先週のIRニュースで・・・



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From;平山修司
八丁堀の事務所より、、、

 

「あれっ」と思うことがありました。

先週のことでした・・・

上場企業のIRニュースを見ていた時に
「あれっ」と思ったのです。

 

それは1/21(金)に

「東京証券取引所における 上場市場変更に関するお知らせ」

といったIRニュースが5件もあったということです。

 

東証マザーズを卒業し
東証2部に変更する銘柄が5銘柄発表されたのです。

このようなニュースを5社も同日に発表することは
あまり目にしたことがありません。

だから、私は「あれっ」と思ってしまったのです。

でも、、、
各社のIRニュースを丹念に見ている人はあまり多くいないので、
私と同じように「あれっ」と感じた方は
ほとんどいないのではないかもしれません。。。

 

そして、この5社のIRニュースの詳細な内容を見たところ、

『上場後10年を経過した東証マザーズ上場会社による
上場市場の選択に基づき、市場2部への市場選択を選択し、
本日、東京証券取引所より平成27年2月1日付けでの
市場変更の決定が公表されました。』

といった一文が掲載されていました。

 

この一文を見て、私は

「東証マザーズに上場して
10年が経過すると上場市場の選択ができるようだ。」

ということに気が付きました。

 

この事実を調べてみると、確かに東京証券取引所のホームページでは
「上場後10年を経過したマザーズ上場会社に適用される制度」
が以下のように記載されていました。

【上場後10年を経過したマザーズ上場会社に適用される制度】
http://www.tse.or.jp/rules/listing/mothers.html

 

この制度は平成23年3月に導入されたようですが、
最近になってからこの制度の利用が活発になっているようです。

そして、今回発表された5社の共通点は何かを調べて見たところ、
5社のいずれもが9月決算企業でした。

私は今回の5社が9月決算企業であることを知り、
以下のような連想が働きました。

 

○9月決算企業が1月23日(金)に2部へ市場変更の発表を行った。

○もしかすると、現在、東証マザーズに10年以上経過している企業があるのでは?

○東証マザーズに上場し、10年以上が経過している企業で12月決算の銘柄があれば、
今回と同じように3ヶ月後に東証マザーズから東証2部へ市場変更する可能性があるのでは?

 

このように思い、12月決算企業で東証マザーズに上場してから
10年経過している企業を探してみました。

すると、以下の企業が東証マザーズに上場してから
10年以上経過した12月決算の企業が見つかりました。

 

/////////////////////////////////////////////////////////////////
○4766 ピーエイ(2000年7月6日)
○4563 アンジェスMG(2002年9月25日)
○8914 エリアリンク(2003年8月8日)
○2369 メディビックグループ(2003年9月18日)
○2788 アップルインターナショナル(2003年12月1日)
○3727 アプリックスIPホールディングス(2003年12月17日)
○3319 ゴルフダイジェスト・オンライン(2004年4月1日)
○3325 ケンコーコム(2004年6月16日)
○2402 アマナ(2004年7月1日)
○8929 青山財産ネットワークス(2004年7月15日)
○3744 サイオステクノロジー(2004年8月5日)
(カッコ内は上場日)
/////////////////////////////////////////////////////////////////

 

これらの企業は東証マザーズに上場してから
10年以上が経過した12月決算企業です。

必ず東証2部に市場変更するわけではありませんが、
今年5月に東証2部へ市場変更する可能性が考えられます。

もし、東証2部に市場変更することになれば、
東証マザーズよりも多くの投資家の目につく東証2部に上場することで、
今までよりも注目度が高まり、短期的に株価が上昇する期待が持てます。

上記の銘柄が3ヶ月後の4月下旬に
「東京証券取引所における 上場市場変更に関するお知らせ」
を発表するかについて今のうちから注目しておきましょう。

 

ただし、企業の中には、

「東証2部に上場している企業だと古い企業に見られがちで、
東証マザーズに上場している企業の方が成長性がある企業に見られやすい」

と考えている企業もあります。

 

もし、企業側が

「東証マザーズの方が成長性がある企業に見られやすい」

と考えているようでしたら、
東証2部には上場せずに、東証マザーズに残る可能性も考えられます。

今回、ご紹介した企業の中でも、
そのように考えている企業があるかもしれませんので、

事前にIRへ「東証2部などに上場したいと考えているか?」と質問すると、

その企業の考えを聞き出すことができるかもしれません。

 

直接、IRに電話で確認することで、
東証2部に上場する可能性について、
より高い確度で見つけることができるでしょう。

ぜひ、こんなときこそ、まず行動し
IRに電話をして、東証2部に上場する銘柄を見つけ出してみると良いでしょう!

 

そうそう、、、

 

「あれっ」と思うことが、先週もう一つありました。

妻と近所のスーパーへ買い物に出かけたところ、
ラーメン好きの私がいつもチェックしているラーメン売り場に
これまで目にしたことがない「博多ラーメン」が置いてありました。

■行列のできる店のラーメン 博多
https://www.nissin.com/jp/products/items/6274

 

ラーメン好きの私は当然、気になり、
妻に「新しいラーメンが置いてあるから買ってもいい?」と聞いてみました。

妻は私のようにラーメンに興味がないので、
「そのラーメンは前から置いてあったんじゃない?」
と言われてしまいましたが、何とか妻の了承を得て、買うことができました(笑)

妻とこのようなやり取りをした甲斐があってか、この博多ラーメンは価格の割には
本格的な博多ラーメンに近いスープと麺でしたので、とても美味しかったです!

今回の博多ラーメンの存在は、どうやら、
日頃、ラーメン売り場を見ている私にしか気がつかないことだったようです。

この私のラーメン話しに限らず、日頃から気にしていることがあると、
他の人では気がつかないことに気がつけることってありますよね。

あれっ?蛇足でしたか・・・(笑)

なまえ

 

 

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紫苑

2006年からシステムトレードを開始。最大DDは50%程度。システムトレードで1億の資産形成を達成し、2019年4月には、「300万円を1億円まで増やしたシステムトレーダーの軌跡」というテーマでセミナーを開催。 ここ数年は、イベントドリブン、OP、サイクル投資も手掛ける。「色々な意味」で後輩たちのリーダーや目標になるべく、日夜、「努力」をしています。
紫苑さんのブログ:紫苑の億トレへのシステムトレード+科学的裁量