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From;平山修司
八丁堀の事務所より、、、
まず、これを見てください。
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○16日(木) 1万4,738円38銭(前日比-335円14銭)
○17日(金) 1万4,532円51銭(前日比-205円87銭)
○20日(月) 1万5,111円23銭(前日比+578円72銭)
○21日(火) 1万4,804円28銭(前日比-306円95銭)
○22日(水) 1万5,195円77銭(前日比+391円49銭)
○23日(木) 1万5,138円96銭(前日比 -56円81銭)
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これ、何の銘柄の動きだと思いますか?
カンの良い個人投資家であるあなたであれば、
すぐに分かってしまうかもしれませんよね。。。
そうですね、
先週から今週にかけての日経平均株価です。
こうやって見ると、
この一週間は、ものすごい動きをしていますよね。
極端に言えば、
暴落・・・
暴騰。。。
暴落・・・
暴騰。。。
というものすごい動きです。
ですから、この期間は個別銘柄は、
まさに暴落と暴騰を交互に繰り返していたことでしょう。
もし、株価が暴騰している10/20(月)に
仕事が休みで自宅にいたら・・・
個別銘柄の株価を見て
「今しか買うチャンスがない!」と思ったかもしれませんよね。
また・・・
刻一刻として変化する株式市場の板状況をパソコンの前で見つめ、
焦って「1,000円で100株買い!」と発注した方もいるかもしれません。
しかし、そのようなことをしていたら、10/21(火)には再び暴落して、
含み損を抱え、悔しい思いをしたことでしょう。
日々熱心に勉強している優秀な個人投資家である
あなたであれば、決してそんなことはないでしょう。
しかし、、、
私のこれまでの経験上、
きっと、こんな悔しい思いをしている個人投資家は多いはずです。
でも・・・
これは、一体なぜ起きるのでしょうか?
もし、裁量トレーダーであれば、
その裁量の入れ方に問題があるでしょう。
もしくは、その人のメンタルでしょうか。
ただ、いずれにせよ、
どこかに問題はあります。
ですが・・・
案外、この問題は「あ~、また失敗してしまった!」という
一時的な悔しい感情を抱くだけで、見過ごされてしまうものです。
実は、これが一番の問題なのですが、
せっかくの機会ないので、この問題を解決する方法を
あなたにお伝えしましょう。
そもそも、問題なのは
実は・・・
「今しか買うチャンスがない!」
と思ってしまうことなのです。
なぜか、「焦って買ってしまう」
これが、問題の原因なのです。
ここで良い例がありますので、
私の趣味である旅行の話を聞いてください。
私は旅行が好きで、
一人旅でヨーロッパの国々(約10ヶ国)を1ヵ月間訪問したり、
社会人になってからはアメリカやインド、
ブラジルなども旅行したことがあります。
これまで約30ヶ国くらい海外旅行をしたことがあるのが、
私のちょっとした自慢です。
そして、さすがに30ヶ国くらい旅行をしていると、
色々と旅行のノウハウが自然とたまります。
その中に、一つ今回の話す
「株」に関するものがあるのです。
これ、本当に株につながる重要な話なので、
しっかりと聞いてくださいね。
さて、そのノウハウですが、それは
「お土産を安く買う」ことです。
日本では、値下げ交渉というのは
あまり一般的ではありませんが・・・
海外でお土産を買おうとすると、、
店頭で商品に値札が付いていないことや、
店員から「いくらなら買う?」などということが日常茶飯事です。
だから、ある意味
値段があってないようなものなんですよね。
あれっ?これ株も一緒ですよね。
あれも、値段があってないようなものです。
続きを聞いてください、、、
私も海外旅行初心者の頃は、
一番初めに提示された価格よりも
安く買うことができて喜んでいました。
しかし、翌日、他のお店で同じような商品が
更に安く売っていたということも多く経験しました。
おやっ?これも株と一緒ですね。
次の日のほうが底値で買えたとか・・・
そんな話に通じます。
続きを聞いてください、、、
このような経験もあり、
私は海外でお土産などを買うときは
次の3つのことに注意しています。
○1.初めに欲しい商品を売っているお店で
店頭売価(値切る前の通常価格)を聞きだし、把握する。
○2.欲しい商品(または似た商品)の店頭売価を
他のお店でも確認し、最大でどの位まで値下げしてくれるか交渉し、把握する。
○3.商品を買いたい本命のお店で、
その前までのお店で下調べした最大の値下げ価格よりも
少し安い価格で売ってもらえないかを交渉する。
この3つに注意して交渉していくと、
最初のお店で、思った以上に安く買えることがあります。
ただ、上手くいかないときもあります。
もし、そのときは、
私は「奥の手」を使います。
さて、その奥の手ですが、それは・・・
「お店を出るフリ」
です。
これは豆知識ですが、これをすると、
決裂した交渉が、上手くいくことがあります(笑)
ということで、
この話をまとめると「とにかく焦らず買う」ということですね。
旅行なので、期間は限られていますが、
何も「買うのは、今しかない!」とは焦らないことが重要なのです。
ただ、株式投資では、
なぜか、多くの個人投資家が「今しか買うチャンスがない!」と焦ってしまいます。
例えば以下のような板状況ですと、
(売株数) 価格 (買株数)
300 1,130
100 1,100
200 1,050
200 1,030
100 1,000
990 100
970 300
950 200
930 100
920 300
一番安い売りが1,000円で100株売りが出ています。
だから、欲しい銘柄の場合、この板状況を見た途端に思わず、
「1,000円で100株買い!」と発注を出したくなってしまいます。
確かに私も投資を始めた頃は、「株を買い付けしたい!」と思ったら、
すぐに買い付けしないと気が済まないタイプでした。
しかし、焦って買い付けした時は大抵、その後株価が下がって、
含み損を抱えてしまうことが多くありました。
でも、旅行でお土産を買うときのように、
焦らず、じっくり下調べをして、価格を見ておけば、
そのようなことは回避できます。
では、株式投資では、
どのような下調べをしておけば、
焦って買って、悔しい思いをしないようになるのでしょうか?
調べておきたいのは、下記の5点です。
================
○1.年初来安値
○2.直近3ヶ月から6ヶ月位の安値
○3.今月の安値
○4.今週の安値
○5.前日の安値
================
これらを下調べしてから、買い付けすると良いでしょう。
この5つを基準に、指値で発注し、
焦ることなく、自分が調べた基準を信じて、
そこまで株価が下がるまで待つのです。
そうすることで、
もう、あなたは悔しい思いをすることはなくなるでしょう。
いかがですか?
きっと、あなたも上の5つを調べると分かると思いますが、
案外、自分が思った「今が買いだ!」と思うときは、そうでもないことが多いものです。
ですが、しっかりと調べておけば、
本当の意味で「今が買いだ!」というチャンスが見えてきます。
これは私も個人投資家の方をレクチャーするときに言うのですが、
「株を買うチャンスは、いくらでもある。株は逃げていかない。」
ということなのです。
旅行先では期限がありますが、
株は、株式市場がなくならない限り、チャンスはあります。
だから、しっかりと下調べして、
あとは、焦らず待てばいいのです。
ぜひ、あなたも狙った銘柄の下調べをしてみましょう。
■追伸
本気で一流システムトレーダーに
なりたいあなたは、まずこれを読むのが良いかも。
というより、、、あなたは、もう読んでいますよね?
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紫苑
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