
もちろん、この場合はシステムトレードと
切り離しての話ですが・・・
それくらい、なかなか活用方法がなかったということですね。
ですから、もし制度が変われば、
この「ヘッジ目的」に活用しない手はないかもしれませんね。
■追伸
本気で一流システムトレーダーに
なりたいあなたは、まずこれを読むのが良いかも。
というより、、、あなたは、もう読んでいますよね?
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西村 剛
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