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From;平山修司
八丁堀の事務所より、、、
「日銀の金融緩和で盛り上がっているなかで
このような真正面から冷や水を浴びせるようで、
かつ説得力ある記事を見たことがありません。」
「私も、平山さんのように大きな損失を出した経験がありますよ・・・」
「確かに上昇相場になると、強気になってレバレッジを掛けてしまいがちだけど、
信用取引で追証になり、借金を抱えて退場する投資家も多くいるから、
今のうちに強くメッセージを伝えた方が良いですよね。」
本当に、恐縮する限りです。
先週11月8日に配信した記事
「今の相場は、レバレッジの掛けどき?」について
多くの反響をいただきました。
いや~、改めて思いました。
株式投資というのは、
○傷口に塩を塗り続ける・・・
○傷口を乾かないようにする・・・
○傷口が治しつつも傷跡は残さないといけない・・・
そうしないと、利益を上げることはできないだと。
いただいたメールの内容を見る限り、
本当にそう思いました。
私のような経験をしている方は、
同じくそう思ったのではないでしょうか。
「あ~、あの傷口をすっかり忘れてしまった・・・。いけない!」と。
もちろん、完治するのは良いのですが、
完治してしまうと、、、
「人間とは、過去の痛みを忘れやすいもの」
だから、生傷を残すくらいのほう良いのかもしれません。
そのほうが、同じ失敗を繰り返さないですみますからね。
やはり3年以上、株式投資の経験があるような
中上級者の個人投資家の皆さんは、
東日本大震災での株価下落や
リーマンショック、ライブドアショックを経験していることで、
私と同じ意見を持っているようでした。
3年以上、株式投資の経験がある方でしたら、
覚えていると思いますが、
東日本大震災のときに味わった
「恐怖感」は忘れられないことでしょう。
3月11日(金)の東日本大震災では、
週末(12日から13日)のニュースで
大手石油会社の千葉にある製油所の大規模火災の状況や
東京電力・福島原子力発電所の状況が徐々に解明され、
投資家の不安も募ったことで、
3月14日(月)の9時前には売りが多く出て、
ストップ安をつけそうな銘柄も多数ありました。
日経平均株価も3月11日に1万300円をつけていましたが、
3月15日には8,227円までに「一気に約20%」も暴落したのです。
「20%」ですよ!
20%・・・
この「恐怖感」はその場面を味わった投資家でないと、
なかなか想像できないかもしれません。
この20%がどれくらい大きいかといえば、
今年10月上旬に株価が大きく暴落したと言われても
それは「11%」に過ぎないですからね。
※9月25日:1万6300円→10月17日:1万4500円
つまり、東日本大震災のときの
約半分に過ぎないのです。
感覚ではなく、
しっかりと数字で抑えると、
ある意味、面白い事実かもしれません。
だから、この10月上旬の下げは
確かに大きく下落していますが、
「過去にもあったような下落」に過ぎないのです。
私の感覚としては「暴落」というよりは
「ジワジワと少し大きめに下落した」という感じです。
しかも、このような下落は良くあることで、
数年に一度、訪れるものです。
だから、ある意味、
これで驚いていては、個人投資家はやってらないといってもいいかもしれません。
でも、、、
その倍の下げ幅である東日本大震災のときの
暴落は、もう何ともいえませんよね。
こればかりは、驚くしかありませんでした。
いや、むしろ「恐怖感」一色ですね。
○東日本大震災
○リーマンショック
○ライブドアショック
と、何度も恐怖を味わうと、
本当に、無理な投資はできなくなるものです。
でも・・・
そんな恐怖、なかなか来ないこともあり、
どうしても人間忘れてしまいがちです。
だから、私は先週あのような記事を書き、
あなたに、無理な投資をしないようお伝えしました。
反響を見る限り、
あなたにも、ずいぶん伝わったのではないかと思います。
しかも、、、
その記事で、はっきりとあのときの感覚を
思い出したのではないでしょうか。
絶対に、あの感覚は忘れてはいけません。
自分への戒めとして、
しっかりと刻んでおきましょう。
ちなみに、、、
せっかく刻むなら、感覚だけでなく、
システムトレーダーのように、
数字で刻んでおくと良いでしょう。
直近で言えば、
「10月上旬で含み損を抱えていた金額」
を「2倍」にしてみると良いと思います。
そうすると、
あのときの恐怖感がしっかりと確認できると思います。
そうすれば、
あなたは絶対的に
「上昇局面でレバレッジを掛けて、大きな利益を得よう」とは考えず、
「大きな下落局面でも耐えられるようにしよう」という発想になりますよね。
今、「日銀の追加金融緩和」や
「GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も日本株への投資割合を引き上げる方針」との報道を受け、
投資スタンスを一気に強気にしがちです。
あの恐怖感が記憶の片隅にあるにも関わらず、
一瞬の気の緩みで、私たちは慎重な姿勢を強気に変えてしまいます。
でも、あなたはその強気が
自分の破滅を生むことをしっかりと分かっているはずです。
それであれば、
絶対にその道を選んではいけませんよね。
ぜひ、感覚だけでなく、数字でも刻み、
いくら相場が良くても、
「どのような時でも強気になり過ぎないこと」と
「信用取引でレバレッジを掛け過ぎないこと」を忘れないようにしましょう。
それが、、、
あなたを長期間、株式市場で生き残り、
投資家として今以上に利益を得る
本当の秘訣だと思います。
自分の傷口に塩を塗り続けられる人、
それが、着実に利益を上げ、成功する投資家なのかもしれません。
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