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From；平山修司
八丁堀の事務所より、、、
○「7779 サイバーダイン」
○「2121 ミクシィ」
株価が急騰して、彗星のごとく現れた銘柄があると、
「今しか買うチャンスはない！」と思ってしまう気持ち
これは、個人投資家のあなたであれば
全くないと言えばウソになってしまうでしょう。
というより、
私も、その気持ち非常に分かります。
だって、こんな苦い経験をしていますからね・・・
実際、私も携帯電話で株価をチェックして、
株価が急騰している銘柄を見つけたときは、
「何だ、この銘柄は～～～～！
チャンスだ～～～～～～！」
まさに、こんな気分になり、、、
仕事中でもなりふり構わずトイレに駆け込んで、
その銘柄を急いで発注していたことを思い出します。
う～ん、いい思い出です。
しかし。。。
仕事を抜け出して、トイレに駆け込んでまで
発注した銘柄はというと・・・
どんな行く末を辿るのかと思いきや、
「お昼休みの食事中に株価を見ると含み損」
「帰宅時の電車の中でその銘柄のチャートを確認すると、
自分の買ったタイミングがチャートの頂点」
と泣いても悔やまれない状況になるばかりでした。
たいていは、買い付けた後に株価が
急落している、、、そんな状況に陥っていたのです。
だから、私は、
お昼休みの食事中に株価を見ると含み損」になっていたときは、
「含み損であることを認めたくない！」
「含み損を忘れたい」
と思い、
美味しい食事を楽しんで気を紛らわしたり、
会社の同僚とプライベートの話しで盛り上がって、
含み損を忘れるようにしたこともあります。
また、「帰宅時の電車の中でその銘柄のチャートを確認すると、
自分の買ったタイミングがチャートの頂点」だったときなどは、
「くやしくて、仕方がない」ものの、
現実を受け入れることができませんでした。
だから、、、
株価チャートを確認していた携帯電話をすぐ閉じ、
電車の中で席に座って寝ることで現実から逃げてみたりもしました。
しかも、ふざけた話に聞こえるかもしれませんが、
このような状況があまりに続いたとき私は、
「私の背中に相場の死神がついていて、
私が買い付けたことを確認してから、
その死神が私にイジワルをして
株価を急落させているのではないか」
と思ったこともあるくらいです（笑）
これウソのように聞こえるかもしれませんが、
本当に、私はこんなことを思っていました。
それくらい追い込まれていたのですね。
だから・・・
私が買った直後に、タイミング良く下がることが
「本当に不思議で仕方がない」状況でした。
ついには、、、
トイレの個室の中で、発注前に後ろを見て、
相場の死神がいないことを確認してから
発注した経験もあります(笑)
個人投資家であり、特にファンダメンタルズ分析をしているあなたは、
過去にこのような経験をしたことはないでしょうか？
まさに、買った直後に
タイミング良く下落するという経験をです。
ただ、私もこのまま負け続けるわけにはいきません。
そこで、この経験をよ～く考えることにしたのです。
考えはしたのですが、それなりに繰り返してしまいましたが、
繰り返すことによって、私の中で「あるルール」ができました。
そのルールとは、、、
「資金が余っているときに株価が急騰して、
もっと上昇しそうだと思った銘柄があっても、トレードしない」
ということでした。
これ、システムトレーダーの方には、あまり関係ないように見えますが、
実は、今のタイミングではあなたも、私のようのなことをやってしまう恐れがあります。
なぜか？
最近、じわりじわりと株価が上昇しています。
だから、システムトレーダーの方からは、
「システムトレードで運用している売買ルールの指値が約定しない」
という電話やメールの相談をいただきます。
確かに指値を深くした売買ルールですと、
指値が浅い売買ルールよりも勝率が高くなります。
しかし、その反面、現在のような上昇相場では、
なかなか約定しないといった状況が発生します。
だから、約定しないことが続くと、投資資金が現金で余り、
ある意味余剰資金になっているその資金で、
投資をしたいという気持ちが出てきてしまうのです。
それで、そんなときに、
○「7779 サイバーダイン」
○「2121 ミクシィ」
株価が急騰して、彗星のごとく現れた銘柄が出てきてみてください。
これは、自制心がないと思わず飛びついてしまいますよね。
でも、結果は過去の私のようになる確率が非常に高いです。
だからこそ、そんなシステムトレーダーのあなたにも、
この話はよく聞いていただきたいのです。
シンプルですが、このルール
「資金が余っているときに株価が急騰して、
もっと上昇しそうだと思った銘柄があっても、トレードしない」
を守ると、当然のことながら不用意な損失を防ぐことができます。
そして、同時に、私はは株価が動いていないものの、
これから動き出す可能性がありそうな業種の銘柄群を
事前に調べておくようにしました。
事前にこれから動き出しそうな銘柄群を調べておくことで、
投資資金を現金で持っていても、
「今、持っている現金はこれからいつでも
銘柄を買い付けできるようにするための資金だ。」
と考えることができ、現金で寝かせていても、気にならなくなりました。
だから、過去の苦い経験をすることがなくなったのです。
なお、これから動き出す可能性がありそうな業種の見つけ方ですが、
「現在、投資家が注目していない業種」かつ「割高ではない業種」に注目すると良いでしょう。
「現在、投資家が注目していない業種」というのは、
株価がここ数か月以上、ボックスレンジで推移している業種があてはまるでしょう。
例えば、、、
最近で言うと、ＦＸ関連銘柄に注目していました。
なぜ、ＦＸ関連銘柄に注目していたかと言うと、
これまで為替が100円から105円のボックスレンジで推移し
FX関連の銘柄は投資家から見向きもされず、
株価は横ばいになっている銘柄が多かったからです。
具体的には以下のような「8711 FXプライムbyGMO」が
ボックスレンジで推移していた銘柄に該当します。
↓
【「8711 FXプライムbyGMO」の株価チャート】
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=8711.T&ct=z&t=6m&q=c&l=off&z=m&p=m65,m130,s&a=v
（『(株)ＦＸプライムｂｙＧＭＯ【8711】：株式/株価 – Yahoo!ファイナンス』より引用）
現在は投資家から見向きもされていません。
ですが、景気の循環で再び注目を浴びる可能性がある業種を見つければ
これから大きく株価が動き出す銘柄を見つけ出すことができるでしょう。
また、「割高ではない業種」ですが、
おおむねPERが30倍以下となっている業種、
できれば15倍以下でしたら割安感が感じられ良いでしょう。
「割高ではない業種」は、投資家の資金が集まれば、
株価上昇の余地があると言えます。
だから、その「8711 FXプライムbyGMO」のような銘柄が
同時に、「割高ではない業種」なのかについて調べておくと良いでしょう。
そうすると、
将来、損する確率の高い、急騰銘柄をつかむよりも、
もっと確実性の高い利益の上がる銘柄をつかむことができるでしょう。
また、システムトレードのあなたであれば、
これを調べているうちに、相場の状況が変わり、
いつの間にか、約定する機会が増えたりするかもしれません。
そうすれば、資金のムダうちをすることもなくなりますよね。
トレードで成功する要素の一つに
「ムダな損失を抑える」
という部分があります。
ぜひ、あなたも目の前の誘惑に負けず、
確実性の高い手段を選んで、利益を着実に積み上げていきましょう！
■追伸
本気で一流システムトレーダーに
なりたいあなたは、まずこれを読むのが良いかも。
というより、、、あなたは、もう読んでいますよね？
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