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From;平山修司
八丁堀の事務所より、、、
あれは10/14(火)の夜のことでした、、、
私は、頭の奥にあった
こんな言葉を思い出しました・・・
「強いチームと対戦しても、前半から大差がつくことはない。
しかし、、、体力が続かなくなる後半から大差がつきはじめる。」
スポーツが好きなあなたであれば、
もう、お気づきかもしれませんが、
その日は、サッカー日本代表とブラジル代表の試合が行われたときでした。
前半は0対1で折り返していました。
だから、ハーフタイムのときは、
後半の展開次第で引き分けか、
うまくいけば勝ち越すこともできるのでは。。。
と、私は淡い期待を胸に後半戦を見ていました。
しかし、、、
結果は、0対4
ブラジルのエース、ネイマールに3点追加され
スコア上では、惨敗と言っても良い数字で試合が終わりました。
やはり、サッカー大国と言われるブラジルだけに、
とても強かったですね。
試合中のボールの持ち方やパスの精度、
ボールを持っていない選手の動き方の違いなどが感じられ、
日本代表がブラジルに勝つことはまだまだ難しいなぁと感じました。
さて、ずいぶんとサッカーについてお話ししましたが、
実は私・・・
中学生のときサッカー部に所属していました。
だから、それなりにサッカーは詳しいです(笑)
そんなこともあり、日本代表の試合を見ていて
思い出したのが・・・
「強いチームと対戦しても、前半から大差がつくことはない。
しかし、、、体力が続かなくなる後半から大差がつきはじめる。」
という言葉だったのです。
これは、コーチから、よく言われていた言葉でした。
実際、私たちのチームも、強いチームと試合をすると、
今回の日本代表のように、前半は0対1で負けていたものの、
後半に多く点を取られて、0対3や0対4で負けるといったことがありました。
今回の日本代表が体力が続かなくて、
負けたと思っているわけではありませんが、
「あ~、あの言葉の通りだ・・・」と、この言葉を思い出したのです。
さて、この言葉ですが、
サッカーの話だけに聞こえるかもしれませんが、
ふと、私はこんなことを思いました。
「これは、株式投資にも同じことではないか・・・」と。
株式市場が大きく上昇している場面は、
サッカーでいう体力が有り余っている
「前半」に例えることができます。
株式市場が上昇していると、信用取引を使い、
無茶なレバレッジを掛け過ぎても、値上がることが多いです。
だから、追証が発生するような失敗をすることはないでしょう。
どのような投資家であっても、
ボロボロになって負けることはない場面です。
反対に、、、
現在のように株式市場が大きく下落している場面は、
サッカーでいう体力があまり余っていいない
「後半」に例えることができます。
多くの銘柄が下落する中で、信用取引でレバレッジをかけていると、
信用取引で買い付けた銘柄が下落し、信用維持率が低下します。
すると、追証が発生する可能性があります。
そして、追証が発生すると、
損失が大きくなった銘柄を
損切りしなければならない状況になり、
大損をしてしまうものです。
ときには・・・
この大損が投資家として
再起不能な状況になってしまうこともあります。
しかし。。。
優秀な投資家は、大きな下落局面でも
再起不能になるほどの大きな損失を出すことはありません。
つまり、現在のように株式市場が下落している局面こそが、
投資家のリスク管理能力を試されているときであると言えるでしょう。
また、中学生時代のコーチが良く言っていたのは、
「試合中に体力や技術を強化することはできないから、
試合前の日々の練習や体力強化こそが試合に勝つ秘訣だ。」
ということです。
この言葉も株式投資にも
いかすことができる言葉ではないかと思います。
サッカーの試合中に体力を増やすことができないことと同様に、
株式市場が下落している局面で、信用取引を使ってレバレッジを掛けてしまっていると、
その状況に対応しようとしてもすでに含み損が拡大しているため、
大きな金額で損切りするしかできません。
株式投資もサッカーと同様に事前に準備しておくことが大切で、
株価が下落する前に、信用取引のレバレッジを
コントロールしておくことが大切なのです。
株価の下落局面は、いつやってくるか分かりません。
いつ下落局面がやって来ても良いように、、
信用維持率のコントロールしていることが重要なのです。
ファンダメンタルズ投資家なら、
できれば日常は信用取引は使用せずに、
現物取引のみで投資していた方が
下落している局面に柔軟に対応できます。
足元で日経平均株価は、
9月25日につけた1万6,374円から約1割も下落しています。
現在の下落局面でもしっかりと対応できるように、
仮に今後、上昇局面が訪れたとしても、
いつ下落局面が来ても良いように信用取引を使わず(または信用維持率をコントロールして)、
投資するようにしましょう。
もし、信用取引を行うとしても、
保有している現金の1.2倍~1.5倍くらいまでと
低めに設定するようにすると良いでしょう。
株価の上昇局面では信用取引を使って、
大きな利益を手に入れようとしてしまいますが、
今回のような下落局面が突然やってくることをしっかりと脳裏に焼き付け、
株価が下落がやってきても良いようにして準備しておきましょうね。
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