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気がつけば・・・
あと、1ヶ月程度で、もうすぐ1年を迎えようとしています。
早いな~。そんなに振り続けたのか~。
通うこと、毎週水曜日の夜。
大雪の日以外は、
ずっと通い続けています。
えっ、何にですか?
すみません!
言い忘れましたね(汗)
通っているのはゴルフスクールです。
きっと、読者の皆さん中でも
ゴルフが趣味という方は多いのではないでしょうか。
私も去年から、その仲間入りをしたのです。
あれは先週の水曜日のレッスンでした。
小雨が降り、連日の暑さがおさまった
比較的涼しいときでした。
ですが、昼間に大雨が降ったせいか、
練習場に来ている人は、いつもより少ないです。
レッスンは、2階で行われるのですが、
いつも、その練習場は、1階も2階もゴルファーでいっぱいです。
しかし、そのときばかりは、
天候が災いしたのか、ほとんど人がいませんでした。
しかも。。。
え~~~っ、と思ったのですが、
レッスンの受講者も、たった2人。。。
しかも、もう一人の人は、遅れてきましたので、
完全に、先生とマンツーマンレッスンでした。
ちなみに。。。
完全に脇道にそれますが、
プロのドライバーの飛び方って、ハンパじゃないですね!
若者言葉を使って、申し訳ないですが、
本当に、そんな言葉しか出ません。
それくらい驚きました。
そのとき、はじめて8割ぐらいの力で先生が打つのを見たのですが、
衝撃的でした。
まさに、「上がりっぱなし、伸びっぱなし」です・・・(汗)
しかも、使っていたドライバーは、
私のもの。。。
ま~、同じ道具を使っても、
人で、ここまで変わるのかってことを痛感しました。
ということで、いつもの流れであれば、私の担当分野からすれば、
「同じ道具でも、使う人の気持ちで変わるのです」
な~んてことを話しますが、今回は違います。
話を本題に戻すと、
私は、5番アイアンが苦手です。
なぜか、ダメなのです。
どんどん、ゴルフの話に入り込んで申し訳ないのですが、
ミドルアイアンなので、これが苦手は致命的です(汗)
だから、私は今、特訓中なのです。
でも、フォームを変えるために、
何だか、色々やり過ぎて、頭の中がいっぱいで、
更に、苦手が加速してしまいました。
だから、特訓しても、どうもうまくいかないのです。
そんな状況を、レッスンの先生は知ってか、知らずか。。。
先生は、私の目の前に来て、
「秋山さ~ん、忘れちゃったの???
ダメだな~。ボールを打つのは、どこの位置?」
とダメだしをしてきました。
私は。。。
「えっ、、、
どこでしたっけ???
う~ん、身体の左?でしたよね・・・(汗)(汗)(汗)」
と私は不安な気持ちを全開に答えました。
「正解!左は、左。でも、左の中で、どこっあるでしょ?どこ?」
と、再び質問です。
「えっと~、、、左脇の下あたり?ですか・・・(汗)(汗)(汗)」
と、とてつもなく不安な声でいいました。
「何だ~、分かってるじゃない。じゃ~、いま秋山さんがボールを当てている位置は?」
と先生は、質問を続けました。
「身体の正面です。」
う~ん、間違っていることに、たった今気がつきましたが。。。
もう後戻りはできないので、全力で答えました。
「わかったよね。ダフる原因が。って、ことだよ。」
ということで、ボールを打つ・・・正確に言うと「最下点」というのですが、
それが、ずれていることが分かったので、
そのずれを直すことを意識して、
1球打ってみました。
すると・・・
パチン!
シュ~~~~~~~~~~~~~~~~~!
驚きました。
今までにない、きれいな飛び方をしました。
ボールの捉え方も完璧。
自画自賛の1球でした。
まぐれではないかと思って、もう1球打ちました。
すると、何と言うことでしょう。
再び、
パチン!
シュ~~~~~~~~~~~~~~~~~!
再び驚きました。
まさに、完璧。
そして、先生が一言、
「ねっ、意識が変わっただけで、ほとんど同じ打ち方なのに、こんなに変わっていまうんだよ。
面白いでしょ?ゴルフって?」
いや~~~~、先生が神様のように見えました。
まさに「ゴッド・・・」と、目の前で拝みたい気分でした。
でも、たった一つ。
その
「最下点」というものの誤りを直しただけで、一気に結果が変わったのです。
厳密に言うと、
誤りを直したというよりは、「気持ちを変えた」それが正しい表現かもしれません。
さて、ずいぶんとゴルフ談義が長くなってしまいましたが、
私は、このとき、こんな言葉があったことを思い出しました。
——————————————
【英国国教会大主教の墓に刻まれた言葉】
私が若く、自由で、創造力が豊かだった頃、世界を変える夢をみていた。
歳をとり、知恵がついてくるにしたがって、世界はどうしても変わらないことに気づいた。
そこで、多少視野を狭め、私の国だけは変えようと決意しました。
しかし、国もまた動くようには見えなかった。
物の道理が解るようにつれ、最後の必死の努力をしようと思い、
自分に最も近い家族を変えることにしました。
しかし、嗚呼、家族も思うようになりませんでした。
今、死の床に伏し、突然悟ったのです。
自分自身をまず変えることができていたなら、
範を垂れて家族を変えることができたかもしれない。
家族に勇気づけられ、後押しを受けて、
この国を少しでもよくできていただろう。
そして、ひょっとすると、世界を変えることができたかもしれない。
——————————————
これは、私が約6年前に聞いて、
非常に感銘を受けた言葉です。
もし、私が苦手な5番アイアンを
クラブのせいにしたり、
先生のせいにしたりしていたら、きっと、この前の良いスイングはできなかったでしょう。
それこそ、
クラブを変えたり、先生を変えても、きっと結果は変わらなかったでしょう。
きっかけは、もちろんアドバイスをくれた先生なのですが、
最終的には、自分の間違いに気がつき、「自分を変えることができた」から結果が変わったのでしょう。
それからは、その日のスイングの仕方が
大幅に変わりました。
苦手意識の強かった5番アイアンも、
苦手の2文字が、一気に頭から離れました。
すると、今までとは違うゴルフの世界が見えました。
あの綺麗にあたった感触、音、軌道が残っていますので、
それができる自分を知れば、世界は変わるはずです。
ちょっと、壮大な話になってしまいましたが、
最後に、私からあなたに宿題を出しましょう。
あなたは、この話を聞いて、何か感じることはなかったでしょうか?
これは、きっと、トレードにもつながる話です。
ぜひ、この話をあなたのトレードに置き換えて、
感じたことを紙に書いておきましょう。
もしかすると、思いもよらない
新しい世界や結果が生まれるかもしれませんよ。
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秋山大介
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